投資で勝つための非常識な見解! | spider-thread-21のブログ

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投資を通して皆が自分らしく生きられることを目標にしています

基礎は大切ですが、一般論をたくさん書いても面白くないので、僕の変わった見解を述べたいと思います。今日は少し辛辣に行こうと思います。

 

ブログを書き始めるまで、僕は他の投資ブロガーの記事を読んだことが殆どありませんでした。でも今は、一体どんなことを言ってるのだろう、っていう関心もあって時々見ています。長く続いている実績のありそうなブロガーは大丈夫だと思いますが、一部にはリスクに対してリターンが低いものが混在しています。

 

投資は企業を応援するためとか、社会正義のためにやっているわけではありません。徹頭徹尾、目的は利益を上げることなのです。会社についても同じで、どんなにすばらしいことを言う経営者の会社であっても本質的な意味で利益をあげるメカニズムを構築できなかったならば退場して頂きたいですね。稼ぐということについて無能な経営者は社会の弊害です。長期に亘って従業員が幸せになることもありません。

 

無能な投資家は成績が悪くなると市場のせいにしますし、無能な経営者は経営が悪化すると従業員のせいにします。

 

投資家も経営者も本当に優れた方々は最終的に社会正義に資する活動に発展しますが、最初からそんな高尚なことだけをやっているわけではないと思います。

 

投資について、僕はプロであれば平均年率投資リターンは税金などの諸費用を差し引いた後で19%あれば立派だと思っています。何故ならこの率だと4年で運用資産が倍になるからです。目安としてはよいと思います。でも、この数字に拘る必要はありません。目標に拘ると判断が曇るからです。

 

因みに、僕は沢山失敗もしていますし、自分でたてた仮説が外れることも多々あります。それでも費用を差し引いた後のリターンを見ると、昨年はコロナショックがありましたが、結果的には+50.1%(Sharpe Ratioは2.36)、今年は先週末時点で+29%(Sharpe Ratioは4.49)です。感覚としては去年の方が稼げた印象を持っていますが、率は年率換算にすると今年の方が良いです。感覚とファクトの差異、これが数字管理をする理由ですね。

 

もっとリスクをとってリターンを上げることは可能ですが、僕は、リスクをもっと抑えてリターンを19%近辺に持っていくのを目標にしています。

 

以前のブログでご紹介しているSharpe Ratioを見るとお分かりいただけるかと思いますが、今年は去年よりもリスクの軽減ができています。一般的に、Sharpe Ratioは2.0を超えると良いとされ、3.0を超えることは難しいと言われています。ただし、去年や今年は、上昇相場が続いているので、数値がよいのだと思います。Sharpe Ratioについては、分散が十分の筈のTOPICSのETFよりは大分アウトパフォームしているので、僕的には取り敢えずOKだと思っています。

 

ネット上では色々な情報が飛び交っていますが、かなりリスキーなことを言っている人もいますので、是非、自分でリスク査定をされることをお勧めします。

 

僕の場合は、過去に大きな失敗をしていますから、稼げる時はできるだけ稼ぎ、冬の時代は耐え忍ぶという戦略で、分不相応な妄想は避けるように自分を戒めています。僕が投資を続けている理由の一つは、自分が如何に愚かな人間であるかを絶えず訪れる失敗を通して認識できるからでもあります。

 

今、僕が感じているのは、去年から続いていた、何をしても儲かるっていう状態は今年の3月下旬くらいで一旦終了したかも知れないということです。これからの投資スタイルは少し新たな展開に向けて調整が必要かな、と思っています。僕自身は、4月から色々と試行錯誤をして、どのような調整に落ち着けるべきかテストをしている最中です。

 

ところで、僕は個別銘柄の長期投資はリスクが高く、短期投資ではリスクが低いと思っています。一般に流布している、長期投資で複利効果を享受しながら、ゆっくりお金持ちになろう、という文言からは外れていますね。(念のために申し上げると、僕は複利効果の偉大さは十分に認識しています)

