山口伸一郎です。
中日文化センター栄教室で、あがり症克服講座を行いました。
2月と言えば真冬。
ですが、講座の日は小春日和の暖かさで、コートは不要でした。
今回のメインスピーチは朗読です。
外郎売を朗読して頂きました。
☆外郎売とは?
外郎売(ういろううり)は「歌舞伎の演目」であり、現代ではアナウンサーや俳優の滑舌トレーニングのバイブルとして非常に有名な長台詞のことです。
もともとは1718年(享保3年)に二代目市川團十郎が初演した、歌舞伎十八番の一つです。
1. ストーリー:超絶技巧の「セールストーク」
小田原にある薬屋「外郎(ういろう)」の主人が、江戸の街に現れて自らの薬の効能を宣伝する、という内容です。 「この薬を飲むと、こんなに舌が回るようになるんですよ!」というパフォーマンスとして、凄まじいスピードと正確さが求められる早口言葉(長台詞)を披露します。
2. 現代での役割:声のプロの必須2.
現在、この演目そのものが上演される機会よりもその中のセリフが滑舌、発声、腹式呼吸の練習用テキストとして広く使われています。アナウンサー、声優、ナレーターなど声を仕事にする人なら1度は全文を暗唱させられるほどポピュラーな教材です。
☆外郎売朗読のメリット
いわば、声と喋りの総合筋トレです。プロのアナウンサーや声優が新人研修で必ずと言っていいほど通る道なのは、これ1つでしゃべりの基礎体力を丸ごと鍛えられるからです。
1. 圧倒的な滑舌の向上
・苦手な音の克服:「サ行」「タ行」「ラ行」など、日本人が苦手としがちな音が網羅されています。
・口の周りの筋肉(口輪筋)の強化:複雑な音を正確に出そうとすることで、普段使わない表情筋や口の周りの筋肉が鍛えられ、ハキハキとした喋りになります。
2. 腹式呼吸と肺活量のトレーニング
外郎売は非常に長いセリフです。
・息継ぎのコントロール:どこで息を吸い、どこまで一息で読み切るかを意識せざるを得ないため、自然と効率的なブレスコントロールが身につきます。
・安定した発声:長いフレーズを最後までしっかり届ける練習を繰り返すことで、声が震えにくく、安定した太い声が出るようになります。
3.メンタル面へのポジティブな影響
・自信につながる:あれほど難しいセリフを完璧に言えるようになった、と言う事実は『自分はしっかり話せる』と言う大きな自信を生みます。
・脳の活性化:複雑な言語情報を正確に処理し、アウトプットし続ける作業は、集中力や記憶力の維持にも役立つと言われています。
全台詞をフル暗記して朗読したSさん。終わった後は、皆さんからの拍手喝采でした。
これは凄い事です。ブラボー!!
何度も、何度も、繰り返して練習しないとできないことです。
Sさんは自信に繋がった事と思います。
Sさんへは脱帽です。
次回のスピーチテーマは『お勧めの旅行先は?』です。
国内でも、海外でもOKです。
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