Dismissal
こころ。の中で蠢くソレは
こころ。の中で泣いてるソレは
いったい誰のものでしょう?
こころ。が苦しみよじれるたびに
やめ てと悲鳴をあげていて
こころ。がきゅうと縮んでいくと
痛いと泣いて叫んでて
ソレはなにか
ソレがなにか
わ からぬままに
大人になって子供を忘れて
そうやって皆
捨ててきて
やがて老いぼれ寝込んでから
ソレが自分だ と気付いていって
悲鳴をあげて 泣いていて
それでも届かず死んでいった
本当の自分だと気付いたら
ふっと静かに
眼 を閉じた
こころ。の中で泣いてるソレは
いったい誰のものでしょう?
こころ。が苦しみよじれるたびに
やめ てと悲鳴をあげていて
こころ。がきゅうと縮んでいくと
痛いと泣いて叫んでて
ソレはなにか
ソレがなにか
わ からぬままに
大人になって子供を忘れて
そうやって皆
捨ててきて
やがて老いぼれ寝込んでから
ソレが自分だ と気付いていって
悲鳴をあげて 泣いていて
それでも届かず死んでいった
本当の自分だと気付いたら
ふっと静かに
眼 を閉じた
Collapse
胸の叫びを聞いていた
自分の悲鳴を聞いていた
こころ。が静かに泣いていた
誰かに言葉で刺されれば
こころ。がきゅ うと縮んで痛む
誰かが僕を嘲れば
こころ。がきゅうと唸って泣いた
こころ。があるから痛みを感じて
こころ。がある から哀しくなった
だから僕はこころ。を捨てた
何も思わず何も語らず
何もせず何も感じず
心地良い静寂の中で僕は
ど んどんどんどん壊れていった
ぐすぐす
めそめそ
誰かが泣いている声がして
それが置いてき た僕なのだと
僕の全てなのだと気付いて
だから今は聞こえてる
笑い声も泣き声も
すべてすべて
聞い ている
自分の悲鳴を聞いていた
こころ。が静かに泣いていた
誰かに言葉で刺されれば
こころ。がきゅ うと縮んで痛む
誰かが僕を嘲れば
こころ。がきゅうと唸って泣いた
こころ。があるから痛みを感じて
こころ。がある から哀しくなった
だから僕はこころ。を捨てた
何も思わず何も語らず
何もせず何も感じず
心地良い静寂の中で僕は
ど んどんどんどん壊れていった
ぐすぐす
めそめそ
誰かが泣いている声がして
それが置いてき た僕なのだと
僕の全てなのだと気付いて
だから今は聞こえてる
笑い声も泣き声も
すべてすべて
聞い ている
Pleasure Death
生まれた意味を知ったとき
何よりも後悔した
生きる理由を探したとき
誰よりも絶望した
生
まれた意味も
死ぬ意味も
ない私はどうすれば?
アァ死を望むことは罪だ
ならどうすれ
ば?
アァ誰か生きる理由と死ぬ理由をください
何よりも後悔した
生きる理由を探したとき
誰よりも絶望した
生
まれた意味も
死ぬ意味も
ない私はどうすれば?
アァ死を望むことは罪だ
ならどうすれ
ば?
アァ誰か生きる理由と死ぬ理由をください
Occam's razor
逃れられない雨のように
おそらくは確率的に
不幸は地上に降り注ぐ
奇跡的生還だ
とスペシャル特番は謳う
ま さしく僥倖
彼は救われた
次のニュースです
とアナウンサーは告げる
痛ましい映像
彼は救われなかった
信 じる神が同じでも
平等ではなく
信じる神が違っても
分け隔てなく
見上げた空の星屑のように
おそらくは確率 的に
奇跡は地上に降り注ぐ
鋭利な剃刀が
ひとつ
神様を信じない者にさえ
雨も星屑も降り注ぐ
な らばこの世に神様は
ならばこの世の神様を
削ぎ落として
もう祈る必要はない
もう祈る相手も居ない
オッ カムの剃刀が
すぱり
世界は単純になった
おそらくは確率的に
不幸は地上に降り注ぐ
奇跡的生還だ
とスペシャル特番は謳う
ま さしく僥倖
彼は救われた
次のニュースです
とアナウンサーは告げる
痛ましい映像
彼は救われなかった
信 じる神が同じでも
平等ではなく
信じる神が違っても
分け隔てなく
見上げた空の星屑のように
おそらくは確率 的に
奇跡は地上に降り注ぐ
鋭利な剃刀が
ひとつ
神様を信じない者にさえ
雨も星屑も降り注ぐ
な らばこの世に神様は
ならばこの世の神様を
削ぎ落として
もう祈る必要はない
もう祈る相手も居ない
オッ カムの剃刀が
すぱり
世界は単純になった
Fermion
叶うならばボソンのように
誰もが同じであれば良い
どうして僕らはフェルミオンのように
些細な違いに反目するのか
肌
の色が
信教が
話す言葉が
そんなに大切なのか
収入が
社会的地位が
信用が
そんなに重要なの
か
上には上がいると
唇を噛んで
下には下がいると
ほくそ笑んで
対岸の火事には
幸せを感じ
蒼
い隣の芝生を
憎憎しく思う
叶うならばボソンのように
誰もに優しくなれば良い
けれど僕らはフェルミオンのように
手
を差し伸べることができずにいる
そういう風に出来ている
それが半整数の性
誰もが同じであれば良い
どうして僕らはフェルミオンのように
些細な違いに反目するのか
肌
の色が
信教が
話す言葉が
そんなに大切なのか
収入が
社会的地位が
信用が
そんなに重要なの
か
上には上がいると
唇を噛んで
下には下がいると
ほくそ笑んで
対岸の火事には
幸せを感じ
蒼
い隣の芝生を
憎憎しく思う
叶うならばボソンのように
誰もに優しくなれば良い
けれど僕らはフェルミオンのように
手
を差し伸べることができずにいる
そういう風に出来ている
それが半整数の性