『…っ咲人///』


「ひつうぅうぅぅ」


『な、なに?』


「今月のNeo見てくれた?」


『みっ見てない…』


そう言ってそっぽを向いた柩
だけど
柩の後ろには俺が言ってた雑誌があって

開かれていたページは
俺が見て欲しかったところで

ついつい頬が緩んでしまう


「残念
せっかく全国に俺は柩のものってアピールしたのに~」


『だからって
わざわざ薬指に…しかも左に指輪なんてっ

あ…』


「ほんとは見てくれてたんでしょ?」


『う…ん、』


「せっかくのペアリングだったから…

嫌だった?」


『恥ずかしいけど…


嬉しかった///』


「ふふっ

次はひつもつけてね」


『え゛…』






左手薬指に指輪…
そうだったらいいのにな~
そうだったらいいのになww
前を歩く貴方の影を追いかける


気づかれないように
こっそりと


俺が影を踏むと
貴方が一歩進んで

また俺が踏むと
貴方もまた一歩進む


一人遊びの追いかけっこ


まるで恋みたいだ


なんて恥ずかしいことを考えた


追いかけても
追いかけても


なかなか手が届かなくって
届いたとしても
また簡単に逃げられてしまう


どうしたら
貴方は逃げずにいてくれるのだろう


「戒くんどうしたの?」


『え…あ、』


気づけば俺の足は止まっていて

少し前に貴方の姿


『何でもないよ、』


「変な戒くん
置いてっちゃうよ」


『待って!!』


「ほら、早く」


そう言って差し出された手を
俺は握った


あぁ、
麗は俺の恋人は
待っててくれる

こうして手を出して
俺を待っててくれる

追いかける恋も好きだけど
追いかけるだけは寂しいから


『ふふっ』


「戒くん気持ち悪い~」


『ひどっ』


追いかけたり
隣に並んだり

たまには
手を引っ張ってもらったりがいいな


こんなことを願う俺は
わがままなのかな
それは
某事務所にて
2バンド揃った時に行われた…


『俺らの中でさらに属性でわけたらどうなるのかな』


「俺と戒くんは恋人だべ」


「誰が決めた何時決めた」


「でしたら
俺とNaoさんも恋人ですよ」


『沙我くんさ黙っててくれる?』


「あれちゃうん
麗と沙我は露出狂とか」


「あぁそうですね」


「露出狂なんて
まったく私はこの肉体美を皆に…」


「俺だってそうですよ!!
まあ全てをさらけ出すのはNaoさんの前だけですけど」


『ほんと沙我くんきもい☆』


「麗さんと沙我は変態露出狂ですね」


『あと外人っぽいよね』


「どんなくくりや」


「れいたと将はヘタレやな
もしくは噛みキング」


「なっ」


「ヘタレじゃねえべ」


「でヒロトと流鬼はチb「はあぁあ?!」


「見た目だけの判断は酷いんだなっ」


『流鬼とヒロトくんは苦労人だねっ』


『確かに~
一番苦労してそう』


「じゃあ俺と虎は何や?」


『葵くんと虎くんなの?』


「エロ目流し目」


「ポイントそこだけっすか」


「ギター」


「職業やんけ」


「口ぴ」


「いやいや」


「あまり者」


「ひどっ」


『じゃあ俺とNaoくんは何~?』


((((((((ネコ))))))))


「ドM」


『『ひどいっ』』







うはww
チームネコ以外は皆ハイエナ\(^∀^)/
『あの人は俺のことが
好き…
嫌い…
好き…
って花占いを皆一度はしたことがあると思うの!!』


「ねえよ」


『ええっ!!
駄目だよっ人生損してるっ』


「花占いしてないだけで
人生損するのか?!」

「俺はROCKにやってるぜ!!」


「どんな風にやんだよ」


「ツツジで…
戒くんは俺のことが好き!!

ほら見ろ
戒くんは俺のことが好きなんだべ」


「はっ
ツツジなんて花弁1枚しかないやんけ
嫌いから始めたらそれで終わりやろ」


「俺の辞書に戒くんに嫌われるという文字はない!!」


「あほや」


「めんどくせぇ」


「私もね、花占いは嗜む程度に…」


『うっさんは何の花でやってるの?』


「決まってるじゃないか
麗と言えば…
そう薔薇!!
ROSEに決まってるだろう!!」


『うわあリッチ!!』


「問題はそこなのかっ」


「薔薇て…
勿体無い」


「そこも違うだろうっ」


『じゃあ葵くんは?』


「俺は…
純日本人として椿かな…」


「お前絶対ぇ花占いなんてしてねぇ!!」


「な、何でやねんっ」


「どこぞに花占いを椿でするやつがいんだよ
花占いは野に咲く花だろう」


「流鬼からメルヘンな言葉が…」


「なら、麗やれいただっておかしいやろ!!」


「あいつらの脳みそみくびんじゃねえっ」


「うぐっ」


「何だなんだ
皆は花占いをしたことがないのか…
じゃあ今し方皆でしようではないか!!」


『え…』


「花は用意したぞ!!
受け取れぃ」


「えっと…これは」


「体力と気持ちが続く限り…
皆でむしり合おうではないか!!」


「やからって」


「お前本当の馬鹿だろう!!」


「はっはっは」


『花占いにタンポポは疲れちゃうよ…』


「さあ皆!!
思う存分占ってくれ!!」


「「「嫌だあぁあぁ」」」




タンポポで花占い
ゴールはあるのだろうか…
ふとした瞬間に寂しくなる心は

いつだって咲人を求めてる


仕事中でも
家に独りで居る時でも


割り切らなくちゃいけなかったり
仕方ない時だってあるのに


心は寂しいとざわめきだす


咲人はどこ??


周りをきょろきょろ見渡して
大好きな姿を探す


気持ちばかりが焦って
寂しかった心が
どうしようもない不安に変わる


(まるで病気にかかったみたい…)

でも
病気と違って

咲人を見つけると
不安はどっかいっちゃうし

俺が傍に寄れば
咲人は優しい顔で笑ってくれる


咲人が笑ってくれれば
俺は凄く安心する


(咲人はすごい)


「どうしたの?」


『何でも、ない』


少しだけ天の邪鬼な俺の心は

寂しいとか不安とか安心とか幸せだとかなかなか言葉に出来ないから


「寂しがり屋め」


そう言って手を握ってくれる
咲人に


『寂しがり屋は咲人の方でしょ』


なんて言ってしまう

だけど


「そうだね、俺はひつが居ないと寂しくて死んじゃう

うさぎさんだからね」


『可愛くないうさぎさんだww』


変わりに咲人が
俺の思ってることを言ってくれるから


「ひどいっ」


俺はまた
同じように同じ行動を繰り返す


咲人は言葉で
俺は行動で


お互いを求め合う


(これも愛情表現のひとつだよね、)





広がらないww