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 こちらの続きです。



この本、読み終わりました。

『欧米に寝たきり老人はいない 増補版』
著者 宮本 顕二・宮本 礼子

三分の一も読まない内から、

「なるべく早くお父さんの
中心静脈栄養をやめたい!」

と思いました。

医療関係者である
お二人の著者ご自身の経験と、
お二人が実際に様々な現場へ足を運び
そこで見聞きした事実と
そこから感じた思いが書かれています。

著者のブログの
読者さんからのコメントも
いくつか掲載されていて、

自分の終末期を考える高齢者の方や
医療や介護の現場で働く方
ご家族の終末期に関わった方など、
高齢者の終末期について
様々な立場にいる人々の意見が
たくさん載せられていました。

医師も、看護師も、それ以外の皆さんも、
自分の最期には延命処置を望まないのが
大多数のようです。(私もそうです)

高齢で回復の見込みがなく、
寝たきりのまま
管に繋がれ苦痛を伴いながら
死を迎えるまで命を繋ぎ止めることを
自分自身には望まない。

けれど家族に対しては、

「それでも自分のために
どんな形であっても生きていて欲しい。」

と希望する。

残酷な愛情だな、と思いました。


人によっては
家族に対して延命をしないことを
冷たいと感じることもあると思うので、

延命しない場合も愛情ですが、
その人の受け取り方次第では
残酷で冷淡な面しか
見えないかもしれません。

どちら側も“善に見える側面”と
“悪に見える側面”を持っているので、
どのような前提で
どの立場から考えるかによって、
見え方が変わるのだと思います。


夫に、父の回復が見込めなければ
中心静脈延命をやめてもらうつもりだ
と伝えると、

「殺しにかかるってこと?」

と、キツめの言葉を
パッと返されて腹が立ちましたが…

夫なりの
父への愛情から出た言葉だと思ったので、
なぜそうしようと思うのか
理由を伝えたら納得してもらえました。

最初に「やめる」という
結論から話してしまったので、
まず先に理由から話すべきだった。
順序を間違えたな、と思いました。


夫自身も

「自分の終末期には
延命処置をしたくない。」

と言っていたにも拘らず
そのような発言をするのは、
これまでずっと内情を知らないまま
当たり前とされていたことが、
固定観念のようにあるのだと思います。
(私もあります。)

だからこそ、

延命治療とはどうゆうことか、
誰のために、
何のためにそうするのかを
自分自身でよく知ること、

自ら情報を取りに行って様々な意見や
事実を知ることの大切さを感じました。


高齢者が命尽きようとする時に、
弱って食べられなくなり
枯れたように死んでいくのは
動物として自然なことですが、
なぜか人間だけは別枠に思いがちです。
(私も思いがち)



ここまでの文章は、
先週面会して父の様子を見た後
届いた本を読んで、
終末期について思ったことです。

この記事を途中書きの状態で、
今週も父の面会に行ったところ・・・

まだ判断がつかなくなりました泣き笑い


面会中の父が何か強く訴えてきて…

声が出ないので
何言ってるのか分からないけど、
多分・・・・

何かものすごく飲食したそう!滝汗


面会後、
理学療法士さんに最近の様子を聞くと、

「先日のリハビリで
とろみを付けたお茶をお出ししたら、
ものすごく喜んでいらっしゃいました。

みそ汁と
ご飯が欲しいとも言ってましたよ。」


・・・・・・・。

あれ?
お父さん、食べる気満々だ!

食欲があるってことは
生きる意欲があるってことだよね泣き笑い

痩せ細って
死期が近づいてるように見えたけど、
まだその時ではないのかもしれない…

父はこれまでに何度も
命の危機から復活してるし、
今回もそうなのか?

よく分からなくなりました。

理学療法士さんに
正直に思っていたことを伝えると、

「終末期の判断は難しいですよね。
私からは何とも言えないので、
今度先生とお話しされる時に
今後の相談をされて下さいね。」

と言われました。

父が発声出来ないのでよく分からないけど
さらに認知症も進んでいるはずで、
何をどう思っているのか
どこまで理解出来ているのかは
分かりませんが、
とにかく食欲はあるようです🍚
(今はまだお茶だけで食べれないけど。)

理学療法士さんの話しを聞くまで、
今すぐにでも中心静脈栄養を
やめて欲しいと思っていたけど、
こうなるとまた話しが変わってきます滝汗


それにしても理学療法士さん、
みそ汁とかご飯とか、
よく父の言葉が聞き取れたな・・・。

父が何か言いたそうでも
まず聞き取れないんだけどな真顔
(いつも声出ないけど、たま〜に出るのか。)


『欧米に寝たきり老人はいない 増補版』
については、
まだ書き足りないことがあるので、
また書くかもしれません指差し


このブログは個人的な記録と
個人的な思いや考えを書いています。

過去記事にも書きましたが、
家族関係、それぞれの性格、
認知症やその他の病気の
症状や度合い、生活環境、
経済状況など、
人によって事情は様々です。

全てにおいて決まった正解はなく、
介護や終末期や看取りに関しても、
人の数だけ答えがあると思います。


【後日追記】
結局、リハビリをしても
食べられるようにはなりませんでした。
後日先生と話しをして、
父の中心静脈栄養のカロリーを
少なくしてもらうようにしました。

この選択を残酷で無慈悲だと
感じる人もいれば…

寝たきりの高齢者に少しでも
長く生きてもらうために
中心静脈栄養で高カロリーの栄養を
点滴で入れ続けることを、
残酷で無慈悲だと
感じる人もいると思います。

どう感じるかは
人それぞれ違って当たり前だと思います。

見ようによっては
どちらも酷いことのように見えますが
どちらも愛情からの選択だとしたら、
こっちが正しくてあちらは間違いだとか
一概には言えないな、と感じています。

高齢者の死と医療の在り方について
親を通して色々と考えさせられました。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