ブリグズビー・ベア。 | すぷのたわごと。

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ほぼ映画の感想&素朴な疑問(別名ツッコミ)。
目標「観ずに後悔するより観て後悔」。

『ブリグズビー・ベア』を観に行ってきました。
マーク・ハミルが出ている、ただそれだけで観に行った。
原題は『BRIGSBY BEAR』で、劇中に出てくる偽テレビ番組のキャラクター。
それで、BRIGSBYってどういう意味?クマの名前ってだけ?
 
ジェームス(カイル・ムーニー)は、小さなシェルターで両親のテッド(マーク・ハミル)とエイプリル(ジェーン・アダムス)と暮らしていた。
子供の頃から、毎週ポストに届く教育ビデオ「ブリグズビー・ベア」が何より楽しみ。
ある夜、警察がやって来てジェームスを連れ出し、両親は逮捕されてしまう。
両親だと思っていた二人は、25年前にジェームスを誘拐して育てていたのだった。
外の世界に戸惑うジェームスは、本当の両親グレッグ(マット・ウォルシュ)とルイーズ(ミカエラ・ワトキンス)、そして妹のオーブリー(ライアン・シンプキンス)と暮らすことに。
何もかもが初めての体験で、特にショックだったのが「ブリグズビー・ベア」は“古い”両親がジェームスの教育のためだけに作っていたため、もう新作が届かないこと。
映画は誰でも作れると知ったジェームスは、自ら「ブリグズビー・ベア」の映画を作ることを決意するが…。
 
↓ちょっとネタバレ?
オタクというか、マニアというか、なんかほっこり。
誘拐されていたジェームスは不幸じゃなかったし。
シェルターのジェームスの部屋は、「ブリグズビー・ベア」のビデオテープとグッズにあふれていた。
解放されたジェームスから事情を聞く刑事のヴォーゲル(グレッグ・キニア)は、虐待を疑っていたが、大事に育てられていた。
偽番組だけでも大変なのに、いろんなグッズまで作ってすごすぎる。
ジェームスは大人だけど、両親以外と関わったことがなかったため、ちょっと変わっている。
高校生のオーブリーの仲間であるスペンサー(ホルヘ・レンデボルグ・Jr)は、映像の勉強をしていて、ジェームスが貸した「ブリグズビー・ベア」を気に入ってくれる。
ジェームスは初めての友達が出来て、一緒に映画を撮る。
そこに、オーブリー、メレディス、ローガンも加わる。
ところが、カウンセラーのエミリー(クレア・デインズ)は、「ブリグズビー・ベア」のことは忘れて大人になれと言う。
本当の両親も、ジェームスが誘拐犯の作ったキャラに夢中なことが気に入らず…。
しかし、スペンサーがネットにアップした映像を観た人や、警察が押収したテープを観た警官たちも、「ブリグズビー・ベア」の魅力を知ることになる。
やがて、周囲の人々はジェームスの映画作りに協力。
舞台経験があるヴォーゲルは、ジェームスと出会ったことで演技の楽しさを思い出し、映画に出演する。
その役が、なんかルーク・スカイウォーカーを思い出した。
ジェームスは、刑務所にいるテッドに会いに行く。
テッドは誘拐の経緯を聞かれるのかと思っていたら、映画に必要な声を頼まれる。
それまで普通の声で喋っていたのが、台本を渡され急に「ブリグズビー・ベア」用の声になる。
もしかしてと思っていたら、やっぱりスマイル・シスターズのアリエル(とニーナの双子)役の人も参加してくれたんだね。
サン・スナッチャー役は誰だったんだろう?
みんなオタクに優しくして良かった。
 
一夜明けての妄想追記。
太陽泥棒=サン・スナッチャー=息子泥棒=テッド?