私は人の悪口が言えない。その理由。 | スペランカーたちのブログ

スペランカーたちのブログ

無謀なアマチュア探検者(スペランカー)たちがいろんなことに探検していきます。ニコニコ動画でラジオを不定期配信中!

 ニコニコ専用ラジオ界の闘魂三銃士、あんちゃん、おいらん、カズトシのラジオがアップされて、話題になってます。



 「面白くないと言われるのを怖がるな」「面白くないのを人のせいにするな」など、私が普段自分にも、そしていろんな人に対しても思っていることを、おいらんさんが熱弁していて、非常に痛快なラジオでした。

 こういうふうに、なかなか言いにくいことをズバッと、しかも空気を悪くすることなく笑いも織り交ぜて話せる人って昔からあこがれているんですよね。

 さかのぼること私が高校時代の話。当時、生徒会のメンバーだった私は定例会で自分の意見を言うことが全くできませんでした。議論についていけない、というか「これ話していいのかなあ・・・でも・・・」と考えているうちに議論が進んでしまい、ただただ私は無言で長考に沈む一方だったんですよ。そのなかで生徒会の副会長だった人が冗談を織り交ぜて空気を明るくしながら自分の意見を言え、前向きに議論を進めていて「この人すごいなぁ~」といつも思っていたんですよね。

 で、おいらんさんはまさにそんなタイプの人なんです。

 本当においらんさんは…人の悪口を言うのがうまいw

 人を批判するにも上から目線でマジレスを飛ばしてくる奴は「なんなのこいつ」って思いますし、まして頭が沸いてズレた批判をしている奴には呆れるというか、哀れみすら感じます。批判というのは人をグゥの根も出ないほどやりこめたら勝ち、ではないんです。自虐も織り交ぜて笑かしながら、それでも核心をズバッと付いて気づかせてあげられるのがスマートな批判だと思います。

 で、私は全然その域には達していません。私は人を批判するのが恐い。人を怒らせたり、悲しませたり、ズレたことを言ってしまうのが本当に恐いのです。たまーに何か人に指摘しなきゃ行けないときは心拍数が上がり、声がうわずり、冷や汗ダラダラ。そんな状態ではさらに何言っているかわからないくなってんじゃないか、うわーーー、というループで上手に人を批判できないのです。

 だから私が人を批判するときは文章で、それも練りに練って、最低でも1日寝かせて「これだったら気を悪くしないで気づいてくれるかな・・・」となってから発信しています。それでもドキドキなんですけどw

 いやー、本当に人の批判をポンポン言える人はすごいですよ。ツイッターとかで何かあると音速で批判ツイートする人いますが、あれはすごい勇気ですね。いや、それが的を射ていたら本当に格好いいですよ。でもただ脊椎反射でブチギレて、ズレたツイートしている奴ね。それって全フォロワーに「オレってバカでーーーす!」って言ってるようなもんですからね。いやすごいわー。オレにはマネできねーわー。本当に勇者だわー。

 まぁ私もスマートに、前向きに、人の悪口を言えるように精進したいと思いました。

 fin.