Twisted Daily -51ページ目

Twisted Daily

ほとんど休止状態ですが・・・。
映画のまとめ中心のブログです。
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アフタースクール(2008年 日本)を見た。

 中学校で働く人のいい教師、神野。
夏休みにもかかわらず部活動のために出勤していた彼は、そこで同級生だと名乗る男と出会う。
男は、神野の同級生で親 友のエリートサラリーマン、木村の行方を追っていた。
神野はちょうどその朝、仕事で全然つかまらない木村に代わって産気づいた彼の妻を病院へ運び、
そのまま出産に立ち会ってきたところだった。
そんな神野に男は、昨日撮られたという写真を見せる。
そこには、若い女性と車に乗り込む木村の姿が。
動揺する神野 は、男の強引なペースに引きずられるように木村捜しを手伝わされるハメになるのだったが…。
(「映画データベース allcinema」より)

予告では、「甘く見てるとダマされちゃいますよ」
ってありましたが、私もだまされました(笑)

何度も、何度も逆転する展開で、全く飽きず・・・。
トイレに行くのも惜しんで、見ちゃいましたにひひ
そういえば、出だしから、どこか不自然・・・。
といえなくも無いのですが。
何回でも見て、謎解きしたいです!!

「イン・ハー・シューズ」(2005年 アメリカ)を鑑賞。

周りが羨むスタイルと美貌を持ちながら、難読症というハンディキャップがコンプレックスとなっているマギー。
 一方姉のローズは弁護士として成功しているも のの、自分の容姿に自信が持てずにいた。
 定職にも就かず、ローズの家に居候していたマギーは、ある時、ローズの留守中に訪ねてきた彼女の恋人にちょっかい を出してしまい、怒ったローズに家を追い出されてしまう。
 どこにも行く当てのないマギーは、仕方なく亡くなった母方の祖母エラのもとを訪ね、彼女が世話役 をする老人たちの施設で働かせてもらうのだが…。
(映画データベース allcinema より)

対照的な2人の姉妹、妹は美人だが識字障害(ディスレクシア)があって、ハチャメチャな生活を送っている。
それに対して姉は弁護士で有能だが、美貌には自信がない。
ただのステレオタイプの描き方かと思っていたが、そうでもなかった。

妹はディスレクシアのために、生きづらさを抱えていて、社会で生きるスキルも学ばないまま、
大人になっている。それに振り回される姉。

妹は祖母のもとで暮らし始め、そこで高齢者たちと接することで、社会的スキルや居場所を獲得していく。
祖母役のシャーリーマックレーンがとっても素敵。それ以外の老人コミュニティーの人たちも素敵。
「亀の甲より年の功」っていうけど、暗黙知を教えてあげられるコミュニティーって、そう無いよね。
これはハンデがあってもなくても同じだと思うが。

すごく元気をもらえる映画です。

日本だと、識字障害のことを知らない人も多いし、
こういうふうに、自然には描けなかったのではないかと思う。

「あなたになら言える秘密のこと」(2005年 スペイン)を見た。

 過去の苦難の記憶を胸に秘め、誰とも言葉を交わすことなくひたすら孤独な毎日を送る若い女性、ハンナ。
工場でも黙々と仕事をこなす彼女だったが、ある日、 働き過ぎが問題となり、無理やり1ヵ月の休暇を取らされてしまう。
 宛てもなく長距離バスに乗り込んだ彼女は、ひょんなことから海の真ん中に浮かぶ油田掘削 所でジョゼフという男性の看護をして過ごすことに。
 彼は事故でひどい火傷を負い、一時的に視力を失っていた。
それでもユーモアを失わないジョゼフは彼女に 名前や出身地を質問するが、ハンナは決して答えようとしない。
 この油田掘削所で働いている男たちは、それぞれに事情を抱えた者たちばかり。
閉ざされた空間 でそんな風変わりな男たちと生活を共にするうち、ハンナも少しずつ人間らしい感情を取り戻していくが…。
(「映画データベース allcinema」より)

前半は、単調で地味な印象でしたが、物語が進むうちに
ぐんぐん引き込まれていきました。

ハンナのもつ秘密はかなり重苦しく、衝撃的なもの。
でもその秘密を聞いた後では、点と線がつながっていくような気がしました。
最後はハッピーエンドですが、物語の冒頭から流れる
「女の子のナレーション」の正体を知って2度衝撃です。

過去は消えないし、傷も消えることは無いけど、
人との出会いによって人は再生し、変わっていけること。
だれでも人は言えない秘密をもっていること。
そんなことを感じました。だから決して重苦しいだけの映画ではないです。

それに、この物語のベースには、
90年代のヨーロッパでの悲しい歴史がバックにあるのですが
そのバックグラウンドを知ることで、もっと深くなる映画だと思います。

じっくりと映画を見たい人にはお勧めかも。