緊張して当たり前の自己紹介 | (社)あがり症克服協会 東海・関西・九州の講師ブログ

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山口伸一郎です。

栄中日文化センターであがり症克服講座を行いました。

今回から建て替わった新中日ビルでの講座がスタートしました。

ビル内に入った途端、人、人、人。

今月オープンしたばかりなので大混雑です。

教室は4階の407教室。

今回は4月期の初回。新たな仲間が加わりました。

スピーチは初回恒例の自己紹介をして頂きました。

 

 

☆緊張して当たり前の自己紹介!

4月は移動シーズン。

転勤、転職、職場の部署異動等、新たな場所で、新たな人々と初対面で会うことになります。

となると、『自己紹介』が必ずと言っていい程があります。

あがり症の方にとっては人前に出る事はとてつもない恐怖です。できることなら逃げたい、でも、逃げられない。

自分で自分を紹介するわけですから逃げようがありません。

職場で自己紹介させられ、うまく話せず大失敗。

そして歓迎会でも自己紹介をさせられ、アルコールが入っていても、うまく話せず大失敗。何度も自己嫌悪に陥る。

こういう状況ではないでしょうか。

あがり症さんあるあるです。

過去の山口もそうでした。

新たな場所で初対面の方々を前にして緊張する事は当たり前のことです。あがり症の方は、緊張=悪の扱いです。できることならなくなってほしいと思っています。

しかし、緊張することはパフォーマンスを出すためには大切なことです。逆に言うと、パフォーマンスを出すためには緊張することが必要なのです。緊張して当たり前なのです。

 

 

☆継続受講して壁を乗り越えよう!

新規の方から『今すぐにでも帰りたい気持ち』とのスピーチがありました。気持ちはよく分かります。誰にとっても嫌なこと、辛いことがあると逃げたいものです。

逃げる事は簡単です。

しかし、あがり症克服への扉を自分で開き、自己投資して、時間をかけてここまで来て、ここで頓挫することは勿体無いことです。

また人前で大失敗して、自己嫌悪に陥りたいですか?

あがり症は厄介です。自分1人ではどうしようもできません。

負のループに陥るだけです。

継続生のOさんからも似たようなスピーチがありました。

入会当初、教室に入ることが怖くなりビルに入った途端引き返して近くをウロウロ。これじゃいかん!と勇気を振り絞って教室に入ってきたこともあったと。

過去の山口もそうでした。入会当初はやらされ感満載。何でお金払って嫌な思いをさせられるんだろうと思ったこともありました。

最初の頃の辛い思いを継続することによって壁を乗り越えると、段々と慣れてきます。人前での成功体験も少しずつ増えてきます。同志のお友達も増えてきます。

今では山口もOさんも、あがり失敗を自慢話のように堂々と話せるようになりました。

『継続は力なり』といいます。

最初の頃は失敗も多いかと思います。しかし、あがり症の仲間が優しく見守ってくれます。馬鹿にする人など1人もいません。

頑張って自分を励まし、継続受講して壁を乗り越えていきましょう!

 

 

次回のスピーチテーマは『他己紹介』です。

 

栄中日文化センター