Glastonbury | 大ぼら一代番外地

Glastonbury

午前3時起床。昨夜はホテル到着するや否や即寝成仏に果てれど、結局睡眠時間が僅か2時間にも満たぬ儘に起床せり。肉体的疲労度は、未だツアー2週目なればほぼ皆無どころか、所謂「ツアーの身体」仕上がり絶好調なれど、実際に体感する疲労感半端ならず、ツアー最終週の如きにして、十八番たる夜更かし暗躍なんぞ論外甚だしく、果たして何故斯くも疲労疲弊せしか、炭水化物を摂取し得ぬ食生活も一因かと思われるも、全く以て謎なるかな。

 

目覚めれど疲労回復なんぞ何処吹く風、日々確実な疲労蓄積を実感すれば、皮下に堆積せし疲労に由る地層形成されん。然ればと昨夜のケータリングより失敬せしプレーンヨーグルト食らい、体調整えんとす。

 

 

昨日購いし牛ミンチ召喚、刻みし玉葱と大蒜と合わせるや、NANI君が廃棄されし即席麺に添付される粉末スープ拾遺し投下、ひと先ず練れば、昨夜のケータリングより失敬せし玉葱ペーストも召喚、

 

 

これも合わせ、

 

 

菊煉りにて練り上げるや、ビーフハンバーグ4個仕込み得し。

 

 

流石に冷蔵庫携行叶わねば、気温20度程度とは云え、生ハンバーグ保持は些か憂慮されて然るべし、然ればここは4個纏めて焼き上げるべく、電子レンジ用魚焼き器こと焼きマシーン召喚、2個ずつ並べるや蓋を閉じ、蓮司2号にて3分加熱調理、

 

 

斯くして見事焼き上がりし。

 

 

 

その傍らにて人参3本をしりしりに処し、

 

 

ハンバーグの肉汁残る焼きマシーンへぶち込むや、是亦先達てNANI君が廃棄されし即席麺に添付される粉末スープ拾遺せしを投下、蓋を閉じ、ひと先ず電子レンジにて3分加熱調理、蓋を開ければ溶き玉子投下、再び蓋を閉じ、蓮司2号にて1分加熱調理、

 

 

然れば電子レンジクッキング「人参しりしり」完成、

 

 

ハンバーグ2個と共に盛り付けるや、是にて「ビーフハンバーグプレート」堪能せり。然れどハンバーグ2個は些か多過ぎしか、結局1個平らげるにも苦労する有様、而して1個残せば備蓄食材軍へ配属されし。

 

 

隣のベッド上にはNANI君が幕営、NANI’s Kitchen開店せられし。

 

 

 

投宿先ホテルをチェックアウトすれば、Glastonburyへ向け一路爆走せり。車窓より仰ぐ雲の様、怪しくしていとをかし。

 

 

昨日までは、大英帝国かと信じ難き大快晴続きにて青空拝み得れど、今日は雨予報なればこその兆しか。

 

 

ツアー突入以来、日々の睡眠時間僅かばかりにして、車中にての転寝さ総じても精精時間が関の山、而して未だ2週間目に関わらず斯様な疲労感襲来すれば、遂に限界点に達せしか、車中にて大爆睡、休憩にさえ気付かず眠り転ければ、NANI君曰く「物凄い大雨でした」も露知らず、目覚めれば今宵の会場The King Arthurに到着済み。

 

 

今宵もSold Outなれば有り難き限りかな。

 

 

サウンドチェックも速やかに完了。エンジニアのブースは、何やら裁判所の証言台の如きをリノベーションされしか、オモロ気なるかな。

 

 

前回訪れし際は、奥の納屋の如きに打ち捨てられし神々も、無事救出されホール隅に鎮座されれど、

 

 

せやから云うてこれでええのか。

 

 

物を忘れる&失くす天才NANI君が、唯一持参されし長袖上着を遂に紛失、おニューの上着求め街へ繰り出さんとされれば、随行させて頂かんとす。

 

 

Gongファミリーの故郷たるGlastonburyなればこそ、ファンタジー満ち溢れる異世界へ踏み込みし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

偶然ジョンソンと邂逅、奇しくも私とジョンソンが衣類購入すれど、NANI君はスーパー発見するや「明日の上着より今夜の飯」と、鶏腿肉求め突入される浮気ぶり露呈、然れど鶏胸肉しかあらざれば断念、服屋も終業時刻迎えられ軒並み閉店されれば、二兎を追う者一兎を得ずの故事宜しく、結局目的一切達せられじ。

 

前回納屋の如きたりしが改装され、楽屋へ様変わり果たされれば、ビール等も届けられ、皆して乾杯。

 

 

晩飯はケータリングにして、界隈のインド料理屋にて各々所望すれば、私は辛さレベル最高なる一品「King Prawn Vindaloo (ライス無し)」所望せり。

 

 

なかなか刺激的な味わいにして、車海老もそこそこ沈めば釣り上げ、ビールのアテに堪能せり。

 

 

晩餐之圖。

 

 

今宵先鋒務めて下さりしは、前回同様老舗サイケバンドDeviant Ampsなり。宇宙音入りガレージサイケ風にして、流石は地元バンドだけあり、客席もやんやの盛り上がりかな。

 

 

 

今宵は95分のセットを披露せり。ステージ上の蒸し暑さ尋常ならねば、滝の如く大汗流しつつ、オールドヒッピー歴々が埋める客席を爆音絨毯爆撃、久々に最前列にてハイドパーク踊りも炸裂されれば、こちらも砂十島劇場幕開けにて恍惚天国へ強制連行、長旅の末に桃源郷に至しが如く、怒涛の疾走の果てスペースロックの王道「Silver Machine」カヴァーすれば、大団円こと集団法悦昇天へ至り幕。

 

[set list] 

1. Dark Star Blues 

2. Santa Maria 

3. Flying Tea Pot - including In A Session Not In C 

4. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade

5. Cometary Orbital Drive

6. Silver Machine

 

配信ライヴも行われしと伺えば、アーカイヴにて観戦し得らんと思えど、肝心のURL存ぜねば、悪しからず。

 

ネット上にてライヴ動画拾遺すれば、無断にてリンク貼らせて頂く次第、悪しからず。

 

 

投宿先たるホテルへチェックイン、先ずは定例儀式たる蓮司2号着陣之儀、加えてBGVたるテレビ起動するや、Motörheadのライヴ番組放送中。流石はブリティッシュロックの聖地かな。

 

 

「King Prawn Vindaloo」トッピングたる車海老のみ食らえば持ち帰りしを召喚、其処へ今朝拵えしビーフハンバーグ2個投下、更にはケトル様ダーク ノワール・ブラック・シュバルツ (只今までこの正式名称を不覚にも忘却すれば陳謝) 召喚、適量の水注水し玉子投下、起動し沸騰するや、蓋を薄ら開け沸騰状態維持、而して茹で玉子拵えれば、是亦投下。

 

 

ハンバーグは潰しカレールート混ぜ合わせれば、レタスも添え、斯くしてリサイクルクッキング「ビーフマサラカレー擬き」堪能せり。

 

 

なかなかの刺激ぶりに、蓄積せし疲労も相俟りしか、軽度のスパイストリップに陥るや即寝成仏。南無。エイメン。

 

アメブロ仲間たるNANI君も投稿再開、今回のツアー中も並走投稿されんと思えばこちら
ジョンソンのツアー日記はこちら
祥三君のツアー日記はこちら