不思議な画家、龍令です。

 

奈良国立博物館で先週から始まった『空海展』

初日に友人と行ったんですけど、

感動で涙が溢れた展示品がいくつかあります。

 

私が初めて感動で泣いた美術品は、東寺の両界曼荼羅

 

今回が初めての展示となる高雄曼荼羅も泣いてしまうかも・・・

と、思っていましたが、いや、すごいな!とは思いました。

思いましたが、涙が溢れるような気持ちの高ぶりはなく。

 

あれ?

と思いながら出口に近い会場へ進みますと、

おおっ!東寺の曼荼羅!!

 

ああ、やっぱりこれです!

胸熱です。

 

うるうるお願い

 

何に反応してるんだろう、私。

 

孔雀明王坐像もカッコ良くて❤️芸術品としてのクオリティにも感動し、

ずいぶん長い時間そこにいました。

 

2時間ぐらい会場にいたのかなぁ。

 

友達は空海さん愛強すぎて空海さん像の前で感激の涙を流していたので、

「お土産見てるね〜」と、声をかけて先に出ました。

 

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スロープを降っている時、背広姿の男性と目が合いました。

降りていくまでずっと見てる。

 

 

「すみません、NHKのものですが、インタビューに協力していただけませんか?」

 

「え、無理です!語彙力ないんで!」

「いえいえ、大丈夫です」

「あ、じゃあ友人の方が私よりも感激してるので、彼女が出てくるまで待ってもらえます?」

 

数分後。

 

目を真っ赤にした友人がスロープを降りてくる。

 

手を振る私とおじさん(アナウンサーではなかった)

 

そして人生初!

街頭インタビューデビュー(笑)

 

私は友人の言葉に頷くだけの人ね。

面白かった〜。

 

で、撮影が終わった後。

NHKの女性スタッフが来て、おじさんに「彼女が企画担当です」と紹介されまして。

友人の感動した様子にもらい泣きされて、

「3年かかったんです!」って。

それ聞いて今日までのご苦労を思うと泣けてきて、

もう一人の女性カメラマンももらい泣き。

 

他のお客さん、不思議そうに見て行く(笑)

 

企画した女性が「一緒に写真撮ってもらっていいですか?」って。

いや〜、なんかいいもの見ました。

 

これぞ、空海さんのご縁。

 

面白い体験でした。

 

 

 

でもさ〜、感想ってすぐに言えなくない?

 

私は半日から1日自分の中で咀嚼してからじゃないと、

意味のある文章出てこないです。

 

私だったらマイク向けられて「良かったです」「感動しました」

以上。で終わってたね。

 

どう編集されるんだろ?楽しみ^^

 

 

 

金龍のお香立て買いました。

 

 
正倉院模様は見ていて飽きない。
 
曼荼羅。
 
曼荼羅。
 
この世界の姿。
 
感想、3日たったけどやっぱり言葉にできない。
 
えーとね・・・
 
瞬間移動してまた一瞬でこっちに戻ってくるような、
球体に包まれた自分が次々に別の球体とつながっては消えて、
宇宙の一部って感覚になれるというか。
 
密教はそもそも言葉にできないもの。
 
皆様もぜひ体験してきてください。