斑の日常♪ -27ページ目

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こころ。の中で蠢くソレは
こころ。の中で泣いてるソレは
いったい誰のものでしょう?
こころ。が苦しみよじれるたびに
やめ てと悲鳴をあげていて
こころ。がきゅうと縮んでいくと
痛いと泣いて叫んでて

ソレはなにか
ソレがなにか

わ からぬままに
大人になって子供を忘れて
そうやって皆
捨ててきて

やがて老いぼれ寝込んでから
ソレが自分だ と気付いていって
悲鳴をあげて 泣いていて
それでも届かず死んでいった
本当の自分だと気付いたら

ふっと静かに
眼 を閉じた

Collapse

胸の叫びを聞いていた
自分の悲鳴を聞いていた
こころ。が静かに泣いていた

誰かに言葉で刺されれば
こころ。がきゅ うと縮んで痛む
誰かが僕を嘲れば
こころ。がきゅうと唸って泣いた

こころ。があるから痛みを感じて
こころ。がある から哀しくなった

だから僕はこころ。を捨てた
何も思わず何も語らず
何もせず何も感じず
心地良い静寂の中で僕は
ど んどんどんどん壊れていった

ぐすぐす

めそめそ


誰かが泣いている声がして
それが置いてき た僕なのだと
僕の全てなのだと気付いて

だから今は聞こえてる

笑い声も泣き声も
すべてすべて
聞い ている

Pleasure Death

生まれた意味を知ったとき



何よりも後悔した



生きる理由を探したとき



誰よりも絶望した




まれた意味も



死ぬ意味も



ない私はどうすれば?



アァ死を望むことは罪だ



ならどうすれ
ば?



アァ誰か生きる理由と死ぬ理由をください

Occam's razor

逃れられない雨のように
おそらくは確率的に
不幸は地上に降り注ぐ

奇跡的生還だ
とスペシャル特番は謳う
ま さしく僥倖
彼は救われた

次のニュースです
とアナウンサーは告げる
痛ましい映像
彼は救われなかった

信 じる神が同じでも
平等ではなく
信じる神が違っても
分け隔てなく

見上げた空の星屑のように
おそらくは確率 的に
奇跡は地上に降り注ぐ

鋭利な剃刀が
ひとつ

神様を信じない者にさえ
雨も星屑も降り注ぐ
な らばこの世に神様は
ならばこの世の神様を

削ぎ落として
もう祈る必要はない
もう祈る相手も居ない

オッ カムの剃刀が
すぱり
世界は単純になった

Fermion

叶うならばボソンのように

誰もが同じであれば良い

どうして僕らはフェルミオンのように

些細な違いに反目するのか




の色が

信教が

話す言葉が

そんなに大切なのか



収入が

社会的地位が

信用が

そんなに重要なの




上には上がいると

唇を噛んで

下には下がいると

ほくそ笑んで

対岸の火事には

幸せを感じ


い隣の芝生を

憎憎しく思う



叶うならばボソンのように

誰もに優しくなれば良い

けれど僕らはフェルミオンのように


を差し伸べることができずにいる



そういう風に出来ている

それが半整数の性