林修オフィシャルブログ「いつやるか?今でしょ日記」Powered by Ameba

こんにちは。東進ハイスクールの現代文講師、林 修です。日々に思い、少し考えたことをぼちぼち発信していきます。


テーマ:
   今、タクシーに乗ってフジテレビに向かっています。


   夏は、夏期講習があるので、授業の週と、テレビ収録の週が、交互にやってくるというスケジュールが続いています。そんなわけで、先週 から今日までで、計13本の収録がありました。


  夏期講習も、東京と名古屋の授業は無事終了。採点&採点講評作成も終わって、答案返却も進行中。明後日からの大阪の授業を残すのみです。



   今日は、まず「バイキング!」から。四回呼んで頂きましたが、いよいよ今日で最後です。特に今日は、特別な構成になっているので、責任重大です。



  11:55から放送です。ぜひ、ご覧ください。
いいね!した人  |  コメント(33)
林 修さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

読者になる

テーマ:

 「いやあ、面白かったよ」という評価ももちろん頂いておりますが、それ以上に、


 「あの番組、いい番組だね」


 というお褒めの言葉を多数頂いているのが、TBS系列で毎週火曜に午後23時53分から放送されている、『林先生の痛快!生きざま大辞典』です。(自分で自分のことを「林先生」と書くのは抵抗があるのですが、何しろ番組名ですので、お許しください。) もちろん、すべてがお世辞ではないと思ってはいませんが、実際に「いい番組だ」と思ってくださる方が多いのも間違いないのでは、と思っております。


http://www.tbs.co.jp/program/ikizamadaijiten.html


 ただ、その一方で、


「そんな番組やってたの?」


 と言われてしまうことが多いのも事実。確かに、この4月から始まったばかりで、ずっと放送されてきた、いわゆる長寿番組ではなく、しかも深夜番組なので、そう言われてしまうのも仕方ありません。でも、そうした「マイナー」な番組だからこそ、普通ならためらうような大胆な試みができるのも事実です。


 先日も、僕が個人的に大好きで、尊敬している哲学者の中島義道氏をご紹介しました。僕は昔から大好きで、その著書のほとんどを持っているものの、中島氏の主張はかなり「毒気」の強いものでもあります。ですから、扱うのはためらうというのが、テレビ界の普通の判断だと思います。しかし、この番組の勇気あるスタッフ達は、僕のわがままを聞いて、中島氏との直接交渉してくださった末に、遂に先日放送にこぎつけました。ご覧になったからは、「ああいう考え方はどうか」という予想通りの拒否反応ももちろんありましたが、それ以上に「よく中島先生を紹介してくれた」という声の方が圧倒的に多く、中島氏の著作は、その後ずっとネットでは品薄状態が続いています。


 僕は、中島氏の考えの一端を紹介したことで、多くの人が自ら考える機会を提供できたのではないかと考えています。そして、改めて苦闘しつつ、番組をまとめてくれたスタッフに心の底から感謝しています。


 さて、その『生きざま大辞典』、今夜は志半ばで夭折した、天才棋士村山聖氏を扱います。短く、鮮烈なその「生きざま」から、何かを感じ取っていただけるのではないだろうか―。そんな期待を抱いています。


 今夜、23時53分からです。よろしくお願いします。(ちなみに、僕の住む中部地区では、一周遅れで中島義道氏の回が放送されます。皆さんがどう反応されるか、これもまた楽しみです。)



いいね!した人  |  コメント(48)
林 修さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

読者になる

テーマ:

 前回の記事は、予想を超えて拡がり、ヤフーニュースなどさまざまなネットニュースに掲載されたことで日曜のアクセス数はなんと、256,735! 久々の二十万越えとなりました。ネットの反応も、また数多くいただいたコメントも、僕の言いたいことを理解してくださったものがほとんどだったので、一安心といったところです。


 さて、今夜夜19時から、テレビ朝日系列で『今でしょ!講座』が二時間スペシャルが放送されます。またか、という声も聞こえてきそうですが、実は今回、僕自身が非常に楽しみにしている、特にすばらしい内容になっているんですよ。


http://www.tv-asahi.co.jp/imadesho/




    この番組にかける僕の思いを一言で言えば、

「まず、『本物』をご覧ください」


   というところです。


教育とはいかなる仕事なのか? かのP.ドラッカーはその著『断絶の時代』でこんなふうに言っています。


「教育は、普通の人間であっても優れた仕事ができるようにするための方法が開発されていない唯一の職業である。教育の世界では、生まれつきの教師に頼ったままである。しかも彼らの秘訣がわかっていない。タブーもわかっていない。」


 まさにその通りだと思います。結局、各分野の技術がこれほどまでに進歩を示した今も、教育は個人の天賦の才に任せっきりの領域なのです。その一方で、どんな教師にあたるか、どんなふうに教えられるかは、子どもの人生に決定的な影響を与えることさえある―。恐ろしいことだとは思いませんか?


