犠牲になった方々へ、心からご冥福をお祈りいたします。
土曜日は地元調布で映画祭があったので、映画観てきました。
無料で観れて、市民ホールで3日間、何本か上映されるもので、
私は見逃してしまった「英国王のスピーチ」をチョイス。
いや~いい映画だった!後ほど感想書こうと思ってます♪
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日曜日。ゴスペル。
いつも市の施設で練習をしているのですけど、
震災のあった時間に黙祷の放送をしてくれるということで、
練習を一時中断して、2時46分にみんなで黙祷しました。
1年経って、改めて書き留めておこうっと。
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1年前の3月11日。初めて、死ぬかもしれないと思った日。
今まで死にたい、消えてなくなりたいと思ったことはたくさんあった。
けれど…結局生きてる。
地震は怖がるほうじゃなかった。
けれど、ありえないくらいの揺れだし、余震も続いて、ずっと机の下にもぐってた。
正直、腰抜けたw 会社の人に笑われたw
そんな深刻じゃないムードだったから、(みんな深刻にしたくなかったんだと思う)
テレビをつけると、みんな愕然としながら釘づけになった。
津波が押し寄せて、まるで映画のミニチュアセットを観ているようで…
それが現実で起きてるなんて、信じたくなかった…。
幸いにも地元で働いていて、自転車通勤なので帰りには苦労しなかった。
帰路、歩いて帰っている人が多かったから、その様子を見て、
きっと電車も止まってるんだろうな…と。
家に帰ってから、テレビをつけて、何もやる気になれなかった…。
余震の恐怖、その後起こった原発事故、これからどうなるのか不安でいっぱいの中、
テレビで流される震災被害にあわれた方の悲痛な顔。
私は感受性が強いほうなので、テレビを見るたびに泣いた。
その方々を思うと悲しいし、何もできない自分に腹が立ったし、憤った。
何かできることはないかと、ボランティアに行こうと思った。
同僚くんが昔からボランティアをしていたので声をかけたのだけど、
そんな私の様子をみて、
「行かないほうがいい。現地へ行っても泣いてしまって、何もできないだろうから。
(それくらい…ひどい。)」
(同僚くんはそれから毎週末、仕事のないときは現地に物資を届けるボランティア
をしていたらしい。先月までの雪害のときも、雪かきボランティアにでてた。
それを「やるのは当たり前でしょ」と言い放つところ、本当に尊敬できる人。)
結局自分にできることは募金と、料理が得意だから、被災地の野菜を買って、
料理をするくらいで…大きいことは何もできなかったな…。
それよりも、自粛ムードがひどかったと思う。
何もかも、不謹慎で自粛しなきゃ、みたいな重いオーラというか。
そのおかげで飲食店は売上激減。被災地には何かしたいけど、自分たちの生活が!
って、知り合いが悲鳴を上げてた…。
さすがに1週間くらいでは飲み会でぱーっとやろうぜ!なんていえなかった。
そんな心情ではなかったし。3ヶ月位経ってからかな。
スカイプでみんな集まって、オン飲みしようぜって呼びかけできたの。
特に呼びかけてなかったんだけど、
みんな偉いから、お酒とかおつまみとか、東北方面のものを持ち寄ってたのw
私もおつまみはそうした。みんなの応援したい気持ちが伝わったな。
震災でたくさん学んだ。たくさん気づいたこともあった。
今を精一杯生きること。
感謝する人、大事にしたい人、大事に思ってくれる人がまわりにたくさんいたこと。
当たり前の日常を当たり前におくれていたこと。
皮肉にも、恐怖を味あわないと、気づかないのか…って。
それだけ、恵まれてるんだな。
今でも、震災関連の報道見ると泣く。今日も朝から泣いた。
でも、去年と違うのは、悲しさや、憤りや、悔しさや、いたたまれなさじゃなくて、
復興にむけて前を向いて、一生懸命生きる人たちへの感動の涙。
(そういうのを狙って報道してるんだろうけど…。)
終わりがいつになるのか分からなくて…とても長い時間になるかもしれないけど、
終わりのないものなんてない。
直接被害にあってないから、こんなこと言えるのかもしれない。
奇麗事なのかも…。
って思うと自分に自己嫌悪してしまうから、今はとにかく自分を充実させること。
将来はカウンセラーになって、何年も続くであろう悲しみや痛みの、
心のケアをできればいいな、と思ってます。