僕らは何処にゆくのだろう

繁栄の代償として

優しさを何処に忘れたのだろう


遠く見えるアーチを新しくすれば良いのか

いにしえびとの汗と涙が落ち

光を集める地平の彼方

僕らはそこで生まれ育ったはず


大地は時として過ちに向かうひとを諌めるだろう


男たちの自由は摩天楼の鳥籠に詰め込まれ

女たちの寛大さは日々の喧騒に忘れさられ

子供たちは進むべき道しるべを失う


いま立ち止まり振り返ろう

LONG LONG AGO, 20th century.

古き良き時

20th century







微笑みは何のため

夕陽はシャイな前奏曲

もう少し傍にいてほしい


饒舌なこころは愛を話したがる

まだダメだろうか


少年の頃夢見た

聖母の次に出会うひと

愛を与える時の使者

あなたですか


僕を愛に導く

君の手口だね


君の瞳の中

探し求めた何かゆれる

遠く昔の昔シェアしたもの

遠い未来ふたり触れるもの


もう涙に濡れる月日は捨てて

もう探さない

もう離さない

恋に落ちた女(ひと)は月ですか

逢瀬の悦びは明日

刹那の涙に濡れる


散り際を惜しまぬ花を知らぬがごとく

十六夜にまた貴方の夢を見る

移ろう月は秘めたる恋模様



寄せては砕ける波を忍ぶがごとく

灯った月光は白波を照らし

愛は繰り返す


少女に戻れるなら

我何を望もうか

罪に怯えながら紅を引き

十三夜の恋初めし夢に心ゆらそう


切なさをどう止めましょう

やさしさは貴方の前で荒ぶる海となり

貴方を想いに沈めても


逢いたい心は戸惑いに揺れ

月抱く夜は恋心そむき

ただ朝を待つのです