書いて覚える、あるいは林修の講演 | 大学という斜陽産業

書いて覚える、あるいは林修の講演

皆さん、覚えたりアイディアを考えたりするときには、アウトライン・プロセッサーなどを使うデジタル派でしょうか、ノートなどに手書きするアナログ派でしょうか。

自分の場合、デジタル・ツールも試してみたけれど、やっぱりアナログ派です。

なぜ、そんなことを今更書いたかというと、先日、今や時の人である、「今でしょ、林」( by sphinx )、いや、林修氏(ブログは「いつやるか? 今でしょう」と始めた林 修の日々雑感 」)の講演の特集をテレビで見た時のことである。

他のことしながらだったので、細かいことは違っているかもしれないけれど、高校時代のことで、こんな事を言っていた。

「当時、コピーが1枚40円。菓子パンが50円。そこで、図書館に行っていろんなものを書き写した。それで漢字なども覚えたので、漢字自体を覚えるような勉強は一切しなかった」

と。ちなみに、コピー代を節約した分は菓子パンに化けたそうで、周知のように彼の高校時代の写真はかなり太めの体型である。

今はどのようにしているのかは放送ではわからないけれど、きっと、林修氏はアナログ派なんだろうと思った。

ちなみに、時代背景等も違うので同列には言えないかもしれないけれども、大学院生時代に、某大先生に

「君たちはすぐコピーをするからよくない。我々の院生の時は、文献をきちんと読んで、大事なところだけ書き写したものだ」

と言われたっけ。