最終フェリーを見送れば終わる

誇らしげに汽笛が最後を告げた

 

この街にもやがて夜が来る

僕は夢を見ていたのだろう

一瞬の流れ星は残像さえ残さない

僕がひとり歩けば

確かな愛さえ夢になってしまうのだろう

 

いつまでも忘れない

ひとりよがりな僕にはその真意さえつかめない

 

思いやりはきっと未来を向くこと

過去へのこだわりは今の心を傷つける

だから振り返らない

君が教えてくれた答え

 

すれ違った心ふたつ

もう傷つけ合うことはないだろう

 

 

 

僕は手探りしていた
あの時君の愛に触れた

今日また君に出会う
それは君との愛が終わったから

陽がひとつひとつ傾き
また黄昏が来る
陽の光がひとつひとつ弱まり
また冬が来る

そう、僕らは何かをつかんだ
ほんとの愛の意味なのかも知れない

終わりの前の永い旋律
言葉は沈黙する

君と今日のこと一生忘れない

理性は感情の悲しみを緩和する
でも今必要なのは共に悲しむことだろう
雨ににじむ夜景は貴方の幻
憧れはダイアモンド

出逢いを信じていたい
もういいでしょ
なぜ逃げようとするの

ほら、雨が降り出した
家に帰ろう
ねぇ、愛がめばえたでしょ
私に還ろう

貴方の全てを雨に流して
貴方を包みましょう

貴方が運命と云うのなら
過去未来全て私を受け止めて

それはあの時偶然視線が合ったから
貴方の仕草が愛を育てたの

心の隙間に優しい雨が降る
だから、もう偽らず応えてほしい
雨が止む前に強く抱きしめて