愉快な砂十島家訪ねし後、明日香深山は茅蜩歌い初めにて夏到来

7月も愈々終わらんとする中、相も変わらず慢性的な記事の投稿頓挫遅延ぶり晒せば、時系列は7月上旬たりしAudio Invaders' Experiment @ 桜川 environment 0g翌日まで、3週間弱遡る次第。

来週に迫るヒューマンシャワー＠高知Chaotic Noiseへ向け、NANI君と打ち合わせもあれば、週明けには箱 + 河端一＠桜川 environment 0g「Lost Paradise」も控え下山、食材携行し大阪アジトへ。

膨大な備蓄誇りし真竹及び姫皮、予てよりの「真竹銷却大作戦」のみならず、各所に御裾分けもすれば、漸く完全銷却への道も開かれしか。

謎の炭水化物拒否症候群に苛む私なれば、姫皮を主食の重責果たさせ得るやと、素麺1束茹でれば、同量以上の姫皮召喚、所謂「Spaghetti aglio, olio e peperoncino (スパゲッティペペロンチーノ)」のレシピ踏襲しつつ、ヤマサ昆布つゆも施し和風仕上げ、刻み茗荷も添えれば、是にてインプロクッキング「姫皮の素麺ペペロンチーノ」完成せり。

付け合わせに作り置き「セロリと人参の浅漬け」召喚、実は隠し味にローレル使用、洋風な仕上がりの代物なればこそ。

斯くして「姫皮の素麺ペペロンチーノセット」堪能せり。凡そ姫皮のみならば食感含め物足らなさもあらんと思えど、1束の素麺にて見事救われしかな。

真竹銷却大作戦として「お好み焼」に豚肉や烏賊の代わりにぶち込まんとすれば、

是にてインプロクッキング「お好み焼 筍玉」完成、真竹の食感芳しく、革命的一品に仕上がれば、大いに堪能せり。

十八番たる超速クッキングにてスパイスカレー拵えんとするや、有り合わせ野菜共召喚、勿論真竹も含めば、斯くして「瞬殺真竹入り野菜カレー」完成。謎の炭水化物拒否症候群発症し既に1年8ヶ月経れば、カレーに於いてライスの代わりに温キャベツ添えるも今や慣例化、大阪アジト冷蔵庫にて、昨年収穫せし姫皮を花椒ハバネロオイルに漬けしを発掘、それも薬味代わりに添えれば、いやはや今年収穫せし真竹＆姫皮のみならず、1年越しの歴々も控える有様。何はともあれ「瞬殺真竹入り野菜カレー」堪能せり。

NANI君とは数多のユニット共にすれど、ヒューマンシャワーこそが最古参にして、本日は来週に迫るヒューマンシャワー＠高知Chaotic Noiseへ向け打ち合わせるべく、砂十島家新居を訪ねんとす。

大阪市内と云えど縁無き地区とは、最寄駅に降り立つや見慣れぬ景色を前に、気分は旅行者の如しかな。

道すがら重低音ドローン聞こえれば、いやはや此処はノイズ団地か。斯様な環境にて住人からの苦情皆無たれば、凡そその住人全員がノイズ愛好家若しくは演奏家たらんと確信す。

炎天下の中、白熊の生まれ変わりを確信する多少の暑ささえ滅法苦手とする私は、今や灼熱地獄にて遭難寸前、何とか砂十島家新居へ漂着叶いし。
いつもハピネス全開愉快な砂十島一家、家族全員にて御出迎え頂けば、

何はともあれ本日のミッションたるヒューマンシャワーに勤しむ我々之圖。

打ち合わせはスムーズに進み無事終了、当日までに準備すべきも明白となるや、扨、砂十島夫人ことなおちゃんも交え、いざ打ち上げに興じんとす。
本日は砂十島一家への手土産として、悪魔の美食「デビルズバーグ」生状態にて持参すれば、幾つかを焼き上げ、御子様達共々堪能頂けば、料理人冥利に尽きるばかり。赤ワイン等御相伴に預かれば、更なるアテ拵えんと界隈のスーパーへ単騎出撃、斯くして新居の台所を拝借、アテあれこれ拵えさせて頂きし。

