ヒューマンシャワー@高知 Chaotic Noise | 大ぼら一代番外地

ヒューマンシャワー@高知 Chaotic Noise

歳月の経過は瞬く間なれば、既に世間は盆休みへ突入すれど、慢性的記事投稿の遅延頓挫ぶり露呈する当拙ブログ、先達て漸く15週間遅れにて「遠過ぎる過去の記憶」シリーズ全8回投稿し終えれど、本来リアルタイムにて投稿すべき記事が、前回投稿せし愉快な砂十島家訪ねし後、明日香深山は茅蜩歌い初めにて夏到来以来滞れば、亦しても4週間遅れたる放置ぶり。然りとて今夏は人生最多忙ぶりかと思われる程に重大ミッション山積み、到底今や絶滅危惧種たる素人ブログなんぞに感ける暇なんぞ微塵もあらねど、其処は現実からの逃避行為として「やりたくないもん順」ランキング、本来トップ3たるべきブログ執筆なれど、数多の重大ミッションに排斥されランキング陥落、結果的にブログ執筆へ至る愚行ぶり。今や閑古鳥大合唱、1円にもならぬ素人ブログなんぞに、貴重な時間費やす場合にあらねど、嗚呼、私は何と心弱き愚か者なるかな。

斯くして灼熱地獄たりし7月半ばへ時系列遡るや、7月末にて閉店される高知Chaotic Noiseへ、ヒューマンシャワー最後の御礼参りへ伺わんとする当日朝を迎えし。

 

 

AMT宗家欧州遠征より帰国し既に5週間経過すれど、未だ重度の時差ぼけに苛む私なれば、昨夜もどうにも睡魔到来せねば、赤ワイン1本飲み干せど徒労に終わり、斯くして徹夜状態にていざ高知へ赴かんとす。未だ午前8時過ぎにも関わらず猛烈な残酷暑ぶりにして、大阪アジトから出撃するも余りの暑さに眩暈覚えつつも、界隈の公園に於ける蝉の喧騒が毎度乍ら壮絶なサウンドクラスター、出勤される方々の姿多けれど、公園に佇まれるは初老男性ひとりのみ。

 

 

 

神戸三宮バスターミナルへ到着、いざ高知へと「はりまや橋行き」高速バスへ乗車せり。

 

 

徹夜にて臨めば、此処は移動車中にて爆睡すべく、ハイボール缶2本を一気に呷り睡魔を待つばかり。

 

 

然りとて待てど暮らせど睡魔到来の気配さえあらず、淡路島を経て、

 

 

無情にも高知へ到着せり。終着駅「はりまや橋」にて下車、糞炎天下の中、機材背たろい、

 

 

今宵の会場たるChaotic Noiseへ到着せり。本日よりあの膨大な在庫等を新たに借り受し倉庫へ移動すべく、地獄の猛暑の中を絶賛引越し作業中、御苦労様です。

 

 

NANI君も到着すれば、サウンドチェックも筒がなく終了。

 

 

 

今回は「楽しい砂十島家」家族揃いての参戦、ドラムを叩く父を真剣に見詰めるにな君&ななちゃん之圖。

 

 

今宵はライヴパフォーマンスに映像も使用する運びなれば、映像上映の最終打ち合わせ中の私と、今や私のことを「カワバター」と認識下されば、是亦見詰めるにな君&ななちゃん之圖。

 

 

而していざ前打ち上げに興じんとするや、最近御贔屓にさせて頂く「大衆炭火酒場 くろいわ」再訪目論めど、生憎の定休日にして残念乍ら断念。東君も宿毛より駆け付け合流下されど、不幸にも数日前にぎっくり腰再発され歩行困難なれば、極近場にて着陣すべく、最近の打ち上げ会場たる「居酒屋 三国志」急襲せり。

 

 

 

 

駆け付け1杯目は生ビール、而して冷酒へ。

 

 

