「ホリスティック」という言葉を、最近、よく目にするようになりました。
ホリスティック医学協会が日本にできて間もなく30年。
その10年後には、ホリスティック教育協会ができました。
しかし、その後しばらくしてあまり使われなくなり、日本ではもう死語になっていくのかな、と思っていたら、この2・3年、急に至るところでこの言葉を目にするようになってきました。
ブームというよりも、社会や日常生活のおける偏りの中から、全体的に物事を考える必然性が生じ、それを表現する言葉を探したら「ホリスティック」という言葉が見つかったので使い出した、という感じの方が多いようです。
しかし、「ホリスティック」という言葉を使う人たちの「ホリスティック度」は、様々です。
どのようなレベルで使っても良いとも言えますが、できたら自分の専門領域だけでなく、意識を拡大してより広い視野から全体を見ることを常に心がけていただきたいと思っています。
その一つの指標が、重要な現実的問題になっている政治・経済の問題に関心があるか、という点です。
FBでは一昨日は経済、昨日は政治の問題に関するシェアをしました。
これらは明日にでも、私たちの生活に大きな影響を及ぼす可能性のある問題です。
そこが崩れてしまうと、自分の仕事や趣味、家族や生活さえ崩壊しかねない問題です。
こういった問題に無関心でありながら、「ホリスティック」ということはできません。
これから一両日が、色々な意味で大きな山場になると思います。
後から振り返ったとき、後悔しないよう、今自分たちにできること、するべきことを、きちんとやって行きましょう。