- Queen
- A Night at the Opera
1975年発表、4thアルバム。
20世紀最高のロックアルバムのうちの1枚だと断言する。
タイトルはサイレント時代の古い映画からの借用で、本作も古い映画を観るようにして楽しむべきコンセプトアルバムとしてまとめあげたのだろう。バラエティにあふれる楽曲群は、そう考えるとなおさら説得力を増してくる。
ヘヴィなG.リフとピアノが絡む印象的なヘヴィロック、1.“Death On Two Legs”はハードロックバンドとしての彼らの顔を見せつつアルバムの幕を切って落とすが、その後の曲展開は意表をつくもので、2.は古い歌劇風の小品、3.は硬質なハードロック、4.はポップなラヴソング…まったく飽きることがないばかりか、どれもが宝石を散りばめたパズルのピースのようにアルバムを構成する。
9.“Love Of My Life”は美しく、切ないメロディと歌詞が哀しみを誘う名曲。
11.“Bohemian Rhapsody”はポピュラー音楽総てにおいて、20世紀を代表する名曲のひとつといっていいだろう。曲そのものの素晴らしさはいうまでもなく、この時代にダビング技術を駆使して180人分ものコーラスを表現し、インストパートではエキサイティングなハードロックと、限りなくドラマティックな曲展開で度肝を抜いてくれる。何度聴いても、いや聴けば聴くほどにため息を誘うほどの感動をもたらしてくれる曲はそうそうないだろう。
もしもあなたが音楽を好きだというなら……“必聴の歴史的名盤”