先日、カウンセリングの勉強のために、ということで、
カウンセリングの様子を見させていただく機会があったんです。
他の方のやり方とか、応答の仕方とか、間とか、
カウンセラーと相談者さんのやり取りとか、
いやあね、もうね。本当に勉強になりました。
カウンセリングをオブザーバー(見学者)として体験してみて、
改めて、感情を感じるって大事だなって思いました。
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過去辛い経験があった時、
そのときの思いって、やっぱり感じたくないです。
今でも、できればネガティブな思いってあんまり感じたくないですもの。
だから何とかして感じないようにとか、
忘れようとか、何もなかったことにしようとか、
感情に蓋をして、なんとかその場をやりすごす。
けれど、蓋をしているわけだから、未処理のまま残ってる。
すると、その当時の感情が、今は違う相手で同じような状況になったとき、
きっかけが合ったらそれがどばー!って飛びだしてくる。
ちょうど、辛い恋愛を経験して、心に大ダメージを負ったままにしていると、
相手が違うはずなのに、今目の前にいる相手に対して、
「またきっと辛い恋愛になるんじゃ…」って不安になったり、
「きっとまた裏切られる…」って怖くなったり…。
けれどそれって、同じ相手でなかったら、
『過去の辛い恋愛経験≠今の恋愛』
であって、もしかしたらうまくいってる恋愛なのに、
「不安だー!怖いー!」って、親密さを避けたり、
傷つく前に傷つかないように
心が防衛しちゃうかもしれないですよね。
なので、その当時の感情や、思いや、言いたかったこと。
「辛かったよね…さみしかったよね…悲しかったよね…」
ということを感じていくと、自分の中で処理・消化ができる。
そうなると、今同じような状況になったとしても、
感情のフラッシュバックは少なってくるんですよ。
んでも、それができなくて、したくなくて、みたくなくて、
今まで残ってると思うので、自分で無理やり蓋はあけない方がいいです。
安全に、それが対処できるカウンセラーと共同作業していきましょう。
私自身、今まで感情を感じないように生きてきました。
今でもまだ感情を感じないようにしてるときあるな~って感じましたし、
今までの心のクセなので、完璧になくなることなんてないです。
そのカウンセリング見学の機会があってから、
またじっくり自分と向き合ってみて、新たな発見があったりしました。
そして、相談者さんからも、そのきっかけをいただいています。
ん~やっぱりカウンセリングって、人間の自然治癒力ってすごいや♪