フローズン・ブレイク。 | すぷのたわごと。

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ほぼ映画の感想&素朴な疑問(別名ツッコミ)。
目標「観ずに後悔するより観て後悔」。

『フローズン・ブレイク』を観に行ってきました。

チラシはあるのに予告編が見つからない…。

「カリコレ2019」の4本目はこれにした。

ロシア映画。

原題は読めない。

 

年明けを祝うため、カーチャ(イリーナ・アントネンコ)たち5人は雪山の頂上を目指していた。

しかしロープウェーは業務を終了していて、お金を渡して無理やり動かしてもらうことに。

“大事なもの”が入ったカバンを無くしたカーチャの恋人キリルは乗るのをやめ、カーチャ、ビク、デン、ロマだけが乗り込む。

最初は順調に動いていたが、地上までかなり距離がある場所で突然停止してしまう。

助けは来ず、天候は悪化、なんとか自力での脱出を試みるが、4人の関係は悪化していき…。

 

勝手に思っているジンクス「チラシが無いものはイマイチなことが多い」というのがあるんだけど、もうひとつ「予告編が無いものは期待してはいけない」というのもある。

チラシを読んで観ることを決めて、予告編が無いことに気づいたのはチケットを取った後。

でもほら、期待せずに観れば面白いかも。

でもツッコミどころ満載の内容だった。(^^;)

↓ちょっとネタバレ気味?

実はキリルと別れるつもりのカーチャ。

お腹の子のことはキリルに言ってなくて、産むつもりはない。

ビクとデンはラブラブカップル。

ロマはカーチャに気があって、キリルの後釜を狙っている。

キリルは内緒で指輪を用意していたが、ロープウェーに乗るときにカーチャと揉め、一人でホテルに帰る。

翌日、誰とも連絡が取れないのに、一人で空港へ向かうのは変だよ。

4人は助けが来ないので自力で脱出しようとするんだけど、カーチャがロープのことを黙っていたのはなぜ?

ロマはクズっぷりを一身に引き受けたあっぱれな悪役。

自己保身のため、友人デンを見殺しにし、気があるカーチャに襲いかかる。

キリルはホテルに誰も戻ってないことを知り、ようやくおかしいと気づいて引き返してくるんだけど、先に警察かどっかに救助を要請しろよ。

なんだかんだあって、カーチャは極寒の吹きさらしの状況に陥ったのに助かる。

でも、顔に凍傷のあともなく、つるんとしたほっぺに違和感。

赤ちゃんも危険だし、手袋をしてなかったから指は失うことになると勝手に予想。

素直にカーチャに同情できないのはなんでだろう?

新年を祝うのになぜツリー?

電飾はコンセントもないのにどうやって光ってるんだろう?

 

ロープウェーのゴンドラの名前が、“オーバールック”(絶景号)だった。

なぜ英語?というのはちょっと置いといて、『シャイニング』を思い出した。(笑)