鬱と迂闊な月曜日 -126ページ目

名探偵。

真実はひとつ。

難事件を解決するのは、どんな作品でもそこには名探偵がいます。

しかし僕はいつも感じてしまいます。

逆に名探偵がいるところにいつも殺人が起こります。

僕はミステリーが大好きです。
だからこんな事を考えてしまうのでしょうか。

名探偵がいるから事件が起こるのか。
事件が起こるから名探偵が現れるのか。

推理小説を読むといつも最後はスッキリするけども、事件と名探偵との関係にいつもモヤモヤさせられる。

だーけーどー好きなんだなぁ。ミステリー。

だからこれからも読むぞー!



アデュ。

未咲シキ。

名画はいつ観ても。

『風の谷のナウシカ』

十数年ぶりに観たこの作品は、やはり凄かった。
初めて観たのは小学生のとき。
劇場で震え上がったのを覚えている。

オープニングからナウシカが出てくるところ。
鳥のようにメーヴェを飛ばし、軽やかに空を羽ばたく姿に涙が出てきます。

腐海の謎を解くべくナウシカはその身を呈し、村人曰く腐海遊びをする。

人間を愛し、腐海の森を愛し、腐海に住む蟲達を愛する。
その中でもひときはインパクトを放つ王蟲。
王蟲の完全な抜け殻を目にするナウシカは笑みがこぼれる。
腐海の中に充満する胞子は、吸い込むと5分で肺を腐らせてしまう猛毒だ。
それでもそこには人間が暮らしていくためのヒントが隠されているとナウシカは腐海に赴く。

その腐海を焼き払うべく、トルメキア、ペジテが策を練り、なんの因果か風の谷に急襲を仕掛ける。

しかしナウシカは知っていました。
キレイな水、そしてキレイな土では腐海の植物も毒を発しないと。

水を豊かにしているのは腐海のお陰とも知らずに愚かな軍隊が風の谷を襲わせる。

火を使えば一日で森を焼き払えるであろう。
しかし、水と森は百年かけてキレイな環境をつくる。

もはや戦など必要のない世界。
蟲は森で。人間はわずかな力と知恵で生き延びてきた。

風の谷の姫。ナウシカはいつも大丈夫と笑う。
大丈夫の根拠はわからないが、ナウシカの笑顔には人々を奮起させる力がある。

割愛したないようですが、僕は個人的に宮崎駿監督の作品が好きです。
巷では、ナウシカ派?ラピュタ派?と問うひともいますが、未咲は迷わずナウシカです。
ファンタジーの世界にはいろいろな見方があります。
宮崎駿監督の作品の多くはファンタジー。
でも、風の谷のナウシカはなにかファンタジーとは違うこの世の中の末路を描いているように思えてならないのです。これはあくまで自論です。

兎にも角にも、久しぶり涙が出ました。

昔っから乗りたかったんだよなー。
メーヴェ。
さぞかし気持ちがいいのでしょうね。
その前に風をよまないと。


その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし。 
失われし大地との絆を結び、ついに人々を清浄の地に導かん。



アデュ。

未咲シキ。

逢えた。

忘れていた遠い記憶。

昨日、仕事から帰宅して晩ごはんを済ませると、あまりの疲れからかうたた寝してしまい、気づくと深夜2時をまわっていた。

夢を見たんだ。
不思議なシチュエーション。

ひとのいない街を一人で歩いている。
ある建物に入ると、大々的にカジノが行われていた。
気づくと大金の入った黒いバッグを持っている。
それが引き金になり、追われる立場に。
夜の中走っているとポツンと小さな光が見えた。
そこに逃げ込む。
中に入ると一人の女性が。
最初はぼんやりと。しだいに鮮明に顔が浮かび上がってきた。
なにか見たことのあるひとだった。
思い出せ。思い出せ。
と、思い出す。
それは以前出逢った懐かしいひとでした。
出逢ってから数年。僕は老けたが、彼女は出逢ったときのままだった。
夢と云うのは不思議なもので、断片的なものが繋ぎ合わせて構成されている。
だから、その時点で追われている設定はなくなっていた。
会話の内容は覚えていない。
しかし、出逢った頃からの懐かしい話を延々としていたように思える。
心の靄がしだいに薄れた。
僕は彼女の話に耳を傾け、彼女はあのときのまま気さくに話しかけてくれる。
今まで味わってきた屈辱や孤独感を吹き飛ばしてくれるかのように。
夢の中とはいえ、この時間がずっと続けばいいと思っていた。
しかし、人間、眠ったら起きるものだ。
会話の最中にバッと目が覚めた。
もっと話したかったのに。
起きた時、幸せな気分とは裏腹に虚無感が襲う。

それが深夜2時過ぎ。
いま朝方の5時。
夢は薄れていくのだろうけど、今はまだ鮮明に覚えている。
この記憶。というよりかは思い出を忘れたくはないから、ザックリだけどこのブログにしたためた。

この夢の中でできた出来事をあと一日もしくは数時間で忘れるであろう。

しかし、今日のこのブログを読み返したときに、また思い出せるのではないかと確信している。

記憶は消えても、思い出は残る。
だから、これまで生きてきた中で起きた嬉しいことや悲しいこと、辛いこと。
それらはいつしか記憶からは消えるかもしれないけど、確実に心の中で蓄積されているもので、思い出として残っていく。
決して忘れることはない。積み重なっていくものだ。

今回の夢を見てそう感じました。
そして、何故その女性が出てきたのか。
それは、僕の人生で印象深い人間のひとりだからだと思います。

好印象であれ、悪印象であれ、人生の中でインパクトのあるひとのことは本能的に覚えているのでしょうね。

いつか、その女性にもう一度会いたいものです。
老けたかな。なにしろ10年近く会ってないから。

そのいつかを期待しつつ毎日を充実させます。


アデュ。

未咲シキ。