チクリともしない | はい、がんなんですけど

はい、がんなんですけど

肺がん(肺大細胞神経内分泌腫瘍=LCNEC)ステージⅣと診断されたおっさんのゆるい毎日。

昨日は3週間に一度の診察と点滴治療の日。

院内は、いつもより人が少ないように見えた。 

そのせいか、診察の呼び出しが過去最速だった。

診察室前のソファに腰掛け、持って行った本を読もうと、挟んでおいたしおりを外したら

116番でお待ちの方、11番診察室へ〜

と、主治医のT先生の声が。

え、もう?

あまりに早い呼び出しに、少しだけ胸騒ぎを覚えた。

まさか先週のCT検査の結果が芳しくなかったとか?

それで早目に伝えようと、こんなに早く呼び出されたとか?

呼び出しからここまでの推定所要時間は1.4秒。

不安な時ほど脳の回転速度が上がる。

その割に出てくる答えは大概ショボい。


恐る恐る診察室のドアを開けると、いつも通りニコニコと朗らかなT先生の姿。

今日は腫瘍マーカーを出さないので血液検査の結果が早かったんですよ〜

と、いつもより早い呼び出しを俺が不安に感じるのを見越したかのような説明をしてくれた。


CT検査も今日のレントゲンも尿検査も血液検査も、結果は良好とのこと。


時間に余裕がありそうだったので、先週のPCR検査騒動についてT先生にレポートした。

先生「その日のうちに結果が出たんですか?」

俺「夜でしたけど当日でした」

先生「今週に入ってからは、検査結果の通知に3日くらいかかってるみたいです」

俺「検査数が多くてということですか?」

先生「そう。爆発的に増えてるようです」


島根県の保健医療サービスは、かなりひっ迫しているみたいだ。今日から島根県もまん延防止等重点措置が適用された。適用範囲は全県。

まんぼうで現状がどこまで改善されるのかは分からないけれど

今のままだとヤバい

という印象を伝えることくらいはできそうだ。


診察を終えてケモ室へ行くと

え、もう?

と驚かれた(笑)


いつもより早いせいなのか、受診控えのせいなのか、ケモ室も普段より人が少なく見える。

看護師さんたちにも、何となく余裕があるように感じられる。

だからというわけではないだろうけど、点滴針を打たれた時に、まるで何も感じなかった。

チクリともしない。

何十回かに一回程度、そういうこともあるるらしい。

 

 

 

 

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