- Deep Purple
- Made in Europe
1976年発表。
DEEP PURPLE解散後に発表されたもので、この後永らく、第3期のライヴに触れることのできる唯一の作品として、ファンの心のよりどころとなった作品w
第3期DEEP PURPLEにとりあえず触れてみたい、というかたにはまず本作をお薦めしたい。
曲数は物足りないが、3期のベスト選曲だともいえるし、何よりスタジオヴァージョンをはるかに超える迫力ある演奏・歌唱が凄まじい。
実は、私が最も聴きこんだDEEP PURPLEのアルバムは本作です。
HR初心者のかたにもぜひ聴いてほしい。
Blackmore最後のステージ、1975年4月7日のパリ公演を含むライヴとの触れ込みだが、主たる音源は4月5日のドイツ・ザーブリュッケンでの演奏らしい。
また、かなりの編集がなされているらしく、同じ曲でも別の日の演奏パートをつなげたりもしているらしい。
ライヴ作品としては、かなりの「作り物」だが、その分完成度は高いともいえ、出来のよさと迫力は驚異的。
1.“Burn” スタジオヴァージョンをはるかに超える迫力。
この時期、手数の多い派手なプレイスタイルだったPaiceのドラミングが素晴らしい。
2.“Mistreated” ここでのCoverdaleのブルージーな歌唱は絶品。
泣けます。
デビュー以降、信じられないほどの成長を遂げたのがよく分かる。
間奏部に挿入される“Rock Me Baby”もかっこいい。
圧巻のエンディングには思わず息を飲む。
3.“Lady Double Dealer” もともとキャッチーなスピードナンバーだが、スピード感溢れる演奏で曲の魅力が倍増している。
4.“You Fool No One” ツインリードVo.の威力を最大限に発揮するナンバー。
ライヴでは歌唱にムラがあったG.Hughesも、本作中では安定している。
5.“Stormbringer” スタジオヴァージョンをはるかに超える迫力。
Coverdaleの歌唱スタイルには、やや無理めの曲だが、鬼気迫るほどのパワーヴォイスで押し切る。
以上、5曲のみと少々寂しい感じもしますが、“Smoke On The Water”とか入れなくて、かえって良かったと思います。個人的には3期のアレンジ、好きじゃないしw
後年発売(2003年)のパリ公演完全版。記録的な価値はあります。
マニアのかたなら聴いてもいいかもw
↓
- DEEP PURPLE
- LIVE IN PARIS 1975