「八町りゅうきゅう＋八町たたき＋蛸カルパッチョ」

「鰈のムニエル」些か崩しは御愛嬌。

「ヒイカのスペイン風ソテー」

肉食嗜好な砂十島一家なればと「焼肉 (牛)」も添えさせて頂きし。

ハピネス全開、愉快な砂十島一家。

今や私を何やわからんけどオモロいジジイと認識下さる御子様達なれば、此処まで生涯独身、勿論バツ皆無たる婚歴真っさらな私なれど、息子夫婦宅を訪ねるジジイ気分かな。

砂十島家のユニフォームの如き、なおちゃん制作フレディ＆NANI君Tシャツ、

元ネタは私のストーリーズたれば恐縮至極。砂十島家のスーパースター競演之圖。

懸命に箱ワイン注いで下さるにな君なれば、大人共は調子乗り酩酊への道辿るとは云わずもがな。

いやはや愉快な砂十島一家、本日も楽し過ぎ、大変御世話になりました。

酩酊にて多幸感に包まれる大人共之圖。

気付けば終電ギリギリ、慌ただしく御暇させて頂けば、何とか無事間に合い、

地下鉄へ乗り換えるや満員御礼、NANI君へ無事帰路に就きしとメッセージ送信すれど、翌日見れば文面が余りに謎、実は酩酊の極みたれど這う這うの体にて大阪アジトへ漂着せり。

欧州より帰国し既に4週間経過すれど、私の時差ボケは益々悪化の一途を辿るばかりにして、克服への光明全く見えぬ惨状、況して昨日は本来就寝する昼間に外出すれば、事実上徹夜翌日状態にして、アラ還オヤジには肉体的に過酷至極、然りとてどうにも長時間睡眠不可なれば、不毛にも早朝に目覚める有様。

朝飯なんぞ食らわんと、蕎麦1束召喚。謎の炭水化物拒否症候群に苛む私なれど、幾度もの臨食実験にて、蕎麦は1束なれば問題なしとの結果踏まえる次第。斯くして大根おろしを汁ごと蕎麦へぶっ掛け、ヤマサ昆布つゆひと回し、七味投下すれば「おろし蕎麦」完成、

蕎麦茹でる傍らにて「天婦羅 (茗荷、茄子、玉葱と人参と葱の掻き揚げ)」も準備、

斯くして「天おろし蕎麦セット」堪能せり。

そもそも謎の炭水化物拒否症候群発症とは、体調如何にも大きく左右されるとは重々承知之介にして、徹夜明け状態にての蕎麦1束は、矢張り致命的たれば見事に発症、御陰様にてほぼ丸1日廃人状態と化し機能完全停止せり。

漸く復活の兆しも見え再起動、然れば最早炭水化物完全遮断すべく、有り合わせ野菜共にカットわかめ、玉子、豆腐を以て、安全牌たる「豆腐サラダ」堪能せり。

然りとて完全復調までは遠き有様なれど、今宵は京都へ、個人的推したる畑下マユ嬢のライヴ観戦すべくミングルへ赴きし。

今宵は「インスト曲主体のライヴ」との事前情報あれば、楽しみ尚更にして、久々に聴く曲もあれば感無量、インスト曲の完成度の高さ圧巻にして、1曲毎に欧州短編映画を観るが如く、奏でられる音楽が眼前に様々なビジュアルを誘えば、現在2ndアルバムのリリースを今秋に控える彼女なれど、是非にインストアルバムのリリースも切望するものなり。

今宵は元山ツトム氏との2マンなれば、第2部は氏のペダルスチールギター独奏。キーワードが「サイケ」とのMCもあれば、成程 Pink FloydとMichael Rother辺りのトリップ成分のみ凝縮せしが如き恍惚サウンドも納得。最後はNOVO TONOのカヴァーと仰せなれど、そもそも原曲全く存ぜねば悪しからず。写真撮影忘れれば、是亦悪しからず。

第3部は御両人に由るデュオにして、彼女の1stアルバムリリース当時まではデュオとしての競演多数、そもそも元山氏がアルバム全面参加のみならずエンジニアやマスタリングにまで携わられれば当然たれど、私が初めてライヴ観戦せし当時は、丁度ソロとして活動始められし時期なれば、実はデュオとしての演奏は初観戦なり。客席には彼女の盟友たる長野友美女史の顔等も伺え、気の置けぬ友人達に囲まれての和やかな雰囲気にて終演。2月末のライヴ以降暫しライヴ活動休止されし彼女なれば、己れの欧州ツアーも相俟りて、凡そ3ヶ月半ぶりのライヴ観戦、体調不良を押して来れど甲斐有り過ぎかな。彼女の音楽に癒されしか、帰路は随分復調せし気分なり。

