恋に落ちた女(ひと)は月ですか

逢瀬の悦びは明日

刹那の涙に濡れる


散り際を惜しまぬ花を知らぬがごとく

十六夜にまた貴方の夢を見る

移ろう月は秘めたる恋模様



寄せては砕ける波を忍ぶがごとく

灯った月光は白波を照らし

愛は繰り返す


少女に戻れるなら

我何を望もうか

罪に怯えながら紅を引き

十三夜の恋初めし夢に心ゆらそう


切なさをどう止めましょう

やさしさは貴方の前で荒ぶる海となり

貴方を想いに沈めても


逢いたい心は戸惑いに揺れ

月抱く夜は恋心そむき

ただ朝を待つのです