2005年公開。
いまさらながらDVDで観たんですが、感動しました!
西岸良平のあのペーソスあふれる名作漫画を、ここまでまともな実写映画に創り上げた監督・脚本と、特撮技術は素晴らしい!
私は昭和36年生まれのため、昭和33年という時代背景が懐かしいというよりも「あの時代への憧憬」という気持ちが強いのかもしれませんが、まず、それ以上に、映画としての出来が良い。
感動的な人情劇を際立たせるためのVFXが見事です。粗探ししようとしても、全然わからず、逆に「どうやって撮影したんだ?」と疑問が湧いてきます。
メイキングが観たい…(私が買ったのは特典ディスクの付いてない通常盤)中古でもし豪華版を見つけたら絶対買ってやる。
原作にこだわらず、茶川さんの年齢を若くしたこと、六ちゃんを集団就職してきた女性にしたことなども功を奏していると思います。
小雪と薬師丸ひろ子も適役だし、もたいまさこも堀北真希も良い演技をしています。
もちろん吉岡秀隆と堤真一は芸達者だし、なにより子役達が良い。
一平役の、元気あふれる腕白ぶりと子どもらしい純粋な優しさ、淳之介役のいたいけな演技は他の出演者を凌駕するだけの名演だと思います。
そうそう、三浦友和も戦争で妻子を失った傷を引きずった宅間医師の役を淡々と演じていて、印象的です。
私は3回、泣きました…。
