
リベラルから中道左派へ
新シリーズへとフルモデルチェンジしたアルタスをtestしてきました。左からA-1407.1507.PS.ALの4本。(ちなみに1607はモデルラインナップから消えました😱)
人気爆発のため現在在庫がほとんど存在せず、注文しても受け取れるのは秋あたりとか。
これまでのアルタスファンには失われたものもあり、それを残念に思う、または否定的な左派の意見を耳にすることが多かったので、その真相を確かめるためにグローバルさんへお邪魔しました。
僕の結論は、アルタスはやはりアルタスだった。
デリケートさは受け継がれ、パワー感が少しだけ増して、下から上まで、均一性の取れた音色の統一感が印象的でした。これまでALモデルなどのTHE ALTUSのような左翼的高級器種の大きな弱点であった低音も、あまり気を使わないで響かせ易くなったというのは朗報でしょう。
これまでの欠点を指摘されたことは修正され、現代のフルートに相応しい楽器になっていました。
正直、僕専用で作っていた隠れモデル「M」と何が違うのかと言われると、返答に困るのですが…。
キィや全体のデザイン、洗練度、気品、エレガントな完成度の削りだし、どれをとっても世界トップレベルであることは間違いないでょう。
結論
ともあれ、メーカーにとっては大きなモデルチェンジという意識があるのでしょうが、微妙な音程の改善や、トーンホールの径と配置の見直しなどは、奏者側から見れば軽微なもの。どんなフルートも多かれ少なかれ演奏家の修正なくしては成り立たないのです。
今回大きく変わったところは、依然としてパワーヒッターではないが、少し音量のつまみをプラス側に余分に回せるようになったこと。技巧派には十分な懐の広さを与えたと言えるのではないでしょうか。
そういう、独特の存在感がアルタスというメーカーであり存在意義であり、他メーカーとは一線を画す存在なのです。
とかく音量とパワー求め、繊細さは二の次の右派連。楽器に自分の体力や呼吸能力の欠点を背負いませ、音色が!と連呼する左派連。
フルート右派左派と別れるのではなく、今回アルタスはまともな右方向に少し舵を切ったと僕は捉えます。
そして、これは買いか否か…
もちろん……買いでしょう。しかし、なかなか入手は困難ですがね😭