8歳位の男の子アンドリューが主役。弟が3歳位で、病気がち。
暴れん坊の8歳のお兄ちゃんといると、弟の病気が悪化するので、近づくなといわれる。
そんな時、父親の部屋の扉から、話し声が聞こえる。
入院している母親が死んだ事を知ってしまった。
父親が出てきて、「アンドリュー今の話を聞いたのかい?」
「弟はまだ小さい。傷ついてしまうから分からないように黙っていてくれ」と話す。
アンドリューは毎日弟にばれないように明るく振舞う。
父親はそんなアンドリューを見て、あいつはおかしいんじゃないか。母親が死んだというのに、あんなにヘラヘラしてと、日々冷たく当たる。
アンドリューは母親の死がショックで毎日自転車で遠い町まで走る。
そこで、ある民族のお葬式の光景を見る。遠くから、それを見て、涙を流す。それをみていた葬儀の男の人が、アンドリューに話しかける。
「どうして泣いているんだい?」
アンドリューは泣きながら答える。「お母さんが死んじゃったんだ」 男の人は「死んだ人は天国というすばらしい所にいくんだよ。だから大丈夫。泣いてはだめだ」と。
ある日、寝てばかりの弟がかわいそうで、自転車で連れ出す

弟は大喜び。しかし、帰ってきてから、弟の熱が上がり、父親に二度と弟に近づくなと怒鳴る。メイドにも二度と近づかせないように命令する。
又自転車で出かける

崖から、飛び出ている木にぶら下がるために。
そこは、辛い時にぶら下がると、いろんな事が忘れられる場所。ところが、木が折れて、崖から落ちてしまう。
たまたま漁船の猟師さんが見ていて、助けにかけつけた。
意識は少しあった。
自宅に運び込まれ、ソファに寝かせられる。
父親が駆けつけ、どうして、病院じゃないんだ!と怒鳴る。
アンドリューは小さい声で「僕がお家がいいって言ったの」
アンドリュー視線を追うとそこにはお母さんの大きな肖像画があった。
「お父さん、まだかばんの中に宿題が残っているの」
お父さんは宿題をかばんの中から出す。
作文で「僕の尊敬する人」という題名。
途中までの作文を父親は読む。
「僕は、お父さんが大好きです。お父さんは僕が辛い時、抱きしめてくれ・・・」
どうしてこの、続きがかけないんだ?と父親はいう。
アンドリューは「だって、お父さんは僕が辛い時に、そばにもいてくれなかったし、抱きしめてもくれなかった」と答える。
父親は初めて、自分の間違いに気づき、涙を流す。
アンドリューの息が小さくなってきた。
「お父さん、僕死ぬのは怖くないよ。だって、天国って言うすばらしい所にいくんでしょ。お母さんとも会える」
意識がなくなり、医者が首を振る。
ちょっと長くなってしまいましたが、
手元に小説があったものの、なくしてしまい、
20年前の記憶なので、完全ではありません

子を持つ今、もう一度観てみたいなぁ・・・

誰か見つけたら、教えてください.。゚+.(・∀・)゚+.゚