正しい努力の結果として統合・融合・拡大が起きる ~ 『秘教治療』から、「弟子に固有の問題」(5) | 神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道

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「この過程を修得する間、多くの心理的な苦難が起こり、心理的な裂け目につながる。

 それは深く根差したものもあれば、表面的なものもある。


 すべての発達の、目標は統合――完全な統一と一体化が達成されるまでの、パーソナリティーとしての統合、魂との統合、ハイラーキーとの統合、全体との統合――である。


 唯一なるリアリティーとの一体化がその基本的な目標であるこの統合の科学を修得するために、弟子は一つの融合から別の融合へと前進する。」




自分が正しい方向に進んでいるのか否か?

リアルタイムで、自分自身のことを評価するのは、意外と難しいことです。特に、「これは!」というものを見つけて、それに集中してトレーニング期間に入っているときには。


というのは、基礎づくりをしているときには、一時的に視野が狭くなり、周囲との交際も減らさないと、ベースとなる実力を養うことは不可能だからです。


たとえば、私自身に関して言うと、このブログでこの1年間、『秘教占星学』の各星座の記述の解読を試みています。そのために、主観的には自分のエネルギーの半分くらいを使っている感じがしています。しかし、今、これをやらなければ、今生で『秘教占星学』を読みこなし、『秘教治療』他、アリス・ベイリーの解読の中に、占星学を取り込むのは無理だろうな、と思って、集中してやっています。


その間にそれをやらなければ、もっと他のたくさんのことがスムーズにできましたし、新しい仕事環境の中で、交流もはるかに広げられたと思います。しかし、(あと20年間くらい生きられたとして、残りの人生を)大局的に考えたときに、この1年、そしてあと数年、『秘教占星学』に重点をおいてやっていくことは、ベストの選択だな、と、今は思えています。


10年経ったときに、現在の私の姿がどのように評価されるかは、分かりませんが、4年半前に『秘教治療』の解読と連続講座を始めて、現在に至っている流れを、今は正しい選択だと思えているので、多分、今の『秘教占星学』の選択も正しかったと思えるのではないか、と思います。


というのは、『秘教治療』に集中した結果として、今、急速にそれを評価いただいて、講座に参加していただける方の数も増え、おそらく今後も増え続けると感じていますし、そこに『秘教占星学』を加えることができれば、その輪はそれが無いときに比べても、格段に大きくなっていくと予測できるからです。


その結果、まずは私の中での知識・認識・意識における拡大が起こり、それが分野・人的交流、そしてビジネスの面においても、拡大・統合が起きてくることが、予測・期待できます。

世の中では、こういった分野の知識が普及し、その中で信頼できて積み上げの効く、確かな情報を求める人が益々増えていくと思いますので、おそらくそのようになることでしょう。


その際に、昨日まで書いてきた注意点を忘れずに、道を歩んでいけば、そして、それを周囲の人たちに周知していけば、そんなに間違った方向に進む危険性はないように、思っています。


ハイラーキーの指針・計画に沿って、正しい方向で努力していけば、必ずそのような統合・融合・拡大が起きてくるはずです。

そのような統合・融合・拡大が(それが目的ではなく、結果として)期待できないようなあり方は、何か問題がある可能性が高いと思います。

もっとも、そこに至るまでに掛かる時間はまちまちで、私の場合は、40年、掛かりました。そして、その間に、下記に描かれている失敗を何度も何度も、してきましたが。



 

「しかし、彼がかつての関係を魂―パーソナリティーとして拒絶するまでは、間違いを犯し、多くの場合において完全な落胆に陥り、望ましくないものと自らを同一化する。


 彼は、場違いな熱狂、歪められた熱誠、グラマーの圧倒する影響、心理的肉体的に混乱した多くの状態に対する代償を何度も何度も支払う。

裂け目が癒され、正しい同一化を達成し、正しい方向性を確立するまでは、このような混乱した状態が起こるのはやむを得ないことである。



この避けられない基本的かつ必然的な過程が起こっている間に、明確な作用がエーテル体で進行している。・・・」


さて、最後の一文で、話題は、心理的・社会的な変化に伴って、パラレルに起きてくるエネルギー的・生理学的変化に移りました。

その間、エーテル体にはどのようなことが起こっているのでしょうか? 


人間は心身一如、常にホリスティックな状態として存在していますので、意識~心理的な状態やそれに伴う生活と、エネルギー~生理学的な状態には、必然的に対応関係があります。

知性をフル活用して、イメージしてみてください。

続きの解答は、明日・・・ということで。