不定期開館すっぴんどる図書室~
今回の本はこれ
わたしも、がんでした。
がんと共に生きるための処方箋
2013年に、国立がん研究センターがん対策情報センターが日経BP社から出したインタビュー集だ。
誰にインタビューした本なのかと言うと
がん経験者
がん患者家族(遺族)
医者
社労士
など
有名な人は、経験者としてならピーコさん。患者家族としてなら、田原総一朗さん辺りかな。
がんサバイバー的には、押川勝太郎先生が割と有名人。
本屋とか図書館とか、あまり目的を決めずに、ふらりと立ち寄ることが多い。棚に並んだ本の背表紙を眺めて、何となく気になるタイトルのものを引っ張り出し、少しばかり立ち読みをして、続きをちゃんと読みたいと思えば、レジまたは貸し出しカウンターへ持って行く。
この本は、暇つぶしに市立図書館へ行った時に見つけた。
自分自身ががんと診断された時、治療が始まってから、どんな風に気持ちが動いたかという話とか、家族ががんと診断され、しかも残り時間がそう長くはなさそうだと分かってからの葛藤や、家族として何を考えてどう動いたのかという話などが、すごくリアルに伝えられている。
つまり、当事者たちの生の声が、ぎっしりと詰め込まれている。
今後ピアサポーターとして誰かの話を聞くときに、色々とヒントをもらった気がする。
オススメ度
つきそいモンチッチ級
ランキング参加中