今日も北風吹き荒れる寒い一日でしたね。


うう、さぶい。



さて、今日は息子出産のときの話をしようと思います。



「出産・育児」ブロガーのほとんどの人が出産話を載せていますが


やっぱり人生でこれだけの大仕事したことって、みんなにも


鼻息荒く語りたいんですよね。んふー!!(=`(∞)´=)




まあ、がんばったな、すふぃ。ぐらいの気持ちで読んでいただければ


幸いです。



前回までの妊娠中の話はこちらこちらこちらこちら



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


おなかの子供が男の子だと夫にばれた9月。


予定日の10月3日まで、かあちゃんは毎日毎日1時間の


に出かけていました。


初産は遅れるというけれど、なんとか9月中に生まれてこないかなあと


おもったので、赤ちゃんが早く下りてくるように実家の床の雑巾がけ


なんかもしたりした。


なぜかって・・・・それは





息子の推定出産時体重が、4000gを超えていたから。





男性にはわからないかもしれないけど、出産時4キロ越えというのは


かなり大きい赤ちゃんで、場合によっては帝王切開じゃないと


出てこない可能性もある。




なので、出産予定日よりもなるべく早く出したかったのよね。



9月はまだ残暑厳しく、毎日汗だくになりながらウォーキングに


励んではみたものの、9月は全く音沙汰ないまま過ぎ去っていきました。


夫にも毎日メールで「今日も何もなし」と報告。



オカンと、結構な急斜面の散歩コースも歩いたし、夫とちょっとした


も登った(!)


道行く人は皆しっかりハイキングの格好をしていて、対面から歩いてくる


臨月の妊婦にギョッとして2度見されたり(笑)そりゃそーだ。


まあ、もし破水してもすぐに車にいける範囲で歩いていたんだけどね。



なのに!なのに!



予定日当日検診を受けても


医者:「うーん。子宮口1センチだねえ・・・。

    

    この先まだ陣痛来なくて、1週間たってもこなかったら


    入院して促進剤をうちましょう」




どうしてでてこないのよ!!!\(*`∧´)/



当日にはお義母さんからも「どう?」なんて電話もらっちゃって。


どうって、どうって、


どうもしないから家にいるのよーーーー!!



なんか、予定日前には産むぞ!って気合をいれていただけに


回りもその気になっていて、予定日過ぎても産まれて来ないので


夫もなんだか緊張感がだれてきた様子。あーあ。





臨月の実家帰りの妊婦は、相当暇なのでいろんな雑誌をみたりして


出産が始まったときのことをシュミレーションしていました。



陣痛(or破水)→ 時計と睨めっこ → 病院に連絡 → 夫に電話


→ 親に病院まで連れて行ってもらう → 5,6時間子宮口が


全開になるまで耐える →夫到着 → いよいよ出産 夫分娩室の


外で祈るように待つ → スタッフのみなさんにはげまされながら


元気な男の子を出産!産声をそとで聞く夫と両親 → 息子に初乳を


飲ませ、かあちゃん感激で涙が出る → 息子はお父さんとジジババに


初顔合わせ → 夫がかあちゃんの手を握り締めて、涙で潤んだ目で


 「ありがとう。よくやったな」とか言う。→かあちゃん、聖母の微笑み



みたいな。(笑)



なので、入院して促進剤で・・・っていうのは避けたかったんだけど


結局、1週間すぎてもうんともすんとも言わない息子。


おなか破ってでてくるんじゃないか、と思うほど激しくおなかの中で


暴れてます。(思えばこの頃から暴れん坊だった・・・)


確かにおなかの中に何かいるけど、このときになってもまだ


「本当に赤ちゃんが産まれて来るの??」と、今ひとつピンと来ていない


当時のかあちゃん。あんまり生まれて来ないんで、このままおなかに


住み続けるつもりなのでは・・・とか本当に不安になったものだ。




仕方ないので1週間すぎた次の日に、朝早くオカンの運転する


車で病院に向かったんだ。


まあ、車で30分かかる病院なので、今思えばゆっくり準備もできたし


あせらずいたい思いもしないで病院に行けたのは


逆によかったかもしれないけど。



9時に病院についたけど、きっとすぐには産まれないので


オカンにはとりあえず帰ってもらい、産まれそうだったら連絡する、という


ことにした。なんだか緊迫感ないなあ・・・・。



内診した結果、やっぱり子宮口1センチのままなのですぐに


促進剤を点滴で投与開始。



結構大きな病院で、分娩室のなかに分娩台がおそらく4つか5つ


あったと思う。かあちゃんはその中の一番左端のベッドに寝かされて


おなかに張り具合などを計る装置を付けられて、促進剤を腕から


点滴で入れられました。



普通は、陣痛がきても子宮口が開くまでは入院する部屋で


待機するんだけど、促進剤を投与するときには監視が必要なので


初めから分娩室に入ってたわけ。



当然、ほかに3つか4つの分娩台があって、


隣で出産が始まっちゃったりする


それぞれはうすいパーテーションで仕切られているだけなので、会話も


丸聞こえ。


普通は もう出産します!!という人が入ってくるので、いきなりもう



「あああああああああああ!!!!!」


とか、言ってるわけですよ。隣で。(笑)






