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sphere

自作歌詞・詩置き場。
’13ブログリより移転しました。

弱くなんかない
そう叫びながら 泣く
解っているけれど
強く在ろうと 言葉で隠す

薄汚れていて
愛されやしない僕
霞んでいく視界の中
誰かが笑った気がした

本当の僕 見たくない
ただひたすらに 目を背けてる
向き合いたいよ 本当は
ああ どうして
僕はこんなにも無力なの

霞んでいく視界の中
誰かが笑った気がした

「 愛して 」
呼ぶ資格もないでしょう?
こんな自分じゃ


本当の僕 見たくない
ただひたすらに 目を背けてる
向き合いたいよ 本当は
ねぇ どうして
僕は僕を忘れたいの?

本当の僕 見たくない
それでもいつか 変われるなら
向き合いたいな
今より ねぇ きっとさ
愛されたいの できれば
あなたに










20090614

超ストレートで、言ってることも直球・等身大な唄。
このころから、より具体的に「曲をつける」ことを意識し始めていた気がします。

「愛されたい」なんて詞が出てきたのも、少しは自分に向き合えるようになっていたからでしょうか。
月は隠れ 君は闇に融けた
追えないまま ただ 俯く
いつしか 汚れたこの手は
君に 触れることも出来ない

泡沫の夢の中
白い影(ひかり)に照らされ
踊った 舞い散る華の様に
優しい笑みを向けて
君は少し目を伏せるの
酔いしれた 甘い檻の中で

誤った道 振り向く術を持たずに
消えていく 原色の 記憶
明日はきっと 君はそう言ったけれど
信じ方を知らない

泡沫の夢の中
白い影(ひかり)に照らされ
踊った 舞い散る華の様に
優しい笑みを向けて
君は少し目を伏せるの
酔いしれた 甘い檻の中で

眩ゆい程に 輝く その下に
ひとり 取り残されたまま
涙なんて流れやしない

輪廻転生 在るというのなら
神様 どうか
あのひとに
もう一度












20090610

言葉遣いだけちょこちょこ変えました。すっごい背伸びした言葉使ってんな、と呆れたので(笑)

難しい言い回ししながら、たまに「目を伏せるの」みたいな口語バリバリな表現出てくるあたり、違和感はあるけどこれはこれでありなんじゃないかとも思いました。
夢を見せた
あたたかくて
やわらかくて

なくしたくない

そんな夢を

君が見せた



叶わないなんて言わないで


君に怒られた日



泣きたくなった

なんて僕は


からっぽなんだろうな




満たしてくれる

傍にいるかぎり


君は僕を

空虚な世界から救い出して


傍にいてくれる




いつか

君の夢が

僕の夢が


叶ったら





ふたりで



どこかとおいところにいこう




もうさみしくない

いっしょに



きれいなみらいをみにいこう











20090530

平仮名好きです。柔らかい、不安定、などなど独特の雰囲気があると思うので。

でもこれ、なんとなく怖いな。
会いに来てくれたの
遠い場所
私の知らない世界から

『嬉しい』で済ませちゃ駄目
きっと
ただ一度の奇跡になるから

幾度の夜を
眠らずに消費した
「またあのひとが現れるの」
壊れてもよかった
いっそ壊して欲しいくらい
息苦しさに支配された


最後に見た あなたは笑ってた
星空に願うのは
自分じゃない誰かの幸せ
優しいのはあなたのおかげ
あなたが私を生かすの


会いに来てくれたの
遠い空
私の知らない世界から

『泣くなよ』って励ましてよ
ねぇ ねぇ
まだまだ私は子供なの

幾度の夜を
眠らずに消費した
「またあのひとが現れるの」
柔らかい光が
包み込んで別れを知る
あなたは泣きそうになって
優しく笑うフリをした












20090513

ちょっと前に夢に見た内容です。忘れてたんですが、夜中にいきなり思い出して。

私自身は優しくないので、誰かの優しさに触れると自分の汚さを思い知ります。『ああ、何で自分は優しく出来ないんだろう』って。

以上引用でした。

「最」後の「邂」逅の話。
もう見たくはなかった
こんな醜い顔
叩き割った 幾つもの破片を
拾い集める事もせずに
立ち尽くして

数々の罪を重ねて
此処まで辿り着いた
狂ってしまいたいとすら思えた
あの時の泣き顔
否定するしか

もう 方法はないの

どれほど叫んでも
誰一人見向きはしない
そんな冷たい世界で
背中合わせに
真実を隠してた
…解ってた
「逃げ出したいだけだ」って

苛立ちの募る光を
その欠片を 踏み付けた
痛みと怒りとその他諸々全て
消え去った後には
虚しさしか残らない

鏡なんて
あってもなくても
同じなんだ

すぐそこに
あるでしょう?
「今」を映す「未来」

どれほど叫んでも
誰一人見向きはしない
そんな冷たい世界で
見上げてみた
雨降りの空
雫の一つ一つに
いつか

見えるよ
向き合えた自分の泣き顔













20090509

鏡、をテーマにしてたつもりでずれていった感じ。

なんとなく最後ハッピーエンドにしてるのは、自分が救われたかったからなのかもしれません。
「あなたを輝かせて」
2009年から見た自分は、ちゃんと鏡に向き合えているんだろうか。