不思議な画家 龍令です。

 

構想15年の絵本の制作に入っているのですが、

平安時代から物語が始まるので、

平安時代の風俗を勉強しています。

 

先月訪れた風俗博物館

 
雅な世界ですが、この時代。

貴族といえども病にかかれば祈祷しかない。

(祈祷が一番ハイレベルの治療だった)

 

私は20歳から2型糖尿病。

この頃に生きてたら間違いなく短命。

貴族やったら炭水化物取りすぎて早死にしてるやろうし、

庶民やったら流行病で大人にすらなってないと思う(笑)

 

 
季節の移ろいをかさねで表す文化には本当にため息が出ますけど、
この時代には戻りたくないわねぇ・・・。
 
そうそう、紫式部の娘、堅子は母と同じように宮廷に出仕し、親王の乳母となって
お母さんより出世して長生きだったそうよ。
 

 

 
で、本題。
 
博物館やネットで出てくる雅なお衣装を着たモデルさん、
みんなかしこまったポーズなんだよね。

 

 

 
私が描きたいのは、龍に頬擦りしている十二単の姫君なのです。

 

 

 
それと、泣き崩れる姫君。

 

着物のシワやら想像だけでは描けない・・・。

 

で、決めました。

自分で思ってるポーズ撮る。

久方ぶりのコスプレやる。

 

暑さがマシになったらここへ行くわ!

 

これは2016年の島原太夫変身

龍令花魁
 
 
うおお、もう?
もう8年前!!
(この時、これで最後にしようと思ったんでした。
大変すぎて)
 
そして今製作中の守護聖獣リーディング画は白拍子。
 
女性の陰陽師みたいなんだけど、
その衣装も調べてたらめっちゃ面白くてさ。

日本服飾史

 

 

 
YouTubeでも白拍子の動画があって観ましたが、
なんせテンポがスロー・・・。
2倍速でも「遅っ!」ってなりました。
 
しかし、あのスピードが平安時代のスピードなんですよね。
 
現代がいかに急ぎすぎているかわかります。
 
意識的にスピードを落とさないとやばい時代になってます。
ゆっくりしましょう。
 
ハァ〜、しっかし今年の夏は特に暑いです。
 
できるならみんなで一斉に休みたいよね。
学校も会社も全部休み。
8月いっぱい完全休暇!
 
災害なんですってばこの暑さは。