今度はフランス行き(25)TGV遅れて焦る | spinflopのブログ

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(2022年1月から~) 
両親が亡くなり空き家となった実家の売却と確定申告日記(2023年6月納税完了)。遺品・写真から亡父母の生前を振り返り菩提を弔う。そして父の遺品の一眼レフカメラSONY α350の交換レンズを購入し使い倒す。

朝、ホテルで最後の朝食を食べ、チェックアウトで数百円(6€)の税金を取られ、ルームカードキーは取られず(=記念にお持ち帰り)、出立。TGV発車の一時間も前に、モンペリエ駅に到着。
▽モンペリエ駅到着と言ってもホテルの目の前なのだが。

 

 

 

▽駅2Fの巨大モニタ画面には、自分が乗車するinOuiの発車番線が未だ出ていないが、左上の画面の右下に

Accueil Embarquement presentation des billet 

と言うのが見えてちょっと心配になる。「もしかしてチェックインとか要るのか、、、飛行機じゃないのに??」と思ったが、結局、気にしなくて良かったみたい。

この後、結局、「inOuiは1FのA番線に来る」と表示され、みんなぞろぞろとエスカレータを降りた。

どうやら、モンペリエ・サン=ロック駅では、TGVが来るのは大抵、上の番線(A線以外)らしい。下に来るのは珍しいらしい。

 

 

 

▽何とか、inOui に乗車。ヴァレンスまでの便である。

自分の席に号車を間違えた老夫婦が座って居て焦った。

フランス語の「トロンペ(=間違えた)」と言う単語が聞き取れて嬉しかった。

自分の乗る号車がどこに来るか、は、ホーム上のディスプレイに表示されるので、必死に探す。

inOuiの色使いって、なんだかスイス鉄道(赤いドアに白いボディ)に似てるような、、、。

 

 

▽何とかヴァレンス駅に到着、ここでTGV(inOuiでないTGV)に乗り換え。

行き先が「ブリュッセル」なっていて、また心配になる。つまり、パリ空港CDGが終点じゃぁないのだね、、、。

 

 

▽発車後、スピードを計ってみた。往路では全く計れなかったが、帰りの便では「新幹線スピードチェック」が無事に動作して、速度が表示された。時速300キロには行かないらしい。

                                                                                                

それにしても驚いたのは、フランスから一番近い日本の地名は「博多の武雄温泉??」

 

 

▽現在地は表示されるときと、されないときがあった。Aramonは、南仏のアヴィニョンの近くの町らしい。

世界中でパケットレスで動くアプリ「新幹線スピードチェック」。自分は、Youtubeのスーツ旅行動画で知った。

 

 

▽乗り継便のTGV(inOuiでもOuiGoでもない、フツーのTGV)を、ヴァレンス駅で待つ。

自分の立っている場所が、何号車付近であるか、ホームのディスプレイに表示されている。

※sncfアプリの号車表示(号車の連結順番)はデタラメである。往路もそうだった。全く信用ならない。プラットホームのモニタ画面表示を見るべし。

ともかくこれで、cdg空港には行けるはず。それにしてもパリ空港は、パリ空港だったり、ロワシー空港だったり、シャルルドゴールだったり、日本人にとっては混乱のタネ。

まあ、成田空港も、新東京と言ったりするから仕方ないか、、。

 

 

▽喜んでたら急に減速して停車した。しばらくしてSNCFの乗車スタッフが車内でペットボトルの水を配りだしたので心配になった。

英語のアナウンスもフランス語のアナウンスも聞き取れないんでさらに焦る。「デメナジェ」と言う単語だけ耳に入って来たが、「引っ越し?」って一体なんだろう。「列車をどこかまで移動させる」だろうか。不安でたまらない。

 

 

▽コンセントの電源が全く使えないので、水を配りにきた兄さんに聞いてみた。英語は分からんと言いながら、「パワー、ゼロ! パワー?、トイレット!」と言って去って行った。どうしても電源が使いたいなら、トイレに行け、と言いうことらしい。電車の電源回りがおかしくなって修理となっていることと関係しているのだろうか。

※TGV(inOuiでもOuiGoでもないやつ)だったので、WiFiはずっと無料で使えており、情報は掴めた。

 

 

▽sncfアプリで見た運行状況。
ようやくまた高速運転し出した。何とか小一時間遅れで済みそう。一安心。と言うか、余裕を持ったスケジュールにしておいたのがよかった。

 

 

▽パリ空港(ロワシーCDG)が遠くに見えて来た。「TGVよ、あれがパリの灯だ」、、、って違うか。パリじゃない、ロワシー空港だ。

ともかく日本に帰れる。

 

 

▽空港に着いてsncfアプリをチェックすると、「遅延の状態」と出ていた。トータルで40分遅れで、クリズノワ(Crisenoy)と言う、パリからもうちょっとのところで故障したらしい。「運転手が修理に成功した-resussi a se depanner」とある。どの程度のトラブルだったのだろう。

 

 

(後記)2023年11月記。フランス語辞書のサイトで、「accueil embarquement」に関して以下のような説明を見つけた。

結局、Accueil Enbarquement presentation des billetは、「ご乗車予定の皆様、乗車券をご準備の上お待ちください」くらいなニュアンスなのだろうか。

"accueil embarquement" is a shortcut for "accueil des voyageurs devant embarquer à bord du train".
The purpose is generally first to check the tickets, to direct the passengers to the proper carriage, and to inform them if needed.
(Yendred Senior Member、 Paris Français - France)