 

誰も否定が出来ないと思いますが、株価の動きはランダムです。ですから、マイクロ秒単位で見たときの世界では売買の比率に大きなバラツキが出るのです。高速売買をして、それこそアト秒先の売買を予測すれば、このゆらぎを利用して非常に高い確率で稼げると思います。そして、ロングとショートの両方で稼げるのですから、その手法を実践できる環境にいる人は短期で大きなリターンをあげても全く不思議ではありません。僕も専業トレーダーであれば一日数時間そのようなトレードをするかも知れません。

 

短ければ短いほど、変なニュースが株価に反映されるリスクが少なくなるので安全だと思います。だから本当の短期投資はリスクが低いと思うのです。あたかもゲーム感覚で売買をするようなので、マネー・ゲームという言われ方をされるのでしょう。でも別に悪い事ではありません。投資というよりも「比較的に安全な投機」という感じでしょうか。為替の方が極端な値動きが少ないケースが多いので、この手のプレイヤーはFXの方に多いかも知れませんね。

 

翻って、長期の場合は、東芝のように、とんでもない経営陣が、とんでもない官僚と世界に対して恥ずかしい話を進めたりすることが長い歴史の中では起こってしまいますね。数十年前にそんなことをピンポイントで予測することは無理だったでしょう。盲目的に長期保有し続けるから儲かるわけではありません。この視点で、個別銘柄では長期投資のリスクは高いのです。しっかりとバリューを算定(経営者の輩出能力なども固有のバリューです)できる能力と機械のような実行力がないと、いづれは損失を出すことになるでしょう。

 

実は長期投資家が稼げる時というのはエーザイのようなケースです。すばらしい新薬開発を予測することは難しいですね。それが1兆円の価値なら尚更です。会社の開発姿勢や資金力のある海外の会社との資本提携などをみて、画期的新薬の開発成功の可能性にかけた人は今、その果実を受け取っているのです。長期投資家は長く待った甲斐があったと、ある程度は安堵しているでしょう。

 

面白いのは、株価が急激に上がるのは保有期間との比率で数%の間に起きると言われています。この考え方を適用すると、長期保有すればするほど、このいつ訪れるか分からない数%の期間に株を保有している可能性が上がりますね。だから、大きく稼げる可能性が増すことになります。

 

ある程度の期間で結果を出すには、相当な目利きである必要があります。小さな資金を数億円にした成功物語を聞くことがありますが、そのような話は例外的な話と考えて間違いありません。稼ぐ世界では、資金力のある者が圧倒的に有利なのです。数百万円の元手をALL INして稼げる可能性は極めて低いでしょう。

 

因みに、どうして資金力がある方が優位なのでしょうか。答えば非常にシンプルです。資金力のある人の数がそうでない人よりも圧倒的に少ないからです。競合が少ないのは勝つための鉄則です。同じ能力の人が本気になったとき、軍資金が多い者の数が少なければ圧倒的に優位で、取れる戦略も多い上に、活用できるツールへのアクセスも豊富です。織田信長の桶狭間の戦いは、信長が数百年飛び越えた論理性と感覚を持った天才だから可能でした。その信長も自分の能力が他者よりも圧倒的に優れていると認識したのは後年になってからだと思われます。

 

投資で成功したいならば、軍資金と能力を若い時から蓄積することです。そしてコツコツと分散投資をするしかありません。そして投資効率を上げることを常に追求することです。市場は日本、米国、途上国など、結果がでるならば、どこでも構わないと思います。誰にも負けないくらいに調べ尽くして、考え尽くして、失敗を糧に、執拗に投資リターンを求める以外に成功の可能性は拡がらないと思います。

 

もし、ゆっくりと着実に資産を増やすことが嫌であれば、一つの方法として、初期の段階でギャンブルをするしかありません。大化けするかもしれない小型銘柄にある程度集中投資をするやり方ですね。僕は小型成長株への投資もやっていますから、これはまた別の機会に述べたいと思います。