Nürnberg | 大ぼら一代番外地

Nürnberg

午前4時半起床すれど、ブログ執筆せんとするやブログ副作用たる猛烈な睡魔襲来、耐え切れず寝落ちすれば、午前6時起床。

 

 

連日朝飯にて体調急降下すれば、今日こそ節度と節制を旨に取捨選択せんとすれど、ついぞ豪華且つ珍しき代物あれば手を出す有様。斯くして今回も食後に苦悶せりとは云わずもがな。

 

 

道中弁当拵えんと、ドイツ産ハードコアキャベツの葉を数枚剥ぎ取り、チンマシーンへぶち込み蓮司2号にて8分加熱、それを刻み「赤の器 (中)」へ、先達て所望せし「鰯燻製」召喚するや、

 

 

ON! 更にレタスぶち込み、おろし生姜投下、斯くして「鰯ON(温)キャベ丼弁当」完成せり。

 

 

昨夜の夜食「蓮司のカツカレー温サラダ」残党もあれば、こちらも道中弁当とせん。

 

 

日本から持参せしスーツケースの脚が捥げ、新調せんと思えば、我等がMorganは隙あらば販売店訪ねてはスーツケース情報送り下さり、先日遂に購入に至れど、その夜のライヴ会場の楽屋にて、更にひと回り大きなスーツケース発見するや、その所有者にトレード申し入れ、見事成立させれば、結局新調されし白きスーツケースは一度も私の手が触れぬ儘、この青き巨大スーツケースとトレードされし顛末。ふとあの「江川事件」なんぞ思い出せば、この新たな巨大スーツケースを「卓(すぐる)」と命名せり。

 

 

午前11時、ホテルをチェックアウトすれば、一路再びドイツはNürnberg目指し爆走せん。然れど先日よりドイツ南部は洪水被害深刻なれば、本日はそのエリア通過余儀なくされ、果たして如何な様たらん。テレビニュースにて拝見すれば、広大な範囲が水没、水没せし家財道具等の夥きゴミが路上に捨てられにけり。

 

 

立ち寄りしガソリンスタンドにて、例の有料トイレへ赴かんとすれば、男子トイレは現在使用不可なりけりて、

 

 

屋外に設営される仮設トイレにて用足すべし。レジにて小銭払い鍵を拝借せねばならぬ仕組にして、せめて一度の支払いにて全員用を足さんとするは当然かな。

 

 

日本に於いては見掛けぬ雑草あれこれ。

 

 

途中突然大雨にも見舞われれど、須く快調に走行せり。

 

 

道中弁当「鰯ON(温)キャベ丼弁当」召喚・鰯燻製とは初なれど、これが思いの外大層美味にして、干物なんぞより遥かに優れ物かな。白眉たる鯖も含め、今夏は燻製マシーンを以て自家製燻製作りなんぞに興じんかな。

 

 

其処にハードコアキャベツに由る温キャベツ潜めば、主食代わりに食らう次第。仮令電子レンジ調理時間を2倍にせし処で、日本のキャベツの如き味わいと食感に及ばねば、結局ザワークラウト程度が妥当たらんや。然りとて今や「温キャベツ」は体に馴染む代物なれば、下手に炭水化物の類い食らうよりも体調芳しき。

 

 

洪水の痕跡。

 

 

道すがら立ち寄りしスーパーにて。今夜晩酌せんとの目論見から白ワイン1本と、残り日程にて嗜まんとパスティス1本購入せり。

 

 

既に夏至も迫れば、空に聳える入道雲、いとをかし。

 

 

今宵の会場たるZ-Bauへ到着せり。

 

 

今宵は、会場2階に完備されるツアーバンド用宿泊施設へ投宿せん。

 

 

バックヤードにてエイリアンと思しき発見せり。

 

 

今宵は90分セットを披露せり。セット中盤、突如私のギターの音が出なくなれば、今回のツアー開始当初より爆弾抱えるラインセレクターが元凶か。結局再び音が出れど、御陰にて後半は不本意な失策挽回すべく轟音無差別全方位全砲門大乱射にてほたえ捲れば、怒涛の疾走にて大団円へ至り幕。

 

[set list]

1. Dark Star Blues ~ Santa Maria

2. From Planet Orb With Love ~ Good-Bye Mrs. Uranus

3. Flying Teapot - including : In A session Not C ~ Om Riff From The Melting Paraiso U.F.O.

4. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade

5. Cometary Orbital Drive

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用掲載させて頂く次第、悪しからず。

 

投宿先たる会場2階のツアーバンド用宿泊施設へ戻れば、今宵はプチ打ち上げに興じんと、白ワインのアテに「鯖燻製」召喚、

 

 

大根おろし添え、いざ食らえば、疲弊摩滅満身創痍の全細胞に沁み入るばかり。

 

 

流石にアラ還ボディに、30連発は肉体的ダメージ深刻にして、数年ぶりに左肘痛が最終レベルへ達さんとすれば、握力失い往生こくばかり。更に腰痛と坐骨神経痛は日々進行中にして、既に90分のステージを達続けるも苦痛苦悶、そもそも演奏中に痛み感ずるとは、可成りの重傷ぶりなれば、何とか残り5発無事に駆け抜けたしと祈るものなり。

 

アメブロ仲間たるNANI君も投稿再開、今回のツアー中も並走投稿されんと思えばこちら
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