ITAイタリア航空、まぁまぁ快適。
▽前回(4)
▽オーディオも快適。「RHAのBluetoothフライトアダプタ」経由で、Boseワイヤレスヘッドホンにて機内放送を視聴。
ただ、14時間のフライトだと、どちらも途中で1回、充電が必要になる。フライトアダプタの方は充電しながら使用可能。
▽半数の乗客は、後ろから降機。イスタンブール空港以来だ。この後、バスに乗ってターミナルへ。
何といっても、フィミチーノ空港に一時間も早く到着したことにびっくり。
これなら今晩の乗継便に十分間に合ったのに、、、とほほ。
当初の予定だと、乗り継ぎに90分しかなく、自分は、泣く泣く諦めたのだが、同乗のHさんご夫妻は「遅れたら遅れたで、、」と、はなから「90分入国&トランジット」に賭けたのだそうだ。
ITA便は、FCOのターミナル3に到着。ともかく入国せねば、と案内板を頼りに進むと「ジャパン!」と手招きする係員が。
こちらでも入国審査が機械で自動式になっていた。パスポートをスキャンしてすんなり入国。
別の係員にドメスティックフライトの場所を聞くと、「地上に上がってターミナル1」だと言われる。
確か、トラムがあったような、と再度聞くと「歩け」と言われた。確かに大した距離ではなかった。
何とかT1にたどり着き、そこでITAのカウンターに行き「今晩のフライトに変更出来るか」尋ねると「いくらか払うことになるが。そして、ここでなく、予約カウンタへ行け」と言う指示。
一瞬、行こうかと思ったけれど、しかし、もし今晩到着しても、泊まるところがなかったことに気づいて断念、とほほ。
▽無事にT1に徒歩で到着。もうセキュリティゲートに入ってしまおうとしたのだが、エラーで入れない。係員によれば、八時間前にならないと開かないのだそうだ。何と、深夜までオープンスペースで過ごせと、、、。
▽出発時刻の八時間前になったけれどゲートは全部閉じている。深夜は開かないようだ。
近くの何かの台の上でごろ寝している人々が。自分は別のところの椅子に陣取ってこれを書いている。まぁ、治安は悪くなさそうで良かった。
▽結局、明け方三時過ぎにセキュリティコントロールのゲートが開いて、中に入った。しかし、お店はほとんど全部閉まっていて、一番奥のサンドイッチ屋だけが開いていたので、水とコーヒーセットを頼んだ。
いきがって、エスプレッソにしたら、ほんっっとに微量なんですね、、、エスプレッソ。
昔、「いなかっぺ大将」と言う柔道漫画で、主人公の「大ちゃん」が上京して、初めて高級レストランへ連れて行って貰ったものの、メニューの中身が全くわからず、ポテトチップを「きっと、ぽて~っ、と、ち~っぷりと、美味しいものが山盛りになっているに違いない」と注文してしまい、出てきたポテチを見て「芋のから揚げかぁ」とがっくりする話を思い出した。
自分も新潟市出身なので、昭和40年代の当時、「ポテトチップス」なるものは確かに見たことも聞いたこともなかった。