母になる君へ | ものづくり系会社員の戯言?

ものづくり系会社員の戯言?

「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記

世界一ぜいたくな子育て 欲張り世代の各国「母親」事情/長坂 道子
¥756
Amazon.co.jp

 私が、大学で、カウンセリングやメンタルヘルスを学ぶ「きっかけ」となったのは、『阪神大震災』後の話。

 

 それまでは、同じ「臨床心理学」でも、違う領域の事に興味が惹かれていたのですがね。

 まぁ、それが何かは教えられませんけど…( ̄_ ̄ i)

 


 震災から少したったある日。

 関西ではかなり有名なFMラジオのDJが、

 泣くのを必死で堪えながら、ある子供の作文を読んでいました。

 その子は、震災で母親を亡くしてね…


 その時、思ったんです。

 「この子達の為に何かしたい」と。

 

 でも、その当時は「何も出来ない」自分の惨めさに嫌気がさして、

 高校卒業後すぐに、「新聞奨学生」に応募して、働きながら学びました。


 その想いから、もう10年が経とうとしています。



 今では、ある事をきっかけに、

 その分野は、他の「仲間たち」に任せ、

 

 私は、SNS等で出会う、様々な悩みを抱える女性たちに、

 そっと「一言」を伝える事もしてたりして…


 目指すは、「Bartender」に出てくる『神のグラス』級。


 無理? ( ̄ー ̄)

 

 

 でも、私がそんな人間で居られるのは、一人の女性のおかげですからね。

 

 その彼女に何も出来なかった私は、自分自身を許す事は一生無いのですが…


 だからこそ、悩みを抱える女性には優しくしたいし、優しく居ますよ。



 そして、「悩める乙女」たちが、少しでも快方に向かえば、

 私は、彼女たちの見えない所へ…


 私の人生の一部は、そんな事の繰り返し。


 それを、他人がどう見ようと、私は一切気にしません。


 

 私はただ、

 いつの日か、母になった「その女性」たちの優しい笑顔を、

 街のどこかで見かけられれば、それで善いんです。


 その理由は、

 私が一生、自分の胸に秘めたまま終える事かも知れませんけどね。