真竹銷却大作戦にて、先達てはお好み焼に真竹ぶち込めど、今回は姫皮ぶち込み「お好み焼 姫皮玉」拵えし。

そもそも豚であれ烏賊であれ真竹であれ姫皮であれ、結局はソーシーな味わい堪能せんとすればこその「お好み焼」なれば、姫皮トッピング全く以て問題なし。それよりも紅生姜を欠く事の方が懸念されるべき案件、然りとて大いに堪能せり。

体調不良の際、昭和スポ根世代たる私は、己れを労るどころか矢張り逆療法たる荒療治にて一発即完治促すべく、斯様な惨状に於ける定番「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」拵えし。実花椒、実藤椒、花椒粉、自家製ハバネロ入り花椒油、乾燥ハバネロを総動員、ハザードレベルは致死レベルたる30へ突入、正に危険物以外の何物でもなし。いざ食らえば、激烈な刺激の彼岸より旨味到来、全身の汗腺より濁流の如き大汗噴出のみならず涙腺や鼻腺も全開大開放、御陀仏昇天3秒前までカウントダウンしつつも、大いに堪能せり。

コールドスリープに処されし豚切り落とし召喚、有り合わせ野菜共々、斯くして「豚しゃぶサラダ」なんぞ堪能せり。欧州より持ち帰りしハバネロペースト施せば、これが激烈な刺激醸し出す代物なるかな。

勿論真竹銷却大作戦の一環なれば、姫皮召喚済みとは云わずもがな。

謎の炭水化物拒否症候群に苛む身なれば、飯物や麺類を回避せんとする故、自ずから自炊レシピも限られ、然りとて満腹感や満足感求めればこそ、なかなか立派な「おかず」拵えんとするも致し方なし。

斯くして今回は、鶏腿肉1枚を以て「ジャンボ唐揚げ」拵え、チンマシーンにぶち込み電子レンジにて1分加熱調理施せしもやしへON! 刻み葱とハバネロペーストもON! 是にてインプロクッキング「葱塗れジャンボ唐揚げ」完成、

「ワカメと葱の味噌汁」添えれば、

「葱塗れジャンボ唐揚げ定食 (ごはん無し)」堪能せり。

豚切り落としを重ね衣程すや、

手早く揚げ、キャベツと玉葱刻みしへON! 薬味として刻み青唐辛子、茗荷、ハバネロペースト添え、是にて「ミルフィーユ豚カツ」完成、

是亦キャベツの芯刻みしと玉葱、更に葱を以て「キャベツの芯入りオニオンスープ」も添えれば、

斯くして「ミルフィーユ豚カツ定食 (ごはん無し)」堪能せり。

箱 + 河端一＠桜川 environment 0g「Lost Paradise」も無事終えれば、大阪アジトへ携行せし野菜残党総動員、コールドスリープに処せし鶏腿肉も召喚、斯くして亦しても「瞬殺真竹入り野菜カレー」拵えし。今回はライス代わりにレタス刻み胡麻油＋ポン酢ひと垂らし、胡椒とハバネロペーストも施し、トッピングに茹で玉子も添えれば、大いに堪能せり。

 

6日ぶりに明日香の深山へ帰還。下界とは異なる人外魔境にして年中風吹く吹き溜まりなれば、夏季は心地良き涼風にて避暑地と化す次第。

毎年生育芳しからず、何故か9月に漸く小振りなるを結実するゴーヤーなれど、今年は生育ぶり上々なり。

帰り掛けの駄賃にて、御贔屓にさせて頂くローカルスーパーへ立ち寄り買い出し。如何せん諸物価高騰にて、今や大阪に於いては、激安スーパー玉出ですら野菜高騰の前に全く何も買えぬ有様なれど、それに引き換え奈良は物価安ければ、これ程贖えど総額は2000円にて釣り銭さえ来ると知れ。

