はい、がんなんですけど

はい、がんなんですけど

肺がん(肺大細胞神経内分泌腫瘍=LCNEC)ステージⅣと診断されたおっさんのゆるい毎日。

熊本に暮らす大切な友人が亡くなったと、共通の友人から連絡があった。

直腸がんだった。


同い年で、写真が上手くて、真宗の僧侶で、エガちゃんが好きな男だった。

新水俣駅で乗るはずだった新幹線に乗り遅れて、九州自動車道を車でぶっ飛ばして、宇土まで送ってくれた。何年経ってもその話を肴に、笑い転げた。

次会う時には、お互いのがん経験を肴に飲もうって約束したじゃないか。

俺よりずっと後でがんの診断を受けたくせに、何で俺より先に逝っちゃうんだよこのバカ!

9月12日のリレー・フォー・ライフ・ジャパンしまねが終わったら、地震見舞いも兼ねて会いに行こうと思ってたのに。

悔しい。悲しい。もう会えないなんて寂しい。




何か月ぶりの更新だろう…

生きてましたよ。

 

まず、熊本地震で被災した方々にお見舞い申し上げます。

そして、亡くなった方々に対し、心からのお悔やみを、申し上げます。

熊本にいる友人たちは、幸いにして無事なんだけど、それでも自宅が大きな被害を受けた人もいて、心が痛い。

一日も早く、この状況が収まりますように。

 

随分前のブログでポストしたんだけど、今年島根県では初めてとなるイベントを、開催します。

そのイベントとは、

 

1985年にアメリカで始まったがん征圧やがん啓発を目的としたチャリティーイベントで、日本では2006年に始まった。つまり、今年が20周年。

毎年大体50か所くらいで開催されているんだけど、島根県ではこれまで一度も開催がなかった。「島根でやったことないなら、やろうかなあ」

と、本当に軽い気持ちで仲間を集め始めたのが、去年の7月のこと。そして、実行委員会を組織して、本格始動したのが、年が明けて4月になってから。

 

 

そこから、会場を探したり、企業協賛を集めたり、実行委員会の中で役割を決めたり、あれこれ段取りしたりしていたら、開催は来月!

光陰矢の如し…

 

どんなイベントなの?

と尋ねられた時の答えは

がんをテーマにしたフェスだと思ってください。

 

がんは治るようになったとはいえ、やっぱりまだまだ深刻な病気だし、ちゃんと伝えようとすると、難しいことも多い。誤解している人も沢山いる。

そして、未だに他人事だと思っている人もいる。

がんと診断される前の自分自身が、そうだった。

なので、お祭りを楽しみつつも、がんを自分自身の問題として考えるきっかけになるような催しを、あれこれ考えている。

 

島根、遠いわあ

という人も多いことと思うけれど、もしも都合がつけば遊びに来てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週金曜日、国立がん研究センター患者・市民パネルの会合があって、江戸へ行ってきた。
患者・市民パネルとは、国立がん研究センターが進めるがん対策のいくつかに、患者や市民が意見を述べることができる仕組みや、意見を述べる人のことを指す。

俺も昨年度から委嘱を受けていたけれど、何が忙しいのかわかんない理由で忙しくて、対面での会合になかなか参加できずにいた。

今年度はできるだけ時間を作って、積極的に参加しようと思っているので、その第一歩と言ったところ。

会合でどんな話をしたとか、何について会合を持ったのかという点については、ないしょ。

そのうち何かしらの成果を伴って、国立がん研究センターから発表があるはずなので、首を長くして待っててください。

 

 

 

その夜は、過去に患者・市民パネルを勤めた人たちも交えての飲み会。

ずっと話をしたかったサバイバーさんと話ができたり、名刺交換できたりで、かなり実のある集まりだったんだけど、この元気な人たち(俺含む)の多くが、がん治療を受けてきた、あるいは現在受けている人だなんて、がんのリアルを知らない人には驚きかも知れないなあとか、そんなことを考えた。

 

 

翌日は、埼玉県さいたま市浦和区まで遠征(と言っても、江戸での拠点にしている蒲田から、京浜東北線で乗り換えなし)。

なぜかさいたま

 

 

リレー・フォー・ライフ・ジャパンさいたま実行委員会にお邪魔した。

「16日土曜日暇なんで誰か遊んでください」

とSNSにあげたら、さいたま実行委員会さんから

「暇なら遊んであげるから浦和まで来なさい」

と連絡があったので、喜び勇んで遊びに行った。

めちゃめちゃ遊んでもらった。

お昼過ぎに蒲田を出て、帰ったのは日付が変わる少し前だった。

 

そして、島根に帰るその日は、朝から妻と2人で国会議事堂へ。

アポなしで国会へ行っても、無料で見学できるとホームページに書いてあったので、そりゃあもう主権者としては、どんなところか見ておかなくちゃねということで、行ってきた。

建物が、テレビでよく見るアレと同じだった(当たり前)。

あの真ん中の高いところは中央塔と言うらしく、高さは65メートル(って言ってた気がする)。

 

議事堂を正面に見て左側が衆議院で、右側が参議院。見学したのは、衆議院。

 

細かいところで違いはあるんだろけど(本会議場の議席数とか)、基本的には左右対称に造られている。

 

 

あれこれ勉強になったんだけど、気になることもあれこれあった。

まず、見学の受付に、民間企業ならクレーマーから詰め寄られるに違いないほどの無駄が蔓延っている。それは、意味が分からん!と叫びたくなるほどに。

そして、見学の順路(専用コースなどは無し)は、やたらと階段を上がったり下りたりする。

バリアフリー?ナニソレオイシイノ?状態だ。

また、案内しながら説明してくれる衆議院警務部のお兄さんが、地声で説明してくれる。

けっこうな人数がいたので、縦に長い列をなして議事堂内を移動するんだけど、先頭にいて地声で何か言われても、後ろの人は聞こえない。

そりゃまあ、無料見学だから説明が聞こえなくても仕方ないのかも知れないけど、説明する人だって「で、僕は誰に説明しているんですか?」ってなるんじゃない?

知らんけど。

 

選挙権を持つ人を有権者と呼ぶ。間違いではない。というか、正しい。

でも俺は、自分で有権者とは名乗らないことにしている。

主権者。

国会議員を当選させてあげて国会に送り込んであげて仕事を与えているのは、こっち側だと、ずっと昔から思っている。実際その通りでしょ?

だったら国会議事堂もこっち側の財産のはずで、そこを見学するのに不便な思いを強いられるというのは、随分な話じゃありませんかね、センセイ方。