【エソテリック・ヒーリングの法則Ⅹ】 ~ 生命の法則 | 神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道

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 上級編開催に際して、10個の法則がどのようなものか、

簡単にでも紹介してみようか、

とフワッとした感じで書き始めたこのシリーズも、

最後の法則に辿り着きました。

 

 上級編では、

この解説を一字一句細部まで読み込んでいくわけですが、

現段階ではまだ準備は整っておらず、

最後にこの文章を読み込んでから10年余り経っています。

 

 その当時は、本当に悪戦苦闘し、

夜寝ていて背中に冷や汗をかくことが何度もありましたが、

他の秘教テキストをそれからも10年読み続け、

近年になってやっとかなりスムーズに読めるように

なってきているので、今回の連続講座も何とかなるだろう、

と高をくくって始めましたが、それでもこの法則の解読は

大丈夫かな?という若干の不安は残っています。

 

 というのは、この法則に関しては、

最初の第三部の序文のところで、

「十番目の法則は多くの説明を加えるには

 難解すぎることに気づくであろう。

  それは、私たちがまだ何も知らない生命原理に関係し、

 モナドの目的に関するものである。」

と書かれているからです。

 

 このシリーズを書き始めた一番最初のときに、

現在の「太陽系において生命目的の表現を支配する

三種類の法則がある」ということで、

 

1 自然界の法則――形態性質の分離的な法則

2 魂の法則――グループの完全性を保つ融合する法則

3 生命の法則――存在そのもののダイナミックな法則

 

が紹介されていました。

 

 これまで見てきた9個の法則は、

2番目の「魂の法則」に属するものだったのですが、

この最後の法則は、そこから一段先に進んだ3番目の

「生命の法則」に半分足を突っ込んでいる、

ということなのです。

 

 以下に示す条文の前半部分はこれまでと同じ

「魂の法則」レベルの話なのですが、

後半部分は「生命の法則」のレベルになっているのです。

 

 秘教の解読講座は、これまでも、

準備が完全に整ったから開講する、ということではなく、

自分の上限の能力を発揮すれば何とかなるだろう、

という見切り発進で開講してきました。

 

 そしてギリギリ直前まで生みの苦しみを味わいながら、

ときに断崖絶壁に立たされる気分になりながらも、

最後の最後は何とか恥ずかしくない形に仕上げられる、

という綱渡りの連続で今日まで来ました。

 

 そうやって、強制的に追い込まれる環境に

自分の身を置かない限り、現在のような理解や、

解読能力には至らなかったでしょう。

 

 さて今回のシリーズでは、

またどれだけ痛めつけられるのか? 

 

 以前感じていたような不安感は

ほとんどなくなってきましたが、

読み解けないときのイライラや焦燥感は、

今もまだ感じるときがあります。

 

 でも一方で、それが大きいほど、

解読できたときのスッキリ感、達成感、

それを皆さんにお伝えできる喜びも大きくなります。

 

 それを楽しみに、まだまだチャレンジを続けていきます。

 お申込みも、まだ、可能です。

 ぜひご一緒に。

 

 

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<法則Ⅹ> 

 

 おお弟子よ、子から母への呼びかけに耳を傾け、

それに従いなさい。

 形態はその目的を果たし終えたという言葉が発せられる。

 そのとき、マインドの原理が準備を整え、

その言葉を繰り返す。

 待っていた形態がそれに応え、衰退する。

 魂は自由になる。

 

 おお、上昇する者よ、

義務の領域から発せられる呼びかけに応えよ。

 アシュラムから、もしくは生命の主自身が待つ

評議会から発せられる呼びかけを認知せよ。

 音が発せられる。

 魂と形態の両方が共に生命の原理を放棄し、

このようにしてモナドを自由にする。

 魂が反応する。

 そのとき、形態がつながりを断ち切る。

 そのとき、生命は解放され、

意識的な知識の特質とすべての経験の果実を得る。

 これらは、魂と形態が結合したことによる贈り物である。