日本には、そして世界には、
社会変化を予測するたくさんの専門家がいます。
しかし、絶対にこの人のいうことなら信頼できる、
というような人は、なかなか見当たりません。
50年前とか、20年くらいまででも、これほどではありませんでした。
今は本当に、先の読めない時代だと言えます。
一体、何故なのでしょうか？
それは、今日の社会変動を引き起こしている根本的な原因が、
一般に知られている社会変化専門家が考えているよりも、
はるかに長いタイムスパンの現象に由来するからだと思います。
それは、秘教でも学ばなければ、
そんな現象があるということにも絶対に気づけないような
範疇のものだと思います。
（下記に示す今日の引用文は、その一端です。）
その中に、今、かなり多くの方が気づいてきたような、
陰謀論的情報を、正しく選択して正しく位置づけ、
それが根底にあって、その上に乗って起きてくる、
表面的な世界の動きと、
それに対する一般大衆の反応のすべてを読みこんだときに、
初めて、「未来予測」というに足る考察になります。
しかしそれさえも、
カオス理論でバタフライ効果と言われる、
ほんのわずかな変動によって、
一瞬先はまったく違った状態に変化する可能性がある、
カオスポイントの頂点に、今差し掛かっているため、
まったく外れてしまう可能性もあります。
しかしそれであっても、いや、そうであるからこそなおさら、
今私たちが置かれている状況がどういうものであるかを、
ギリギリ限界まで能力の粋を尽くして考察していくことは、
とても大切なことだと思っています。
下記は、今となっては過去に遡ること300年くらい前からの、
ハイラーキーによってなされた、
現状判断～未来予測が情報公開されたものです。
私たち人類の望ましい方向への進歩・進化が、
今日の変化の根底にあことが描かれています。
そしてそれが、今日の未来予測を、
とても困難にしていると思われます。
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達成の方法が二つあるとあなた方は何度も言われてきた。
一つは、比較的小さな結果を達成するために
永劫の時がかかる長くつらい進化の道であり、
もう一つは、さらにつらいが遥かに速いイニシエーションの道である。
ゆっくりではあるが安全な方法を人々の世界が
選択するか(選択した方がよいのか)どうかは、
長きにわたって疑問(未解決の問題、
あなた方はこのように呼ぶのではないですか）のままであった。
それは、不完全さを非常にゆっくりとしか除去しないが、
人間はそれほど負担も負わず、
わずかな努力で済むものである。
それは、善をゆっくりとしか認識できず、
悪をゆっくりと、非常にゆっくりとしか追い払えない方法である。
シャンバラの善をなさんと言う意志は、
通常の進化システムのもとではおぼろげにしか存在せず、
現在の人間の発達段階でさえも達成できるようになる前には、
永劫とも言える時間がいまだに人類の前途に広がっていたであろう。
しかし、ハイラーキーでさえ予想しなかったことが起こった。
過去二百年の間に状況が一変した。
十分な数の個人がイニシエーションを達成し、
大師方のアシュラムへと入った。
こうした成功を収めた熱誠家たちの決意を通して、
そして彼らが活動を継続したことによって、
速やかでつらい道を試そうという決定が彼らによって、
しかし人類のために下された。
そのとき以降、三つの要素が存在している。
1 人類全体の意識をさらに高い知的レベルへと上昇させる上での
途方もない前進と言う要素。
教育の進歩、科学での発見、物質的な界層と空の支配が
このことを証明している。
2 世界的規模での苦悩、経済的な大惨事、世界大戦、自然の異変、
そして個人と国家と惑星の生活を今日非常に困難なものにしている
無数の出来事と問題という要素。
誰も例外ではなく、違いは見られない。
3 ハイラーキーに関する知識の増大、
そして何にもまして、霊的な大計画の進展という要素。