 教育は、極めて高度な「技術」が要求される仕事です。ならば、実際に、そういった「技術」を備えた教師が教壇に立っているのか?


 僕が二十年以上も現場で見てきた、予備校講師に話を絞ります。(つまり、学校の先生は今は、対象から除外するということです。)


 結論を先に言えば、高い水準の「技術」を備えた、真に素晴らしい講師は、残念なほど少数です。悲しくなるくらい、いないんです。


 一方で、先日の『今でしょ!講座』では、バイオリニストの葉加瀬太郎さんが素晴らしい講義を行ってくださいました。だから、素晴らしい教え手が世にいないわけではないんです。葉加瀬さんはもう三回も、この番組に登場してくださいましたが、いつもとても楽しい講義をしてくださいました。その講義を通じて、退屈かもしれないと思っていたクラシック音楽の世界を、とても興味深いものであることが明らかにしただけでなく、音楽にあまり興味のなかった僕が、クラッシック音楽を聞いてみたいなという思いを駆リ立ててくれたんです。それはなぜなのでしょうか?


 ひとえに葉加瀬さんの、つまりは伝え手の「技術」の問題です。素晴らしい講師とそうでない講師の違いは


①本人自身の理解の深さの違い

②その理解に基づく情報の整理に仕方、構造化の相違

③聞き手のなかでのイメージの広がりを洞察した表現の選択の巧拙


 こういったことに起因します。他にも多くの原因が積み重なった結果、同じことを教えているはずなのに、結果として全く異なった授業になってしまうのです。


 「僕の習った先生もいい先生でしたよ」―こういう声が聞こえてくることも分かっています。もちろん、本当にいい先生だったという場合もあるでしょうが、「本当にいい先生」の授業を受けたことがないので、「本当にいい先生」とは何かが分からないままに判断している場合だってあるのです。


 なにしろ、よい講師は、本当に少数なんですから。


 だったら、その「素晴らしい講師」とやらの授業を見せてほしい―そういう声が、僕が予備校講師の悲惨な現状を説明する際には聞こえてくるようになりました。僕も責任を取らねばと思い、さまざまな方面に働きかけてようやく実現したのが、今回の放送なのです。


 今回出演を快諾してくださった、日本史の野島先生、地理の村瀬先生は、僕自身がいつまでも授業を聞いていたいと思う、素晴らしい先生です。どちらも、東大特進コースで授業を担当され、受講した生徒からは賞賛の声しか聞こえてきません。もっと広くその素晴らしさを知ってもらった方がいい、ずっとそう思ってきました。


 そのお二人が、今回は僕の勝手な要望を快く受け入れて、多忙の極みのなか、本当に素晴らしい講義をしてくださったのです。お二人にはこの上なく感謝しております。しかし、お二人のご尽力の結果、一般には暗記科目だと思われている日本史や地理が、実は明確な論理を理解し、思考する科目であることを再確認することができました。それを、皆さんにも見ていただきたいのです。


 一人でも多くの方にこの番組を、彼らの授業を見てもらって、教えるとはこういうことか、ひいては学ぶとはこういうことかとわかっていただけないだろうか? それが僕の願いです。たとえば、情報をただ羅列するだけで、くだらない語呂合わせでお茶を濁すような、粗悪な日本史の授業を受けている生徒が見れば、一体今まで受けていた授業は何だったのかということになるはずです。


 勉強の中心に「暗記」という作業はありません。思考し、理解することこそが勉強です。それが伝わる二時間になってほしいと思っています。


 先走り過ぎかもしれませんが、もし今回の放送が多くの方のご支持を得られるようなら(実は、そうなると信じているんですが 笑)、次は数学のあの先生と化学のあの先生にも同様のお願いができないものか、と今から考えています。


 




いいね!した人  |  コメント(39)
林 修さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

読者になる
Ameba芸能人・有名人ブログ健全運営のための取り組み