ハイドレインジア | sphere

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自作歌詞・詩置き場。
’13ブログリより移転しました。

この声よ
空へ響いて
届かなくていいから
君に

「いつか別れるのなら
出会いたくないよ」
誰かの涙を浴び
咲き 枯れる世界

それでもいいよ
君が
泣かないなら

この声よ
空へ響いて
信じさせて 君へと
繋がっていることを

ささやかな
愛を唄おう
届かなくていいから
君に

「今を綴る足跡が
遠くで誰かの
傷になると言うなら」
哀しく 願った

君の涙で
生きたくはないから

出会わなかった君は
笑って いますか
未(ま)だ 別の何処かで
笑って いますか?

それがシアワセ
君が
泣かないなら

この声よ
空へ響いて
君が咲けないのなら
君のために泣くから

さようなら
大好きな君
僕を知らない世界で
きっと















20110818

紫陽花は6月=雨の季節に咲く花、英名はハイドランジア=ハイドレインジアとも言う。
となれば、涙=雨、という思考になるのが私です。
「涙で咲く花」という構想?だけはずっと自分の中にあって、それを上手く形にできてたらいいなと思ってます。

僕と君を花に例え、互いが降らせる雨=涙で咲く(笑う、生きる)という、哀しい、切ないイメージです。

「僕」は「君」に咲いていて欲しい。でもいつか別れは来て、「君」は泣いてしまう。出会わなければ別れも来ないし、「君」は咲いていてくれる。

君の涙で
生きたくはないから

などなど、好きなフレーズてんこもりです。