「イン・ハー・シューズ」(2005年 アメリカ)を鑑賞。
周りが羨むスタイルと美貌を持ちながら、難読症というハンディキャップがコンプレックスとなっているマギー。
一方姉のローズは弁護士として成功しているも
のの、自分の容姿に自信が持てずにいた。
定職にも就かず、ローズの家に居候していたマギーは、ある時、ローズの留守中に訪ねてきた彼女の恋人にちょっかい
を出してしまい、怒ったローズに家を追い出されてしまう。
どこにも行く当てのないマギーは、仕方なく亡くなった母方の祖母エラのもとを訪ね、彼女が世話役
をする老人たちの施設で働かせてもらうのだが…。
(映画データベース allcinema より)
対照的な2人の姉妹、妹は美人だが識字障害(ディスレクシア)があって、ハチャメチャな生活を送っている。
それに対して姉は弁護士で有能だが、美貌には自信がない。
ただのステレオタイプの描き方かと思っていたが、そうでもなかった。
妹はディスレクシアのために、生きづらさを抱えていて、社会で生きるスキルも学ばないまま、
大人になっている。それに振り回される姉。
妹は祖母のもとで暮らし始め、そこで高齢者たちと接することで、社会的スキルや居場所を獲得していく。
祖母役のシャーリーマックレーンがとっても素敵。それ以外の老人コミュニティーの人たちも素敵。
「亀の甲より年の功」っていうけど、暗黙知を教えてあげられるコミュニティーって、そう無いよね。
これはハンデがあってもなくても同じだと思うが。
すごく元気をもらえる映画です。
日本だと、識字障害のことを知らない人も多いし、
こういうふうに、自然には描けなかったのではないかと思う。