びびるっつーの。(((゜д゜;)))




かあちゃんのほうはというと、


かるーく「あ、これが陣痛なのかな?」と言う程度の


波が来ていたけど、まだまだ楽勝な感じで暇だったので、


やっぱり隣が気になる。(笑)



「ううううぅぅぅうぅううぅうぅ・・・・はあはあはあ・・・!!っくぅぅぅぅぅ!!!」



と、痛みに耐えているらしい声がする。


「こっちを見て!!目をつぶっちゃだめ!!!まだいきんじゃダメよ!!


ほら!しっかりしなさい!!母親になるんでしょ!泣かないの!!」



「・・・いやああああ・・・・痛いーーーー無理ーーー!!」


どたばたと暴れるような音もする。



「落ち着きなさい!!取り乱してどうするの!! ゆっくり息をしてー


吐いてー・・・すってー・・・吐いてー・・・そうそう。その調子よ!!」



顔は見えないが、どうやら痛くて泣いているらしい妊婦と、


かなり年配そうな女性の声。助産婦さんらしい。





こ・・・・・・・怖いよ!!!!!!((゚m゚;)



私の身にも降りかかるのだ。今に。


出産前に十分怖がらせていただきました。












でも。


会いたい。


早くおなかの赤ちゃんに会いたい。


だから、アナタもがんばって!!と見ず知らずの隣の人に


心の中でエールを送っていた。


がんばれ、もう少し、がんばれ・・・。




しばらくして


「ほぎゃーーーーー!!!」


という産声と、周りのスタッフの


「おめでとう!!女の子だよ。よく頑張ったね!!」


という声と拍手が聞こえて



かあちゃん、涙がでてとまらなくなる(笑)o(TωT )



よかったね・・・よかったね・・・おめでとう・・・うううう。(ばか)



促進剤の影響で涙腺もゆるんだのか、というぐらいの勢いで


しばらくしくしく泣く妊婦@41週目



その後、陣痛もかなり強くなってきて6分間隔ぐらいだったんだけど


担当の助産婦さんが「お昼食べれる?」と聞いてきたとき


「はい。食べます」と、力強く即答できるぐらいの元気があった。



先ほどの人は分娩室に入って1時間ちょっとで出産したみたいで、


2時間休憩したあとで出て行った様子だった。



お昼ごはんが運ばれてきたときにちょうど隣にまた妊婦さんが


入ってきたらしい。どうやら今度は外人さん。



私が出産した病院は、周りに大きな工場がたくさんあるところで


ブラジル系の方がたくさん病院に来ていたんだよね。



入ってきた外人さんは、もう来たときから大騒ぎで、しかも


日本語がいまひとつっぽい感じ。旦那さんの立会い出産で


旦那さんが通訳している風だったけど、助産婦さんの忠告も


旦那さんがおろおろして、うまく奥さんに伝わっていないみたい。


「あまり叫ぶと血管切れたりするから、がまんして!!」とか


いわれてるのに、すごいんだよ。叫び声が。


野生的とでもいいましょうか。


「うおおおおおおおおおおおお!!!」 


みたいな。


さきほどとはまた違った感じの出産になりそうだ。




・・・・・・・・・その日のメニューは、うな丼だった。


となりの外人さんの絶叫を聞きながら腕に点滴してうな丼をかっこみ、


「・・・・がんばろ・・・・・・・・!」と思ったかあちゃんでした。











結局この日は夕方5時まで点滴をしたけど、本格的な陣痛には


つながらず、点滴終了。


部屋に帰ってまた明日、と言われてすごすごと戻る。


お風呂は午前中しか入れないので今日は入れない。


いっぱい汗かいたのに気持ち悪いなあ・・・・。



夕飯もしっかり食べて、テレビなんか見て、9時に消灯


まだ出産もしていない妊婦には早すぎ~!!


でもおきていても暇だしなあ、と思ってベッドで横になってたら


いつの間にか寝てました。



明日の夜はこの、いつまでたっても出てこないもの


おなかからいなくなっているかなあ・・・・・と思いながら。










ハーイ。今日はここまでー。


続きはまた明日お送りしましょう。長いので。



お付き合いいただいてありがとうございました!




○●○●○●○●○●

今日の息子






とうとう、ゲーセンでこんなところにまで進出。


かあちゃんが乗せたのではなくて、自分で歩いていって


よじ登って座ってました


もちろんお金は入れてないけど、ますます本物志向の


息子。目が真剣すぎる。






ラマーズ法のひっひっふー、は 吐く、吐く、吐くー なんだよ。

知ってる人も知らなかった人も、押す、押す、押すー!

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