こんにちは。カウンセラーのかめじなかひとみです。
「別れる」か「別れない」か。
「このままでいい」のか「このままではよくない」のか。
「変わりたい」のか「変わりたくない」のか。
依存傾向にあると、
この矛盾が同じ身体の中にあるような気がして、
心が引き裂かれそうにもなるのですよね。
そんな状態が嫌なので、楽になりたいあまり、
「うーーーーーー!どっちかにしたい!!!してほしい!!!」
ってなるのですよね。
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そして、「自分の中にある矛盾から生まれる嫌な感情」
が嫌だから、一刻も早く感じないように、楽になれるように、
「なんとかしてー!」って自分の人生を、
他の人に決めてもらっているのですね。
それは、自分では望んではいないことなのかもしれないけど、
「嫌な感情」から逃れられたような気がするのですよ。
そしてそちらの方が、自分の選択や決断に責任を持たなくていいから。
最悪「あの人がこう言ったから!」ってあの人の責任にできるから。
ある意味、「楽」なんですよね。
で。
そこから逃げている限り、
否定している限り、
気づかないようにしている限り、
認めないようにしている限り、
感じないようにしている限り。
(恋愛も含め、あらゆる)依存傾向から脱出することは難しいです。
これは、はっきり言います。
そして、「決められない。」
ということにしておけば、それらに向き合わなくて済む。
と言うことも、薄々気づいているのですよね。
「決められない。」
のではなく、
「決めたくない。」
のではないでしょうか?
私は、その方の「こうしたい!」が出る前に、
「こうしたほうがいい」を答えるようなことはしません。
(あ、わざと「こうしたい!」を引き出すためにいう時もありますよ。)
だから、いつまでも、
人の言う通りにしてきた人は、イライラすると思います。
「なんで私の道を示してくれないの!」って。
ごめんなさいね。私はそれを示しません。
だって、示さなくても、あるんだもの。
その人の中に、一番しっくりくる答えが。
だから、私が示す必要がないの。
そして、時間がかかろうと、
「こうしたい!」が出てくるまでその人を信じて待ちます。
誰かの答えではなく、その人自身の答えを。
ぐるぐると、同じ話を聞きながら。
ぐるぐると、堂々巡りをしながら。
これが、今起こっているということは、
それがその人にとって必要だから。
ぐるぐると、自分を責めるループから出てくる、
「私はこうしたい!」という思いを。
「私は、本当はこう感じていたんだ!」という感情を。
「決めたくない人」「変わりたくない人」は、
この話題をうまーく、
自分の答えに導かないように、にょろっと避けるのですよ。
「呆れるくらい自問自答 やっぱり答えはないみたい。
おそらくそんなことはない 答えに見つかりたくない。」
そんな素敵な(心の痛い)詩を書いている人もいました。
話題を戻しても、戻しても、違う話題に変わっていったりね。
自分では気づいてないと思うのですけどね。
そして、そこを突かれたくないものだから、
怒ったり、罪悪感を向けたり、
「考えない」「決められない」「変われない」「わからない」
ということにしておくことが多いですね。
うん、私もそうしていたなぁ…。あちゃーって感じです。
「今出ている二択だけが答えじゃない」
…としたら?
さて、あなたは、「どうしたい?」
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