蘭のブログ -98ページ目

『ラベンダーの咲く庭で』

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『ラベンダーの咲く庭で』

2004年、イギリス
監督・脚本 チャールズ・ダンス


1936年、イギリス、コーンウォールで。
アーシュラ(ジュディ・デンチ)とジャネット{マギー・スミス)の初老の姉妹は海辺の
この静かな町で、両親の残してくれた屋敷と財産に恵まれ、つましく穏やかに暮らしていた。

そんなある日の嵐の後、船が難破し一人の美しい青年(ダニエル・ブリュール)が海岸に
打ち上げられる。青年は足を骨折しており、姉妹は自分たちの家でこの青年を看病する事にする。
青年はポーランド人で始め英語が全く通じない。ジャネットはドイツ語の辞書を引きながら
青年と会話し、アーシュラは紙に英語の綴りを書き貼り付けて言葉を教えていく。

この青年の名はアンドレアといい、ヴァイオリンの名手であることがわかってくる。
この地へ絵を描く為に滞在していたオルガ(ナターシャ・マケルホーン)は高名なヴァイオリニストを
兄に持ち、才能あるアンドレアを兄に合わせようとする。


姉妹の住む屋敷も含め、海岸の景色がとても美しく、見惚れてしまいます。

姉妹、特にアーシュラはアンドレアに恋心を抱きます。どうしようもないけれど抑えられない
気持ちがよく伝わってきて切なくなります。
二人はアンドレアをここから連れ出そうとする若く美しいオルガに嫉妬し、彼女を嫌い
悪魔のようだと言いますが、私にも二人の気持ちがよくわかります。

アンドレアの素性が今ひとつはっきり描かれていない事、オルガもどういう人なのか良くわからない
事、など細部をもう少ししっかり描いて欲しかったと思います。

しかし老姉妹が素晴らしく、アーシュラの悲しいほどのときめきや、姉妹の抜け駆けは許さないと
いうようなやり取り、二人結託してオルガからアンドレアを守ろうとする様子など、その都度
二人の気持ちがよく表現されていると思いました。

ロンドンの演奏会でとても素晴らしい演奏をし、お偉方にかこまれるアンドレアを見て、
「もういいわ、帰りましょう」とアンドレアの演奏会場を後にする、ラストの二人の後姿に
思わず涙ぐんでしまいました。


ジャネット役のマギー・スミスはハリーポッターのマクゴナガル教授です。
最近どこかでお目にかかったと思ったら…。

映画『NANA』TVで見ました

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11日にTBS系列で放映されていました。

マンガが大人気なのは知っていましたが、全く読んだ事はありません。
原作を知らないので、いきなり映画はどうかな、と思いましたが・・・

これが、思っていたよりずっと面白かった!

パンクバンド「ブラスト」のボーカリスト、大崎ナナと、恋人である章司を追いかけて
東京へ向かう途中の小松奈々は、偶然新幹線の中で隣同士の席になり出会います。
同じ名前で同い年であることがわかり、二人はたまたまダブルブッキングで出会った
川沿いの古いアパートで共同生活を始める事になります。

自分をしっかり持っていて、やりたい事、目指すもののはっきりしているナナに対し、
奈々はボーイフレンドにドップリ頼りきり、やっと決まったアルバイト先でも、
甘さの抜けきらない女の子です。

ピンク色の甘い洋服を着て、ヒールの高いパンプスを履き、よたよたと内股で歩く奈々に
イライラさせられますが(私が)、ナナはそんな正反対の奈々を突き放しもせず、仲良く
暮らしているのがちょっと不思議な感じです。
奈々もナナがかつての恋人であるレンへの思いを断ち切れずにいる気持ちを見抜き、
二人が再会できるようチャンスを作ったりします。

中島美嘉と章司役の平岡祐太がどうにもダイコンですが、映画そのものは面白かったです。

レンの松田龍平、伸夫の成宮寛貴、少ししか出ませんが松山ケンイチ、など良い感じでした。
中島美嘉もテーブルに飛び乗って謳いだす所など、カッコよかった。

奈々が過去を思い出す形で終わっていますが、マンガもそういう形で描かれているのでしょうか。
直前まで、ナナの仕組んだサプライズで大喜びしていたシーンが一変して、
今は誰もいないガランとしたアパートの、開け放たれた窓でカーテンがそよぎ、外には
青空と光る川が見えるラストのカットが、置いてきてしまった青春を思わせ、なんとなく
寂しくせつなく見えました。

『夜空を歩く本』

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きれいな本を見つけました。

『夜空を歩く本』(インデックス・コミュニケーションズ)

あまり大きくない本ですが、ここにはいろいろな表情の夜空がたくさんあります。

こういう綺麗な夜空、この頃見ていないなぁ・・・。