不思議な画家 龍令です。

 

お彼岸ですね。

 

昨日は母方のご先祖様のお墓参りに行って来ました。

お彼岸の時期は夫のご先祖様のお墓参りに行くことが多かったので、

再婚してから春のお彼岸期間にお参りするのは珍しく、

駐車場近くにミモザの大木があることに初めて気付きました。

 

 
大阪平野を見下ろせる山の中腹にあるお墓。
ここに来ると、本当に落ち着きます。
 
子供の頃の記憶に、祖父母との暖かい思い出があるというのは、
こんなにも人を幸せにするのかと。
 
私には多分孫はできないと思うんだけど(^^;)
(一人息子が結婚する可能性がほぼない・・・いやもしかしたら・・・)
 
お墓の近くに祖母の妹が住んでいて、昔はお墓参りの後に家族でお邪魔していました。
昨日はおばさんの顔を見たくて連絡しました。
 
祖母によく似たしわくちゃの笑顔に迎えられて、もうそれだけで泣きそうに。
 
ご先祖様、私は幸せです。
 
話は変わり、お墓参りの前日のこと。
 
うちの床下収納には、梅酒の瓶が5つ。
全部夫の手作りです。

 

 

 
数年前までは私も炭酸割りで飲んでいたけど、
一応ね、糖尿病患者ですのでね、血糖値が急上昇するお酒は
飲まなくなったんですよね。
 
で、本人も肝臓の数値がだんだん悪くなってきて、
あまり飲まなくなったにも関わらず、
毎年作るんですよ。
 
なので、床下に入りきらない梅酒瓶があちこちに。

 

ちょっと片付けたいなと思い、

食器棚の一番下の引き出しを整理整頓・・・

 

 
し始めたら収拾がつかなかくなった状態がこちらになります(笑)
 
何が入ってるか言うたら、ほんまにいらんもんが半分。
ポケットティッシュと保冷剤が山ほど出てきた。
 
2時間後。

 

 

 
は〜、スッキリした!
 
で、絵を描いてる部屋に古い電話台(今もう使ってる家少ないんちゃう?)も
整理始めたら、懐かしすぎるプリクラ出てきてん。
 
image
 
離婚してすぐぐらいの、え〜と2022年ぐらいかな。
この時はまだ目大きくしたり、輪郭シュッとしたりする機能はなかった。
 
ガラケー時代ですよ。
 
これは捨てられないなぁ・・・。
 
運気的にはこの辺りが最悪でしたし、
一人息子には辛い思いさせたし、暗黒期なんだけど。
 
息子が一番可愛かった時期でもある。
 
人間、生きてると愛別離苦は必ず付き纏う。
それから逃れる方法は出家しかない(笑)
 
記事も収集つかなくなってきたので話を梅酒に戻そう。
 
 
「今年は梅酒を作らないで」と夫に頼むと、
「いや、作る」
「飲まないのに」
「いや、寝かせて俺が70歳になった時に飲む」
「それまで生きてるか?」
「大丈夫」
 
同じ会話を3回ぐらいやってます。
 
 
ネットニュースで以前読んだ「独居老人の孤独死」が頭をよぎる。
特殊清掃人が家に入ると、大量の梅酒が出てきたという。
 
 
中身捨ててビンゴミと分ける作業が大変そう。
 
私は夫より先にあの世へ行くつもりはないので、
他人に迷惑はかけないと思うが。
 
きっと今年も作るのでしょう。
 
氷砂糖と青梅を両手にいっぱい買い込んで。