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今日は、気になる事件の初公判が2件ありました。
どちらも、ニュースで内容を聞いてて、
私は、腹が煮え繰り返る想いでしたけどね。
一つは、去年2月、滋賀県長浜市で、
女が、自分の子供が仲間外れにされているという被害妄想によって、保育園児2人を刺殺した事件です。
初公判では、
「人間は殺していない。砂人形を刺しただけ」などと言ったらしいですね。
砂人形?
自分の子供以外は、人間ではない?
だから、刺し殺しても良い?
そうですか…
私が、被害に遭った子供の親なら、
「日本文化にとけ込めず、孤独な中で、子育てに悩んでいた被告に同情の念もある」なんて、意見陳述するかも知れません。
被告の弁護人は、「心神喪失状態で、責任能力は無い」と主張するのは分かっていますからね。
そうやって、一日でも早く、檻の外へ引きずり出しますよ。
さて、その後はどうするでしょう?
もう一つの事件は、
去年9月に、埼玉県川口市で、散歩中の保育園児たちにライトバンが突っ込んで、21人が死傷したもの。
被告は、未だに反省もしていない様で…
この事件で注目されているのは、
被告を「業務上過失致死傷罪」ではなく、
より刑期の長い「危険運転致死傷罪」で罰する様に、遺族が求めている事。
18万人分の署名が集まったそうですけどね。
でも、私なら…
被告は、瀕死の重傷を負わせた被害者の救護措置を全く取らず、結果として死亡させたのですから、
未必の故意による「殺人罪」で、その罪を償わせる様に求めますが…
無理なんでしょうか?
優秀な弁護士を一人でも多く、友人に持ちたいものですね。
アメリカのビジネスマンの間では、「有能な医師と弁護士を友人に持て」なんて言葉があるらしいのですが…
そんな事よりも、
皆さんは、自分が犯罪の被害者になった時の対処方法は考えていますか?
誰にとっても、「自分には関係無い」話ではありません。
犯罪というのは、分類は出来ても、
一件一件が「特殊」なケースで、誰に降りかかるか分かりませんからね。
明日は、我が身に降りかかる事かも知れませんよ。
気をつけて下さいね。