「チャンバラ貝」やら

 

 

「間八刺身」やら、

 

 

「四万十青さ天婦羅」やら所望する中、

 

 

砂十島夫人ことなおちゃんが、高知名物所望されれば、此処は私のHighly Recommmendな一品たる「鱓たたき」是非にと供させて頂きし。

 

 

楽しい砂十島一家。

 

 

何と岡山より村岡充君が駆け付けて下されば感激、再会祝し乾杯せり。

 

 

嘗て高知Chaotic Noise界隈にて盛り上がりし超局地的ムーブメント「DEATH TECHNO DEATH」あれば、何故かヒューマンシャワーもカテゴライズされ、関連イベントのみならず同名コンピレーションCDにも参加せし経緯あり、然れど知らぬ間に噂どころか其の名さえ全く聞こえぬ有様と化せば、今回「DEATH TECHNO DEATH IS DEAD」Tシャツを限定4枚のみ制作せり。

 

 

扨、今宵はヘドラ嬢在籍のギャルHCバンドGALNUTSスケベ椅子ヨコちゃんに由る昭和歌謡曲デュオKILALA1/2が前座務めて下されど、写真の1枚も残されざれば、悪しからず。

 

 

斯くして我々ヒューマンシャワー登場と相成るや、既に4週間も経過すれば記憶希薄にして、如何な演奏展開せしか可成り曖昧なれど、兎に角ヒューマンシャワーとして高知Chaotic Noiseへ初出演させて頂きし際、何故かハードコアパンク系イベントの大トリたる重責科せられ、然りとてどない考えたかてハードコアパンクにあらざる我々、斯くなる上は一撃必殺自爆上等とステージに現れるや、二人していきなりドラムセットへ逆ダイヴ、ドラムセット破壊を以て演奏終了を目論めど、親切極まりなき高知パンクスの皆様なれば瞬時にドラムセットを完全修復、其の御厚意有り難けれど、最早我々完全に為す術なく心中にて完全敗北宣言、ハードコアにあらざる何処かハードコアっぽい演奏披露せし経緯あれば、先ずは其の件りを再現フィルムにて披露、是を御挨拶代わりとさせて頂き、

 

 

然れば演奏開始せり。先述の通り「DEATH TECHNO DEATH」終焉をネタに、嘗てのジュリテク大ヒット曲「James Brown Is Dead」インスパイア系「DEATH TECHNO DEATH IS DEAD」なるテクノナンバー披露、ヘドラ嬢を筆頭に会場埋め尽くす女性客へジュリ扇配れば、当時のお立ち台ギャル演出もカマさんとす。

更には超局地的ムーブメント「DEATH TECHNO DEATH」牽引車たりしスケベ椅子リーダーたるタージマハールことヨコちゃんに登壇頂き、本日を以て我々ヒューマンシャワーこそが「DEATH TECHNO DEATH」唯一の正当継承者として認定頂くべく、神器たる例のキーボード相伝之儀も粛々と執り行われし。而してスケベ椅子珠玉の名曲「ミシシッピバーニング」「zokkon tonight」カヴァーを、タージマハールことヨコちゃんにゲスト参加頂き披露せり。

勿論ヒューマンシャワーの代表曲「マッタクイミフメイ」「マツタケF*CK」等も、2020年を以て新たなフェーズへ突入せし我々なれば、テクノデリックハイパー爆上げバージョンにて披露、上り続け遂に大団円へ至るや幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第。悪しからず。

 

 

 

 

 

 

更にライヴ動画も投稿公開下されば、此処に無断リンク貼らせて頂く次第、是亦悪しからず。

 

 

 

今宵、ヒューマンシャワー@ Chaotic Noiseへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

