「では2番、歌います」


「「『おぉ』」」



「やあぁめろおぉぉう!!」


「生まれたときにはキッチンの
隅でがさごそ動いてた~

スリッパ新聞よけまくり
一生懸命生きてきた~

あぁ
わかってくれとはいわないが
そんなに俺は邪魔なのか~

殺虫防虫やめてくれ
人類は皆友達だ~

流鬼編でした」


「流鬼はゴキブリかあはははっ」


「殺虫に防虫は辛いべへへ」


『きぃちゃん可哀想…ぷふ』


「ぎゃあぁあぁぁ
俺はゴキじゃねえぇ!!」


「自分の才能が憎い…」


「麗!!
次いけ次っっ」


「皆のアンコールが胸に響く…」


「誰やねんお前」


「では3番、葵ちゃん」


「やめてあぁあぁぁ!!」


「「ははっ、はははははは」」


『皆…目が怖いよ…』




次回、葵編←まだ引きずる
「歌を作ったのだが聞いてはくれまいか」


「何だべいきなり…」


「何やねんそのキャラ」


「…嫌な予感が」


『うっさん聞きたーいっ』


「うむ、うっさんで
ガゼガゼハートの癒やし歌だ」


「「「パクリじゃねえか!!!!」」」


「あ゛~

生まれた時から鼻布は
トレードマークと信じてた~

15の頃に言われたさ
お前それってダサくねぇ?

あぁ
つけてくれとは言わないが
そんなにこれは変なのか~

鼻布
鼻布素晴らしき

花粉対策完璧だ~


れいた編」


「うぜえぇぇ!!!!」


「お前の鼻布は花粉対策かwwww」


「15でダサいって遅ぇwwwww」


『れぃちゃん…ぷ』


「だあぁあぁぁ
戒君笑われたぁあぁっっ」


「名曲だ……」


「歌われたくねぇ…」


「こんな屈辱ないわ…」


『あはは』


「おい麗…
他のやつはねぇのか?」


「ふむ、
では2番、流鬼編」


「嫌だあぁあぁぁ」



続く←
高く高く上ってく
赤い紅い風船1つ


大空に吸い込まれるように
消えていった風船は


もしかしたら


柩、君だったのかもね


心を離したのは俺でも
手を離したのは柩


ずるいのは
辛い別れを押し付けた俺


離れたかったはずなのに
柩とのさよならを望んだはずなのに


今じゃ
居ない姿を求めるばかり


高く高く上る
赤い風船
飛んで飛んで
何処へ行った?


「ひつぎ…」


広いだけ
青いだけの空は
ただただ虚しく感じた
「迷子の迷子の子猫ちゃん~はいっ」


「はいって何やねん急に」


「いいから、はいっ」


「あなたのお家はどこですか~はい」


「え゛俺?!
名前を聞いてもわからない~はい」


「あぁ…ww
お家を聞いてもわからない~はい戒君っ」


『え…え゛』


「「「「はい」」」」


『にゃんにゃん
にゃにゃーん…
にゃんにゃん
にゃにゃーん…


はい…』


「泣いてばかりいる子猫ちゃん~はい」

「犬のお巡りさん
困ってしまって
はい、戒君」


『何で俺ばっか』


「はい」


『わんわん
わわーん
わんわん
わわーん…』


「可愛ええは戒君vV」


「にゃんにゃんに
わんわんか…」


「にゃんにゃんならいつでも相手してやるぜ?」


『お前ら謀ったな!!』



何たる羞恥プレイ!!
久々のオフ
溜まっていた洗濯をして
部屋の掃除をする


いつものオフの過ごし方


何気ない日常


ただいつもと違うのは
今日がクリスマスだということ


街は恋人で溢れ
甘い時を過ごしてる


俺だって葵君と一緒に街に出て
イルミネーションを見たり
ご飯を食べたりしたい

でも


『やっぱ、恥ずかしいよね…』


ひとり呟きながら次はキッチンへ


今日はクリスマス
少しだけ張り切ってご飯を作る


たまの休みがクリスマスで
大好きな恋人と一緒に居れる


『これも幸せだよね、』


ひとり笑いながら包丁を握る


「ご機嫌やね」


『あれ?!葵君っ』


「ただいま」


『お、お帰り』


「声かけたのに戒君返事してくれへんねやもん」


『ごめんね』


「ええよ、
これ、せっかくやしはい」


『なに?』


「ケーキやよ
クリスマスやしな」


『ふふ、』


「何なん?」


『ううん、何でもない』


「変な戒君」


クリスマスなんて気にしなさそうな葵君が
ケーキ屋さんに並んでる姿が可愛いくて嬉しくて


ほんの些細なことなんだろうけど


『ありがとう、葵君』


いつもより少しだけ豪華な料理と
葵君が買ってくれたケーキで
2人だけのクリスマスパーティーをしようね