そもそも向き不向きというのはきわめて相対的なものです。
誰かと比べてどうなんだ、ってことね。
たとえば7年経ってほとんどの人が5級ならば向きも不向きもない。
逆にほとんどの人が8級だよなんてことになれば
な、なんちゅう自分に向いている競技なんや!!ヽ(゚◇゚ )ノということになります。
99人の井山さんと一緒に囲碁を始めたとしたら、誰もが向いていないことを痛感するように思います。
一方、この向き不向きというのはきわめて限定的なことを言っています。
「強くなる」のが早いか遅いか遅すぎるのかという視点だけで見ています。
もう少し巨視的にながめてみれば、向き不向きを単なる進歩の度合いや強弱だけで判断すると間違ってしまうことが分かります。
特にアマチュアの碁はそうで、やはりそこには「楽しいのか」という視点が非常に大切になってきます。
囲碁を始めたけれど全然楽しくないという人がいれば、その人にとって囲碁という競技は「向いていない」とも言えるわけです。
じゃ、囲碁はちっとも強くならないけど楽しくてしょうがない人は、向いているか向いてないのか。
これが今のワタクシの状態です。
もう少しつづく