2007年夏、当時ピカ様加入せしばかりの新生Acid Mothers Temple & The Cosmic InfernoことAM宇宙地獄組にて、Chaotic Noiseへ初めて出演させて頂きし以来、17年間も御懇意にさせて頂き、出演回数も数多なれど、今宵がそのChaotic Noiseのステージに立つ最後の夜となれば、様々な想いが走馬灯の如くフラッシュバック、先月末のAMT宗家@Chaotic Noiseの際、嘗てのスタッフたりしタカオ君を筆頭に、懐かしき方々との再会果たせど、今宵もShihoさんと再会果たし得れば感激かな。而してShihoさん、スケベ椅子リーダーたるタージマハールことヨコちゃん共々記念撮影すれば、心のアルバムにも貼り付けんとす。

 

 

後日、Chaotic Noise閉店直前の7月29日に、Shihoさんが果たしていつ以来か、あのステージに立たれ歌声披露されしと知れば、いやはや観戦叶わざりしは残念至極なれど、ライヴ動画発見すれば、此処に無断リンク貼らせて頂く次第。悪しからず。

 

 

 

 

井上社長と記念撮影。17年間、お疲れ様。而して感謝の言葉見つからぬ程に御世話になれば、何せChaotic Noiseあらざれば、もしや今以て四国の地を踏む機会もあらざりしやとも思う次第。仮令Chaotic Noiseたる実店舗こそ地上より消滅すれど、其処にて生まれ育まれし精神は普遍と思えばこそ、高知の地に蒔かれし種は、この先如何に結実されんか是非にも見届けたしと思う一方、己れ自身も亦、高知の地を再び踏み得る日の到来を切望するばかりかな。

井上社長のSNSへの投稿にて、山中に倉庫として借り受けし新たな場所がCULTTIC NOISEと名付けられにけりと知ればこの「T」重ねし意味を、思わず探らんとす。

 

 

斯くして高知Chaotic Noise恒例打ち上げへ繰り出さんとすれど、諸事情にて、高知最後の打ち上げなれどいきなり初訪問の店へ案内されし。
楽しきひと時とは、先ず以て写真撮影なんぞ忘却の彼方、然れば今宵も打ち上げ会場の写真皆無。悪しからず。

散開となるや、砂十島一家は界隈のホテル泊なれば、NANI君はホテルへ。東君はネットカフェへ。

午前5時45分はりまや橋発の始発高速バスにて帰阪せんとする私は、朝まで飲み明かすべくヨコちゃんと充君と共に某バーへ。

 

 

充君とも久々にあれこれ歓談し得れば、岡山からの遠征に感謝するばかり。

 

 

充君が投宿先たる友人宅へ赴かれれば、ヨコちゃんが早朝まで御付き合い下さり、高知地下シーン面白話もあれこれ拝聴、大層愉快なひと時過ごさせて頂きし。
御丁寧にバス停まで御見送り下されば、朝まで無理矢理付き合わせてしまい、大層申し訳なくも御厚意に感謝するばかり。

 

 

そもそも徹夜にて臨みし今回のヒューマンシャワー@高知 Chaotic Noise、結局始発高速バス乗車まで一睡もせねば、流石に限界越えしか乗車するや否や即寝成仏。途中の休憩にても一度も目が覚めず、ふと目覚めるや車窓から臨むは大都会の眺望にして「此処は何処やねん?」と景色繁々眺めれば、阪神高速「湊町」のサイン発見、ハハハ。下車予定せし三宮バスターミナルなんぞ疾うに寝過ごせし次第、然れば「JRなんば駅 (湊町バスターミナル)」にて慌てて下車。地下鉄へ乗り換え、無事大阪アジトへ。

既に正午前、地獄の業火より熱からんと思われる残酷暑の下、大阪アジト界隈の公園まで辿り着くや、行きしな同様、サウンドクラスターと化せし蝉の喧騒を潜り抜け、この尋常ならぬ高温ぶりと電子発信音の如き天然サウンドクラスターに、亦しても目眩覚えつつ、何とか大阪アジトへ這う這うの体にて漂着せり。