然ればこそ赤貧独居アラ還オヤジすら、自炊にて何とか賄い生き抜ける次第。

ジャガイモ1袋を以て「河端家特製カレーコロッケ」仕込めば、充実せし付け合わせ陣も添え、

揚げ序でとばかり「ゴーヤー天 塩昆布和え」も拵え、

是にて「河端家特製カレーコロッケセット」堪能せり。

今や日本は温帯ならぬ亜熱帯と化せば、加えて山の天気は移ろい易く、トロピカルなスコール宜しくゲリラ豪雨と雷鳴見舞われるも稀ならず。

久々にゴーヤーチャンプルーなんぞ拵えんとすれど、豆腐あらざれば、此処はインプロクッキング「ゴーヤー炒め」拵えんとす。

仕上げに溶き玉子ぶち込めば、史上最強万能辛味調味料「タケシオイル」備蓄あらざりて、代わりに「自家製ハバネロオイル」投下、斯くして大いに堪能せり。

久々なる早朝山道入隊へ出撃、

定点観測。

未だ茅蜩の声聞こえねど、今以て嫁探し中なる奥手の鶯囀る様。

業務スーパーにて調達せし冷凍鯵フライ召喚、多種所蔵するホットソースより盲選別召喚せし施せば、

有り合わせ野菜を以て「サラダ」拵え、

嘗て拵えし「鯛アラ」残党たる、鯛アラ残り汁にて炊きし「大根の炊いたん」召喚、

御馴染み「ハイカラ納豆」も添え、

「茄子の赤出汁」も拵えるや、

斯くして「鯵フライ定食 (ごはん無し)」堪能せり。

切干大根仕込み中之圖。唐辛子のみならず実山椒も必須。

枝豆の掻き揚げに納豆も加えんとす。

斯くして「真竹の磯辺揚げ」揚げし後、粉末出汁施しフリフリすれば完成。

先述の「枝豆と納豆の掻き揚げ」納豆の粘りにて、いと揚げ易し。

茄子をチョンマシーンへぶち込み電子レンジにて1分半加熱、其処へヤマサ昆布つゆ垂らし、おろし生姜、茗荷、葱をトッピングすれば「蒸し茄子」完成せり。

「切干大根」

「姫皮と人参の味噌汁」も拵えれば、

何故か主菜たるべき「焼き鯖」の写真見当たらねど、是にて「焼き鯖定食 (ごはん無し)」堪能せり。

明日香の深山に本格的夏到来を告げる茅蜩、今朝は未だ聞こえねど、本日午後より遂に鳴き初め歌い初め。

茅蜩が奏でる清涼なる音響を暫し堪能すれば、突如鹿の鳴き声介入、ふと見下ろせば屯ろする鹿共なり。

月明かりに照らされる中、明日は愈々ヒューマンシャワー＠高知Chaotic Noiseなれば、大阪アジトへ向かうべく下山せり。

高知から帰阪すれば、速やかに明日香の深山へ戻る段取りにて、食材僅かに携行するのみ、僅かに持参せし真竹少々を以て、インプロクッキング「Spaghetti alio olio e peperoncino con germoglio di bambù (真竹のスパゲッティペペロンチーノ)」拵えし。基本は「Spaghetti alio olio e peperoncino (スパゲッティペペロンチーノ)」レシピ踏襲、其処へ頃合見図りて真竹加えるのみ。更なるトッピングに昨日の「真竹の磯辺揚げ」残党召喚、大阪アジトにはオーブントースターの類いあらざれば、電子レンジにて再加熱し添えるのみ。斯くして「Spaghetti alio olio e peperoncino con germoglio di bambù (真竹のスパゲッティペペロンチーノ)」堪能せり。

スパゲッティーが可成り微妙な量なれば、果たして謎の炭水化物拒否症候群は発症するや否や、今回は概ね大丈夫な兆しかと勝手に思い込めど然にあらず、未だ軽度なるが救いたれど残念乍ら発症せり。

然りとて思いの外ダメージも軽く、僅か1時間程にて回復するや、明日は高知まで赴かねばならぬ故、重度の時差ボケを僅かなれど克服せんと、此処は多少なりと寝るべしと思えども、睡魔到来の気配皆無、然れば「呑んで寝るべし」と、冷蔵庫にて眠りし「鯨ハム」召喚、この一品をアテに赤ワイン嗜みし。

結局赤ワイン飲み尽くせど睡魔到来の兆しあらず、無情にも一睡も叶わぬ儘、高知遠征の朝を迎えし。