…(ヾノ・∀・`)ナイナイ
自分は何もせず、ただじっとして、寝て、起きたら突然夢がかなう。
そうなればいいなぁ~と思っていたけど、まあ、ないでしょうねぇ。
そういう経験、ないですね。残念ながら。
というわけで?2012年の19日目にしてひとつ今年の夢を叶えました♪
「『映画 鈴木先生』主演の長谷川博己さんに一目お会いしたい」
出演作:「家政婦のミタ」「セカンドバージン」
「八重の桜」←今期大河でてます♪八重の一人目の夫、川崎尚之助役です。
「初日舞台挨拶、当たるといいなぁ…」
と思って、初日の舞台挨拶申し込んだんですが、はずれ…。
まあ、チャンスはたくさんあるし♪映画はいつ見に行こうかな~。
と思ったのですけど、急遽決まったらしい舞台挨拶のお知らせがあるじゃないですか!
しかも抽選でもなく、普通に席が指定で取れるじゃないですか!!
そしてホンモノ見てきました。1mくらいの距離で(≧▽≦)
舞台挨拶の記事↓
「長谷川博己が立川に凱旋/初めての映画も落ち込んだときに見たのも、みんなココ!」
ほんとに運が良かった~♪
情報をいち早くキャッチできたのも、出演者が出入りする入口側で席取れたのも♪
夢、掴み取りました(o^-')b
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原作は漫画です。
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中学校の教師である鈴木先生が、生徒たちに起こる些細な、
ときに重大な事件の数々を誠実に、情熱的に対応していく姿を描いた作品。
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あらすじ: 緋桜山中学の国語教師・鈴木先生(長谷川博己)は、
一見問題がない普通の生徒ほど内面が鬱屈していると考えており、
独自の教育理論・鈴木メソッドを用いて理想的なクラスを築き上げようと日々奮闘している。
常識を打ち破る局面もあるため、他の教師と対立することもある。
生徒会選挙や文化祭など行事の多い2学期を迎え、
慌ただしいながらも充実した日々を送る中、OBの勝野ユウジ(風間俊介)が
生徒の小川を人質にとり学校に立て篭もる事件が起こる……。
goo映画より。
映画はTVドラマから続く続編。
はぁ~♪長谷川さん、近年稀に見るベストメガネ!!!!!!!!
実は、TV版をちゃんと見れてないんです(ってたら怒られそうだ…)
初回放送も、再放送も、ネット配信もことごとく予定が合わずにみられず…。
(こんどDVD買うっきゃないな~と思ってて♪)
けれど、そんな自分でも理解できました。ってか、学生生活懐かしいなぁ…。
TV版が基礎になってるので、見ておいたほうが深みも増すし、
生徒たちの成長もみてとれて、より感情移入できるのかな~と。
何よりも、大人にとって小さな出来事かもしれないことは、
中学生の多感な時期には、どれひとつ小さくはない出来事なんだろうなって。
その中で成長していくし、みんな成長してこれたんだなと。
年始の特別版とかこの映画をみても、
大人になって、忘れようとしていた、めんどくさくて蓋をしようとしていたものを
考えさせられる映画になったな…と思いました。
ものすごく低視聴率だったらしいのですが(^_^;)
2年経って映画化されていること、視聴率という数字ではなく、
作品自体が支持されたんだな~と思います。
以下まとめです↓
話の軸は2学期に入ってからの生徒会選挙と文化祭準備。
そのときに起こる学校立てこもり事件。
結構考えさせられました。
問題児よりも普通の子・俗に言う「いい子」は外に何も出しませんから。
そういう子ほど鬱屈して、いろいろ溜め込んで、爆発しちゃったり、
将来何かしらの影響が出たり。
今回の立てこもり犯も、自称「いい子」で。
(あ、「いい子」だから犯罪を犯す、とかではないですからね)
罪を憎んで人を憎まず。それをしたのには何かしらの理由がある。
そういう点に視点を当てる、というのが新しい先生像だし、
今の平成の世の中の教育の現状ぽいなぁって。
もうほとんど、ヤンキー不良みたいな分かりやすい問題児はみかけない?し。
鈴木先生は子どもたちの可能性を信じてるんですよね。
先生から、大人からしたら、子どもが問題に直面するたびに、
「こうしなさい、ああしなさい。あなたのために言ってるのだから」
ってなりがちだけど、子どもからしたら、それって大人の都合なんですよね。
それをいかに子どもがどう考え、どう対処していくかを見守る。
けどその考えにいたるまでは、ベースになる知識や道徳観が必要だから、
明らかに道が逸れそうな場合は、助け舟をだす、って感じ。
人の意見は人それぞれ。育ってきた環境によって考えが生まれるわけだけど、
生徒たちも、「自分の意見が一番正しいんだ!」って押し付けるわけでもなく、
自分たちの意見を出し合って、話し合って、時には支えあい、喧嘩して、
いろいろな経験をして大人になっていくんだなって。
そいういう場が学生のときにほしかったね!!!
劇中ある生徒が生徒会選挙でなにかしでかそうとたくらんでいるように見える。
事なかれ主義な人なら、それに気づいたら生徒を疑うかもしれない。
そして、選挙の前にやめさせようとするかもしれない。
そうすると、反抗されたり、生徒からの信頼も失いかねない。
けれど、鈴木先生はそれを承知で、当日まで見守る。
それまでは根回しをしたり、なぜその生徒がたくらみをしているのか?
理由だったり、その背景を自分なりに、そして先生たちとも協力して探ってみる。
ああ、生徒のことを信頼しているんだなと。
たくらみの内容は最悪のことかもしれない。
けれど、それにいたるまでの考えの道筋や、努力を評価しているし、
全校生徒の前で意見を訴える試みをするということも、挑戦であり、勇気。
内容は容認はできないかもしれないけれど、その行動はちゃんと評価する。
自分で考え、行動に移す、というのは、大人になってから大事なことだけど、
先生や大人の言いなりになってきた生徒は、いざ大人になったらそれができなくなる。
自分の意見があっても行動の移し方を知らなくて引きこもってしまったり、
大人から否定され続ければ、あきらめたり前に進む気力もなくなってしまう。
たまった感情をうまくぶつける場所がないから、違うところで爆発する、
人とうまくコミュニケーションがとれなくなる。言い訳して逃げる。
なんかそういう人多いな~って。もったいないなぁ…。
鈴木先生も言っていたけど、これでは卒業してからすぐは成果は出ないと思う。
何年も経ってから、「あの先生の言いたかったことは、こうだったのかもしれない」
って気づくんだろうな。
そのときは、「鈴木メソッド」は、
生徒の中ですでに土台になって、当たり前になって、
あえて先生のことなんて思い出さないかもしれない。
先生の立場では寂しいかもしれないけど、それが『教育』なのかもしれないなと。
昭和の金八先生、平成の型破り鬼塚先生(GTO)とはまた違った先生像を
リアルに感じられる映画でした。
映画の話とそれたのは、あまりネタバレしたくないから。
見て欲しいからですw
これはないだろwってシーンがあって、みなさん苦笑いされてましたがw
まあ…それもありですw
学校教育のお話ですけど、生徒たちを信頼して見守ったり、
本人たちの可能性を信じると言う部分では、カウンセリングにも通じるところがあるなと。
カウンセリングに当てはめすぎ病w